メーター赤針加工/針カバー分解手順

以前赤針化したメーターですがちょっとズレている部分があったので直しました。

赤針化したいけど針の破損が怖いという方の参考になれれば嬉しいです^^

今回の作業は針の裏側にもカバーのついているスピードメーターです。タコメーターも同様の方法になります。燃料計と水温計は裏にカバーがついていないので比較的簡単です。
メーターの分解手順は他に紹介している方のホームページなどを参照して下さい。
尚、私の作業方法はメーターから針をはずさずにカバーのみをはずしてフィルムを貼る方法です。針をメーターからはずしてしまうとメーターが狂ってしまうそうですので御注意を・・。


※用意するもの
・ピンセット1本
・ハサミ
・カラーフィルム
・水性糊
・ティッシュ


※破損しやすい作業ですので、参考になさる方は自己責任でお願い致しますm(_ _)m

まず写真の○印の部分から手をつけます。
針の裏側の金属製カバー(以下、裏カバー)のツメが4箇所ありますので、最初に片側2箇所のツメをピンセットを使ってミゾから落とします。
針を覆っているプラ製のカバー(以下、表カバー)は多少弾力性があるので、少しくらい歪めてもパキッと折れることはないです。

片側2箇所のツメをミゾからはずしたら、反対側の2箇所も同様に作業します。4箇所全部のツメがミゾからはずれたら、針の先端部分方向に裏カバーを引き出します。ピントがボケていて申し訳ありませんm(_ _)m

裏カバーをはずしたところです。4箇所のツメがお分かりいただけると思います。

※写真は針先端が透明のままになってしまっている失敗例です^^；

裏カバーをはずしたら次は表カバーをはずします。表カバーは3箇所にツメがあります。
両手親指で表カバーを押さえ、人差し指の爪で写真のように表カバーのツメがある部分をちょっと曲げるとはずれます。

表カバーと裏カバーがはずれました。
表カバーは○印の3箇所にツメがあります。

私が使っているカラーフィルムは文房具店で売っているペラペラのものです。入手性は良いのですが糊を塗りすぎると波をうったようになってしまいます。
このフィルムだと一度で綺麗に貼れることが少ないので、縮れてしまったり波を打った場合は剥がしてやり直します。剥がしたときは針の上に水を垂らし、ティッシュで綺麗に拭き取ったほうが良いです。
糊はホンの少しだけ塗布したほうが綺麗に貼りやすいです。

カラーフィルムを貼ったら表カバーを戻します。
裏カバーの取り付けはちょっと面倒ですが、写真のようにメーターを下側に向け、大体の位置に乗せておくとラクです。
片側2箇所のツメをミゾに嵌め、もう片方の2箇所のツメを上からピンセットで押します。カチッという感触があるはずなので、うまく位置を合わせながら戻します。