ヒキのブログ一覧

寒い冬を越してこれから暑くなる季節、バッテリー交換を考えてる方も多いかと思います。

特に過去に苦い経験をしている私は、人がバッテリー交換しました！って記事を見つけるとついつい心配になってしまいますσ(^_^;)

お節介親父のバッテリー交換にまつわるちょっと苦い話を良ければ見て下さいσ(^_^;)


バッテリーは色々種類が有りますが、詳しい事は割愛させて頂きますが、下の画像のバッテリーはシールドバッテリーと呼ばれてる物で基本的にはメンテナンスフリー。



メンテナンスフリーバッテリーが有れば、メンテナンスが必要なバッテリーもある訳で、下の画像のタイプがメンテナンスが必要なバッテリーになります。
バッテリー液が減るので、液面をチェックして少なければバッテリー補充液を補充します。
キャップがフラットなのとそうでないのがあります。
だいたいが液面が見える様に横は白いケースになってます。






だいたいバッテリーを交換する際には、純正バッテリーと同じか性能が良いのに交換されますよね(*^_^*)


私もコペンには性能の高い55B19LというPanasonicのCAOSってバッテリーを付けてます。




こちらのバッテリーの記号の意味は

55が性能数値
Bが短い面の幅と高さと端子形状
19がバッテリーの長い面の長さ
Lが端子の位置を表してます。

こちらのバッテリーは細端子というタイプの端子が付いています。
細端子が有れば太端子ってのもあるので、自分の車のバッテリーの配線に付いてる端子のサイズに合わせて購入する必要が有ります。
たまに中古車で元々細端子の車なのに太端子に変えてあるのもあるので注意が必要です。（安い海外製のバッテリーを積んである場合に多いです。気が付かず適合表だけで購入すると合わない事があるので注意が必要です）

話がそれましたが細端子でも太端子でも根元にいくにつれて太くなるテーパー状の端子になってます。

長くなりましたが、ここからが苦い話の始まりですσ(^_^;)
みんカラが出来た頃、私は個人的に車のHPを開設しており、当時は珍しかったのか個人のHPなのに10万hit超のアクセスのあるHPでした。
掲示板も併設しており、良く整備やCustomの相談もされてました。
ある日 いつも拝見してます！バッテリーを交換しようと思うのですが、自分で出来ますか？ って女性の方の書き込みが…。

初めて書き込みされた方なので、相手のスキルもわからないのでどう答えようか躊躇していた。
気が付けば常連さんが そんなの簡単だよー！って交換の仕方を答えてました。

ありゃ！ヤバイ！大事なポイントを書いてない！

って思い慌てて追補したんですが、時既に遅し…。

先程書きましたが、端子は根元側が太く、先は細いテーパー状。
質問された方は先っぽで固定しようとしたのですが、なかなか固定出来ないのでどんどん端子のナットを締めこみ端子をダメにしてしまいました。

1度緩めて根元まで差し込んで、もう一度締めてみて！ってアドバイスしましたが、そこでも端子が締まりきらず緩々だとか…σ(^_^;)

近くなら直しに行ってあげようと思いましたが、かなり遠い地域なのでそれも出来ず。

結局ガソリンスタンドかディーラーに相談して！としか言えず、ガソリンスタンドで変形した端子を直してもらったそうです。

ことの成り行きを見ていた他の女性の常連さんから、何で最初からアドバイスをしなかったのか！ 責任は全部ヒキさんにある！！ こんな不親切なところにはもう来ない！というような内容の事を言われました。（正確には私ともう1人車に詳しい某氏の2人の責任だとか）

謝罪文を書き込み、HP閉鎖するつもりでしたが他の常連さんから常に掲示板を見てるはずもなく、間違えた答を書いた人も含めて責任は無いでしょう？ 趣味のHPに併設してある掲示板での話だから自己責任ですよ！閉鎖しないで下さいと。

まぁそんな苦い経験をしてますσ(^_^;)

実はバッテリー交換って簡単じゃ無く、実は危険を伴うんです。

前の方の画像でシールドバッテリーじゃ無いバッテリーを載せてますが、そちらのバッテリーは充電時には水素ガスが発生してるので、例えば端子の接続がきちんとされてなくそこで火花が飛べは爆発します！
爆発するとバッテリーの底が抜けて中の希硫酸が飛び散るので危険です！

また火災や火傷の恐れも高いので、バッテリー交換なんて簡単！簡単！なんて言えません。

バッテリー交換の基本的な注意点は…

1 車のキーはoffか抜いておく
2 バッテリーを外す時はマイナス端子から外し、次にプラス端子を外す。（プラス端子を外す直前までプラス端子カバーは外さない）
3 取り付ける際にはプラス端子を根元まで入れた状態で適正なトルクで締め、カバーをかける。次にマイナス端子を根元まで入れた状態で適正なトルクで締める。

キーをonにしてたり、端子を外す（取り付ける）順番を間違えたり、カバーをかけず工具を端子間に接触させたりすると火花が飛び、爆発事故や火災、火傷の原因になります。

逆にきちんと手順を守れば、比較的簡単な作業です(*^_^*)