2014年04月22日
BMWアルピナ E36 B8 4.6 クーペ 2005年の話 その1 「ミシュランパイロットスポーツをバーストさせてしまったぁ!」
こんにちは。しんぼぽんこです。今回は、2005年のお話で、B8 4.6 のパイロットスポーツを不覚にもバーストさせてしまう話です。タイヤの残り山は3分山位でした。
とある週末、独りでドライブに行く機会があり、舞鶴市内にある市場へブリを買いに行くことにしました。往復350キロをほぼ下道で走破します。
自宅を出て、少し走ってなんだかハンドルが右に取られるなあと感じましたが、この時点でよもや右後輪に釘が刺さってるとは気付かず…。
100キロ走破。
丁度旅路の半分を過ぎ、景色は見渡す限りの田んぼの県道を走っています。クルーズコントロールをオンにして巡航しながら、やはりハンドルが右に取られるなあと感じます。停車してチェックすべきですが、お目当ての舞鶴のさかなが売り切れていたら嫌なので、もう少しもう少し〜と駒を進めます;^_^A
さらに20キロ走った位でしょうか。先刻より交通量が増え、前後6〜7台クルマがいたと思います。それは、突然でした。
パンッ!!
ガタガタ!ガタガタガタガタ!
((((;゚Д゚)))))))
一瞬なんのことか分からずタイヤが地雷原に飛び込んだのかと思いましたよ(; ̄ェ ̄)
操舵が急に重くなりハンドルは右にねっとり取られていきます。
「間違いない…バーストだ!バーストさせてしまったんだ!」
時速50キロ程度の流れでしたので、後続に迷惑をかけることもなく、また幸い数十メートル先にクルマを寄せれる空き地があったのでそこに停車させます。
しかし高速道路でなくて良かった(°_°)(°_°)
クルマを降り、タイヤを見ると右後ろのパイロットスポーツが見る影もなくサイドウォールが潰れ、もう完全に破れています(°_°)(*_*)(*_*)
プーンとゴムの焼けた臭いがし、パンクを通り越してバーストさせてしまった我が身を悔います。
しかぁし!パンクごときで、JAFの世話にはなれないよ!と取説を出して、自らスペアタイヤ交換にチャレンジします!
E36当時はスペアタイヤも装着品と同じものがついていますので、交換後も同じように走行できます。このE36アルピナB8にも純正品がきちんと格納されていました。
はい!純正品!!
フロント用のタイヤホイールがそのまま格納されています!(*^o^*)
アルピナホイールにパイロットMXX3がスペアタイヤです!
凄いですよね。(°_°)
買うときにチェックして以来、さわっていませんでしたがまさかお世話になるとは!すこしワクワクしながら歯止め〜ジャッキアップへ。
大切な歯止め…。持ち合わせがなく、その辺から大きな石を持ってきます(*^o^*)
取説をみると、E36のジャッキはサイドスカート側面に二点あるジャッキポイントに横から突き刺して使います。変わってますね〜。サイドスカートのジャッキポイントカバーをコインを使って開けるのが結構楽しかったり。(ちなみにE46は、標準的な下から押し上げるタイプです。)
ホイール脱着は要は力仕事ですから割愛しますが、いつやっても面倒なのがアルピナホイールのセンターカバー脱着。
E36アルピナのタイプでは、センターホイールカバー用のキー、キーホールカバーのつまみを持ち上げる金具、この二つが無いと、ホイールボルトやエアバルブへのアクセスすらできません!(; ̄ェ ̄)
ホイール盗難防止のためだろうとは思いますが、空気圧調整をするだけでもカバーを脱着しないといけないので、大変面倒です!
またさらに、キーロックを解除して差したキーを軸にしてセンターホイールカバーをひねって脱着するのですが、脱着するのはともかく装着するときがかなり難儀です。位置合わせがきちんと出来ていないとはまらないんです(T_T)
何度、ホイールカバーキーを捻じりそうになったことか(T_T)
私、月一のペースでホイールカバー脱着&空気圧チェックをしていたので、火事場ながら、今回のホイールカバー脱着はスムーズに行きました。ただ、ホイールカバーのキーを自宅に忘れていた!となると、大惨事でした!!積車を呼ぶしかありませんからね!
そんなこんなで40分ほどでスペアタイヤに交換し、バーストしてぐちゃぐちゃになったパイロットスポーツをトランクに格納。心機一転、舞鶴市に向かいます。市場に着いたものの、お目当てのブリは売り切れてしまっておりアンコウを買って帰った記憶があります。
手洗いでも取れない位に真っ黒に薄汚れた手でハンドルを握りながら帰路につきます。途中から雨が降り出し、バースト修理をした地点を通過する頃には、本降りになりました…。
修理地点を通過しながら、帰路雨の中、タイヤバーストをしなくてよかったと胸を撫で下ろします。
降りしきる雨の中、ある程度アクセルを開けるとタイヤの山が違うせいか微妙に左に流れ、アクセルワークをいつも以上に慎重にしながら自宅を目指します。
振り返れば、パンクの段階で気付かずタイヤ一本オシャカにしてしまいましたが、アルピナの様な立派なクルマをフツーの移動手段として利用し、そこで起こったタイヤバーストというトラブルに自分自身で対処できたことは、なんだか励みになりましたね。
あれから9年経った現在もこの県道脇の空き地は健在です。今も年に2〜3回はここを通ります。通過するとき、「あ〜ここでB8のホイール交換したなあ〜(T_T)」といつも思い出しますね。
みんカラの皆様におかれましても、こんなクルマにまつわるトラブルを回避した場所って記憶に残ってませんか??(^_^)
次回は、バースト後の話を予定しています。読んでいただきありがとうございました。
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E36 ALPINA B8 4.6 coupe | クルマ
Posted at
2014/04/22 17:11:55
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