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2018年11月17日

アンチダイブ、アンチスクワットとはなにか。

アンチダイブ、アンチスクワットとはなにか。 アリエル・アトム4でジオメトリが見直され、アンチダイブ、アンチスクワットの性能が上がった…とリリースコメントにはあるのですが、「そのアンチダイブ、アンチスクワットとはなんぞや?」という疑問に対してWEBで出てくるのは難しい説明ばかりで、なかなか感覚的につかめません。

なので、ようやく個人的になんとなーく掴んだ部分をまとめて書いておきたいと思います。

アンチダイブ、アンチスクワットという言葉からなんとなく
「あー、あのブレーキの時にフロントがガクンと沈んだりフルアクセルで鼻が上がったりするのを抑えるのね。」

ということはわかると思うのですが、ではどうやってそれを達成しているのでしょう?

alt
結論から言うと、アームの取付角です。

上の赤いものが従来のアトム、下の青いのが極端に書いたアトム4です。
アトム4の写真をよーーーーく見るとわかりますが、ウィッシュボーンのアームのマウント位置が水平ではなく、前後方向にハの字になってついています。(アトム3.5に比べて数センチずつずれている)

・赤いアームでは、ブレーキをかけると重心がタイヤを追い越そうとして結果的につんのめる形でフロントサスが潰れ、リアサスが伸びます。

・青いアームではボディに関しては同じことが起こるのですが、アームの取付角度から、ブレーキ方向へタイヤがサスを引っ張り、サスペンションへ逆の力を与えます。結果的にサスペンションへかかる力が相殺され、クルマの姿勢が安定します。

つまり、このハの字の角度次第で、サスペンションにかかる力を調整できるわけです。
ブレーキやアクセルでサスが潰れるのを待たずににタイヤを潰すことができるわけで、ブレーキレスポンス、アクセルレスポンスは向上します! その上、路面の凸凹からくる振動はふつうに吸収できるわけで、サスを固めただけのセッティングとは違い「乗り味は柔らかく、コーナーではクイック」という矛盾した性能向上を達成するジオメトリでもあります。

…が、クルマの姿勢が安定している状態からタイヤの限界を超えるといきなりスピンということもあるわけで、やりすぎると乗り味はピーキーになりそうです。(S2000の前期モデルなどはこのハの字を攻めたセッティングにしすぎていて、ピーキーになっていたとか)

そんなわけで、詳しい人から見ると間違っているかもしれませんが、僕の中で腑に落ちたイメージを説明してみました。

ブログ一覧 | ariel atom | 日記
Posted at 2018/11/17 15:40:08

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