COMTEC HDR-951GW
COMTEC製ドライブレコーダー、HDR-951GWです。
これまで同じCOMTEC製のZDR-013を使用し、カーレーダーのGPSを利用した速度・位置記録や、カーレーダー連携によるHシステム画像表示機能を利用していましたが、室内画像の記録ができないことがネックとなっていました。
本機は前方カメラ、車内カメラの2カメラ構成となっており、前方はFullHD(200万画素)、車内はHD(100万画素)記録ができます。
また、車内カメラは赤外線を利用した記録もできるため、夜の暗い車内の撮影も可能となっています。
その他、運転支援機能として、前走車発進、前走車接近、車線逸脱警告といった画像を利用した各種案内が可能となっています。
車内のカメラは赤外線によって暗くても撮影可能ではありますが、100万画素のため解像度が少し低めであり、映像としてのクッキリ感は少し足りないように感じました。
前方カメラはFullHDであり、WDRで記録されるため、映像はクッキリと見ることができます。
運転支援機能を利用するには「水平線」「ボンネット先端」「車種(カメラ高さ)」の調整(キャリブレーション)が必要です。
しかしながら、キャリブレーションを出しても支援機能の感度はカメラの取り付け位置と角度に左右されます。
まず、取り付け位置(高さ)は、セダン(1.2m)、コンパクトカー(1.4m)、SUV(1.6m)、ミニバン(1.8m)、トラック(2.2m)から選択することになるため、指定できる高さから大きく外れない位置に取り付けることが条件となります。
また、前方カメラは水平もしくは僅かに下向きの角度とすることが条件となります。 この角度が水平よりも上向きになると、感度が落ちてしまいます。
前走車発進機能は、信号待ちなどの停車時に、前の車が発進したときに音声等でお知らせがあります。 前の車が2~3m移動するとお知らせが鳴るので、前の車からさほど遅れずに発進しても鳴ることになり、人によっては鬱陶しいと感じるかも知れません。
また、この機能は夜間でも同様に動作しますが、どちらかと言えば昼間よりも夜間の方が感度が良いように感じます。
加えて、脇道から出るときや信号待ちで前を車が横切ると前走車発進を誤報することがあり、判定の精度は微妙です。
前走車接近は、60km/h以上で走行中に、前の車との車間が狭くなると音声等でお知らせがあります。前の車との距離が長くても短くても、接近するとお知らせが鳴りますが、アンダーパスのような場所では、下り→上りに変化しようとするときに路面を車の接近ととらえたり、カーブで隣の車線を走る車に反応したり、2車線道路で対向車線の車に反応しての誤報が発生します。
車線逸脱については道路上のラインが薄かったり、交差点でラインが切れての誤報を除けばほぼ誤報はありませんが、車線変更で鳴ることもほとんどななく、機能としては未知数です。
本体液晶には、前方・車内・前方+車内の3つを切り替えで表示できます。私は普段室内を表示するようにして運用していますが、何分液晶が小さめなので、もう少し視認性が良いとありがたく感じました。
本体からビデオ映像を取ることもできるため、外部モニターに入力することで改善することができますが、外部モニターの設置位置などの工夫も必要となります。
運転支援機能は微妙ではありますがまずまず使えますし、ドライブレコーダーとしての基本は十分備えて居ますので、★4つとします。
購入価格 | 9,800 円 |
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入手ルート | ネットショッピング ※中古 |
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