
西伊豆 大田子海岸夕日、富士山三昧 一泊二日ドライブ
ご無沙汰しておりました。昨年10月、「信州オフ」以来のブログとなります。公私共にバタバタでみんカラ放置状態。みん友さんのブログ、つぶやきにイイね!出来ずご無礼致しました。リハビリ兼ねた5ヶ月振りのブログは超久し振りに取れた休みを使っての西伊豆ドライブの巻!
幾度か西伊豆は訪れていますが、晴れていても富士山が見えた事が無いんです。今回雲はかかっていましたが、綺麗に見えました。嬉しくなって富士山の写真ばっかのブログです。RAW現像無し、撮って出し埃なども除去してございません。📷複数台にて縮小もバラバラとなっております。悪しからず。
タイトル画像は西伊豆観光協会PR写真引用
この季節は春霞に花粉に黄砂と遠景は霞んでおりますが、ご容赦ください。
朝5時半出発!今回の相方はオリヴィア。忘れ物無いんか?
三遠南信道~第二東名~清水JC~東名
由比PAから富士山
沼津市西浦から富士山と南アルプス
北岳、間ノ岳、荒川岳、赤石岳、聖岳。伊豆から南アルプスが見えることを知り感動。
沼津市西浦木負を通る度に思い出します、気品ある姿で浮かんでいた日本初のフローティングホテルスカンジナビア号の事を!バイキング料理ってのもスカンジナビア号から学んだなぁ!尾根遺産と通る度、「ホントは此処に予約入れたんだけど満室で取れなかった」と亭のイイ嘘で沼津IC界隈の安ラ〇ホに泊まったなぁ~と!☟web引用画像

(スカンジナビア号は1927年スウェーデンで「ステラ・ポラリス号」として建造された豪華客船で、戦時中はナチスドイツに接収されたが戦後いち早く復帰し、世界中を航海したクルーズ船。1969年日本に売却され沼津市西浦木負に係留。1970年伊豆箱根鉄道が船名を「スカンジナビア号」に変更しフローティングホテルとして開業し2005年3月31日まで営業された。バブルピークの1990年には船内のレストランだけで年間6万に人を収容しこの年だけで10億3000万の売り上げを記録したと伝えられています。バブル景気終了後の消費低迷などもあり、船体維持にかかる膨大なコストを負担し続けることが難しくなった伊豆箱根鉄道は、2005年にスカンジナビアの営業を終了しました。その後、スウェーデンへ売却が決まり2006年8月31日、曳航される形で木負を出航したが9月2日午前2時頃、和歌山県潮岬沖約3kmの海底72mに残念ながら沈没しました)
大瀬崎、大瀬神社越しの富士山。此処は人気のダイビングスポット!神社下の白い建物はダイビングショップ。オレンジのツナギの方々は海猿で脚光をあびた海上保安庁特殊救難隊。訓練中の様でした。
大瀬崎の先端に位置する神池は、最長部の直径が100メートル程の池で伊豆七不思議の一つに数えられています。

何が不思議かというと海から最も近いところでは距離が15メートルほど、標高もおよそ1ないし2メートルしかなく、海が荒れた日には海水が吹き込むにもかかわらず淡水池であり、コイやフナ、ナマズなどの淡水魚が多数生息しているということ。
昔、富士山の麓で田植えをするとこの池の水が濁ると言われ富士山から伏流水ではという仮説があるとか。一方、海水面の上下に従って水面の高さが変わるとも言われており、何故淡水池であるかは明らかにされていません。しかし神池は、「神域である」という考えから、調査が行われた事は無くその理由も解明されていないとのこと。
大瀬崎一帯は、約百三十本のビャクシンに覆われ、樹林を形成しています。ビャクシンの樹林としては日本の最北端。ビャクシンが自然発生のまま、このように群生している所は、全国的に見ても稀とのこと。
樹齢千年以上と思われる老木も見られるこの樹林は、昭和7年に「大瀬崎のビャクシン樹林」として国から天然記念物に指定されています。
大瀬埼神社の御神木のビャクシンは樹齢1500年以上(推定)。夫婦木2本が一つとなり力強くねじれ曲がっています。幹にしっかり触れパワーを貰って来ました。
大瀬埼越しの富士山
煌めきの丘
この時期は菜の花畑と井田の集落を眼下に一望できます。駿河湾が広がり、富士山を望み眺望は最高です。菜の花畑には「井田」の文字が見えました。只、もう花は終わりで疎ら状態。帰路で通った時は、トラクターで打ち込まれ文字も花も有りませんでした。
大瀬崎方面から戸田方面に向かう場合は煌めきの丘駐車場は右側になりますが、左ブラインドコーナーなので、入る時は対向車(特にかっ飛んでくるバイク)に十分注意して下さい。
駐車場脇の菜の花と富士山
出逢い岬。御浜岬側

戸田集落少し手前、県道が下り始めた位に有り、戸田港や御浜海水浴場、富士山が一望できます。眺めは本当に綺麗で好きな景色です。富士山、戸田の街並み、御浜岬、達磨山、三保の松原、静岡側ビル群など最高の眺望です。
煌めきの丘同様に戸田方面に向かう場合は駐車場は右側になりますが、左ブラインドコーナーなので、入る時は対向車(特にかっ飛んでくるバイク)に十分注意して下さい。
戸田灯台と富士山
御浜岬越しの富士山
ランチは松崎町「久遠(くおん)」さん
昨年西伊豆訪問時にスケージュール的に合わず悔しい思いをしたので、今回は是非共とランチ一番客でと開店15分前に到着。鮨屋として見た外観は高級感を醸し出しお高そうな雰囲気。平成26年開店と新しいお店なのに古民家から移したのか古い瓦が使われており、蔵の扉と思われる重厚な渋い引戸その上には古く太い梁。引き戸を開けて店に入ると和洋モダンのとても素敵な店内。入ってすぐに4人掛けテーブル1卓、カウンター4席、小上がりには4人掛け×3卓の座卓。カウンターに面して調理場、暖簾の奥にも調理場。会話を邪魔しないいい感じのBGMが流れています。大将の包丁さばきが見られるカウンター脇の席へ。
松崎町をこよなく愛する大将が、東京のすし店で修業を積まれ故郷で開いたお店だそうです。
江戸前鮨を継承し一品一品に仕込の丁寧さが感じら洗練された味わいで美味しいです。シャリは人肌の温度で握りもいい塩梅、ガリも手作り、アナゴはもちろん、玉子焼きまでしっかり仕込をされていて美味い。しかし江戸前鮨と聞くと敷居が高そうと…。いえいえアットホームな感じで、大将に女将さん共に話しやすい。瓦、引き戸、梁は大将のご実家の蔵を解体する時に移築したとかFacebookの掲載写真の裏話や松崎愛のお話などフランクな会話が楽しかったです。お客様一人一人に丁寧に対応されている大将に女将さん、スタッフの対応に人柄が感じられて幾度となく訪れたいと感じました。
頂いたのは、特上鮨 鮨十貫・巻物一本・厚焼き玉子 3,780円と相方は刺身膳 2,160円
都内の江戸前鮨を考えれば激安。美味しゅうございました。又、伺わせて頂きますね。
松崎の風情を代表する「なまこ壁通り」
松崎から雲見へ向かう道すがら大島桜と富士山
ツタが絡んでごちゃごちゃしてますが、春らしい桜と富士山が撮れる唯一の場所でしたので取り敢えず貼っておきます。
雲見海岸 スフィンクス岩と富士山

どちらかというと、スフィンクスというより犬のプードルに見えてしまうのはREOだけ?
牛着岩(うしつきいわ)と富士山

文化13年(1816年)。雲見に大洪水が起こり、十数軒の住居が流されたり埋まったりと大変な被害を出しました。その際、家畜も海に流されてしまいましたが、牛が岩に流れ着き生きながらえていたため、この岩を「牛着岩」と呼ぶようになったのだとか。
堂ヶ島遊歩道
高台に居たREOは良かったのですが低めの遊歩道を歩いていた学生風の男性3人はこの波でずぶ濡れ。

国指定天然記念物である天窓洞があり遊覧船も有りますが、この日は波が強く運航中止。堂ヶ島はいくつもの奇岩が並び、西伊豆の景勝地としても有名です。その景色の美しさから「伊豆の松島」とも称えられています。白く美しい海岸線は、伊豆が南の海の海底火山だった頃の名残だそうで、伊豆と本州の衝突によって隆起し、その後の浸食によって姿を現したとのことです。安城岬から瀬浜にかけての約2kmの範囲を指して「堂ヶ島」といい、「堂ヶ島」という名前の島はありません。
カネサ鰹節商店

ここの鰹節は「本枯れ」(田子節)と呼ばれる水分を飛ばした最高級品ですが、価格は良心的お値段です。

田子節の製造方法は、350年前とほとんど変わらず古来の焙乾製法「手火山式焙乾法」や6回以上のカビ付けと日干法を繰り返す発酵工程により、仕上がるまでには約半年の手間と時間がかけられ鰹節本来の美味しさが凝縮した田子節が作られているのとのことです。

事前に申し込めは工場見学も出来るようです。写真はweb引用。
大田子海岸の夕日

日本一の夕日とも称され写真好きの聖地とさえ言われているそうですが、おとぼけREOは今回の旅行前に観光協会のホームページで知ったレベルのなんちゃって!今回の旅行で一番のお楽しみですが、リサーチも全く無いので写真にならなくても綺麗な夕日が見られれば良しとするレベル。島説明など冒頭3枚はweb引用。
大田子海岸には「田子島(男島、女島)」や「メガネッチョ(ゴジラ岩)」と呼ばれるゴジラに見える岩もあります。これらに絡んで太陽が沈み絵になる写真が撮れるのが、春分の日と秋分の日との事です。
春分の日と秋分の日の前後は大混雑。この日は日没18:01、2時間半前に到着するも既に三脚の数は100本以上有ったと思います。沈む場所が特定できないのでフレキシブルに対応できるのか☟この風景の見える撮影ポジションが一番人気っぽかったですね。

遅着チキンハートREOの取ったポジションは☟。

向かって一番右端の不人気場所。これじゃゴジラ岩に夕日が沈まないと絵にならんなぁ~!と思いつつ実は此処イメージしたポジション。広報に依頼されたプロじゃないし初トライだから失敗ヘッチャラ何処に沈んでもイイヤ!の余裕。相方さんは車で待機させるもREOは2時間寒風と潮風に晒され身体の水分奪われ唇カサカサ、正にアジの干物気分。
日没45分前にふと思った!同じく夕日スポットお隣黄金崎は3km行けんじゃね!と!三脚残し場所確保し黄金崎へスーパーダッシュ5分で到着、展望台へ瞬間移動し1分足らずで撮った正に黄金色の「馬ロック」が☟。右奥に夕日に染まった富士山も綺麗でした。
大田子海岸へ戻るも潮は満ち風は強まり海水が吹き上がりカメラorレンズに塩水が掛かる最悪条件。多くの皆さんが1m後方の土手上へ避難するもREOはダウンの袖にレンズを通し簡易ジャケットにし三脚外し相方さんに波のブレイクタイミングを伝えさせ飛沫が飛ぶタイミングは懐へカメラを隠し手持ち撮影で、撮ったのが☟このショットゴジラ岩に夕日が被りました。
夕食の準備の関係で18時までにチェックインをと!言われていましたが、事前に電話し承諾いただきホテルに向かうも車のライトが無いと走れない状況なのに見上げるとマジックアワーに浮かんだ富士山!撮るしかないでしょと📷
宿泊ホテルは、土肥温泉。金目、アワビ刺身に煮付けの海鮮尽くし、大変美味しゅうございました。
帰路は同じコースの戻りですので、昼食と沼津港で買ったキンキ、タチウオ、金目鯛干物の内キンキの画像をupしてブログは割愛。
大お気に入りの西伊豆近々にでも行きたい位!誰か「伊豆オフ」企画してくれないかなぁ?
長々御付き合いありがとうございました。
追)因みにパツキン素敵な尾根遺産は、硬いブログを吹き飛ばすネタ!!!1枚目は以前も使ったweb引用画像で神池画像は観光でイギリスからお越しになっていた若奥様です。REOはちゃんと奥方サービスの旅行でした。