ステアリングスイッチによるPWRスイッチ操作

たけっち工房のステアリングスイッチアダプターのマイナスコントロールスイッチ線を使用して、走行モードのパワーモードスイッチのＯＮ－ＯＦＦコントロールが出来るように配線加工してみました。

走行モードがＥＣＯモードで走っている時や通常モードで走っている時に急な追い抜きをしたくなったり、交差点で加速感が欲しいなとか思った時に、パワーモードボタンを探す手間が省け、またボタンを探すために視線を下げる危険行為もなくなるため便利かなと思いました。

まずはナビパネルを取り外し、ナビ周りのインストルメントクラスタフィニッシュパネルＳＵＢ-ＡＳＳＹ　ＣＴＲを取り外します。

配線をパネルから外します。

（整備書の一部抜粋より）

走行モード切替ボタン（ＥＣＯ，ＰＷＲボタンなど）の裏にある黒いコネクターが今回の施工箇所になります。

たけっち工房のステアリングスイッチアダプターの緑線（マイナスコントロールスイッチ線）をカプラーに差し込めるように先端を加工します。

もしくはエレクトロタップで配線に噛まします。

割り込み先はＧ１５黒カプラーの９番線、色は水色の配線です。

青が近くにありますので青ではなく水色（空色）です。

車種やグレード、年式等により違う場合もありますので施工の際はご確認ください。

水色配線に割り込みます。


（ここで３枚目の写真の青配線に割り込むとＥＶモードボタン制御できるようです。みん友さんのfmfmさんがヴォクシーＨＶで確認されました。2016/5/18追記）

いちおう抜けないようにテープで固定しました。

可動チェック中。

まずは停車時に標準モード⇔ＰＷＲモードが押すたびに交互に切り替わるかチェック。続いて走行時もチェックです。

ともに変な動作やエラーも無く、ハンドルのボタンを押すたびにパワーモードへと切り替わります。

これでとっさの時などにＰＷＲモードに入れてアクセルレスポンス良く走れるように設定する事が出来ました(^^)v

普段はエコドライブモードで走っているので、ＰＷＲモードに切り替わるとシートに背中を押しつけられるような加速感が味わえ、レスポンスが良くなったことを体感できます。

今回の施工で残念なことは、エコドライブモードからＰＷＲモードにした時に、もう一度スイッチを押すとノーマル走行モードになってしまう事です。ここでエコドライブモードに戻れば最高なんだけど・・。まぁ設定上、ＰＷＲボタンを押すのと同じ事なのでエコモードには戻りませんね。ＰＷＲのＯＮ－ＯＦＦ動作ってことで。

動画はハンドルボタンを押すたびに、ＥＣＯ→ＰＷＲ→ノーマル→ＰＷＲ→ノーマル・・と切り替わる様子が分かると思います。

ご参照ください。

なお、当作業に関してトラブル等ないと思いますが、実施する場合は自己責任で行ってください。コンピューターに直結する作業であるため、万が一のトラブルや事故時には当方では責任を負いません。

もし気に入られて施工した際は、成功事例や感想を聞かせてくださいな(^^ゞ

今回の発案に関してご協力いただきました、「みぃぱぱHVさん」と「たけっちさん」に感謝いたします。ありがとうございました。