ブレーキフルード交換

透明なチューブをキャリパーのブリーダーにはめます。
ブリーダーのボルトは閉めたまま。

マスターシリンダーの蓋を開けてある程度古いフルードを吸い取ります。

ブリーダーのボルトを開けて新しいフルードを入れながらブレーキレバーをゆっくり握っていくと古いフルードがブリーダーのチューブから排出されます。

古いフルードの変色や劣化具合を見たかった為、オイル処理箱にそのまま排出する前にペットボトルの中に排出しました。
(新しいフルードは無色透明)

ブリーダーのボルトは完全に開いてないと排出されにくいのでこのようにスパナを解放ポイントで引っ掛けました。
こうするとレバー操作とシリンダー内の液量確認に集中出来ます。
完全に古いフルードが抜けたら、ブリーダーのボルトを閉め、新しいフルードをマスターシリンダー内のアッパーラインまで注ぎます。

ブレーキレバーを握ったまま、ブリーダーボルトを開きます。
気泡混じりの液体がジュワッとチューブから確認出来ます。
そしてブリーダーボルトを閉めます。
そしてブレーキレバーを戻します。
シリンダー内の液量をロウライン以下にしないようにフルードを補充しながらその動作をひたすら繰り返します。
(万が一、ロウライン以下になったのを気付かずシリンダー内のフルードを空にしてしまった場合、エアを吸いますので一からやり直しです)

繰り返してるうちにスカスカだったブレーキレバーも硬さが戻りはじめ、気泡も出てこなくなります。
完全に気泡が出なくなったらブリーダーボルトを指定トルクで閉めて、マスターシリンダー内のフルードをアッパーラインまで補充して蓋をしっかり閉めて完了です。

ま、サービスマニュアル受け売り通りの作業です(笑)

フルードは安物ですが、半分くらい余ってしまいました。
処理箱に捨てようとも思ったのですが勿体無いので次回やる時にフラッシングにでも使おうと思います。