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ダウンサイジングターボと言う名称を聞く様になってから、かなり経つ様になりました。

ターボ自体は元々省燃費として導入されましたが、どちらかと言えば排気量以上のパワーを追求するもので実際には燃費そっちのけで、一時期ターボ車が減ったくらいです。

近年元々その車のクラスに使われていた排気量より、小さな排気量のエンジンを積み減った出力を補う形のターボ車が出て、それがダウンサイジングターボ（エンジンを小型化したターボ車）と言われてます。

以前のパワー追求のターボの頃と比べて、エンジンの小型化（以前より小さく軽量化、気筒数を減らしたエンジンの開発）とフリクションロスの低減とトルク重視のタービン（電子制御で繊細なコントロール）で燃費の良いターボエンジンになってます。


じゃあさー軽自動車もダウンサイジングターボにすれば良いじゃん！と会社で言われましたが…



残念ながら軽自動車には、ダウンサイジングターボがありません。
前では触れませんでしたが、ダウンサイジングターボにはもう一つメリットがあるんです。

軽自動車の660ccの排気量を例えば400cc（トルク重視で一気筒あたり200ccの2気筒エンジンと仮定）にしてターボを積んで現在の出力を出す事は不可能ではありません。

が…


そこまで燃費向上が見込め無い事と、登録車と決定的に違う事があります。

それは税制面。

例えば登録車2000ccクラスの車両に1500ccのダウンサイジングターボエンジンを積んだ場合（2019 年10月1日以降の新税率）

1500cc超〜2000cc以下　36000円

1000cc超〜1500cc以下　30500円

と5500円安くなります。



軽自動車は排気量を小さくしても税率は変わりません。

燃費は特別良くない
車両価格は高い
税制面で優遇は無い
エンジンの振動が大きい

なので軽自動車にはダウンサイジングターボが無い（作らない）んですねσ(^_^;)

さて、ダウンサイジングターボの話が出たのでついでに…

先日アップしたトヨタ純正オイルの話。

SN グレードにPLUSが付いてる！

最初私も何？PLUSって？？と思ってちょっと調べてみました。

簡単に言えば…

ダウンサイジングターボのほとんどが燃費向上の為に直噴ターボを採用。

ところが直噴ターボエンジンは低速異常燃焼（LSPI…Low Speed Pre Ignition）を起こす事があり、エンジンにダメージを与えるそうです。

その原因となるのがエンジンオイル（添加剤）だそうで、SN PLUSはLSPIを防止した性能を有するエンジンオイルという事らしい。

技術は日々進歩してますね！
たまにはちょっと調べて、新しい知識を身に付けなきゃ(^◇^;)