デジタル調整
1
昔からいろいろデジタル調整を試していましたが、自分でもまとまっていなかったので整理しました。
2
@イコライザー調整
目標:原音再生をしたいので、ホワイトノイズでEQがフラットになるようにEQ調整する。EQ調整がなるべく少なくなるように、CO、音圧を合わせる。
普通は下げる方にのみイコライザー調整するみたいなのですが、自分の場合は上げる方も使っています。
測定方法(測定器使用)
・運転席にいつも座っているような状態に座る。
・耳穴近くにマイクが来るようにセットする。(マイクは前向き)
※注意、左、右、T、UどれからでもOKです。
初期設定:TA無、EQフラット、位相は正、COはメーカー推奨値。
ソースはホワイトノイズ。
①左片側のT
1.EQ調整が少なくなるように音圧を調整。
2.EQ調整する。
②左片側のU
1.①と同じやり方をする。
③左側のT、U
1.EQ調整が少なくなるようにCOを調整する。
2.クロスしている場所のEQを微調する。
④右側を①~③同じようにやる
⑤4KHz近辺の調整
最後に4KHz近辺は耳が敏感なため、下記の値下げます。ラウドネス曲線より
2500Hz -2dB
3150Hz -4dB
4000Hz -4dB
5000Hz -1dB
こつ
1-車の場合は、ウーファーは内装に隠れて音像がはっきりしないので
なるべくであればツイーター(スピーカーが丸裸)に多くの帯域を持たせられるようにする。ウーファーをアウターバッフルにするのが一番良いです。
あまり持たせて、破損しないように。その点、BEWITHのスピーカーは800HZぐらいまで任せられるので音像に有利。
3
@タイムアライメント
目標:音像が目の前にくるようにする。
定在波(耳につく音)がなくなるようにする。
自分の耳で。
①左右両方のT
ツイーターに任せている帯域スポット信号をだし、音像が目の前に来るようにTAを調整。
右スピーカーの距離を正確に測り、左側で音像の位置を調整すると良いかも。
音像がある程度決定したら、各周波数のスポット信号を出し、耳に付く音があればTAを微調整する。
②左右両方のU
これが大変です。定在波の調整もする。
1.基本は、左スピーカーの距離を測って固定。
2.スポット信号を出し、定在波(耳に付く音)を確認。(800Hz、400Hz、200Hz、100Hzかな~)
3.定在波がある周波数は、その名前のごとく定在しているため、基本的にはTAを調整しない
かぎり動かない。耳に付かないようにTAを調整する。
4.右のみの調整だけでは、たぶん定在波を処理できないので、左も調整する。
いろいろな周波数試しながら、また、TAを動かしながら耳につかないようにがんばる。
5.定在波の調整もしつつ、200Hz以上は音像が目の前にくるようにTAを調整。
6.最終的にどうしても、定在波を処理できない時は、EQで耳に付かないように左右どちらかを調整する。
この時に、位相も混ぜながら調整できるともしかしたらうまい具合にいけるかもしれません。ただし、イコライザー調整もしないといけませんが。
③最後に、左右両方のT、U
すべての音を出して、スポット信号を出して確認。
クロスしている個所は、多少音像が変かもしれなのでTA微調整が必要かも。
写真は、今回の設定値です。参考までに
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