フェラーリ488GTB の話 その12 2020年「思い出はトロリーバッグの中へ」

こんにちは。しんぼぽんこです。フェラーリ488GTBの話を続けます。

いきなり前回の続きから参ります。初見の方は前回からお読み頂ければ幸いです。。

…担当セールスより458の提案を受けました。。Italia(クーペ)です。

みなさま意外かも知れませんが、実はあまり気が進みませんでした。

やはり488GTBは気に入っていますし、なにより車両が旧くなるところに懸念がありました。(2019年式の新車GT3RS→2018年式の中古488GTBと来ています。せっかく最新に乗れていたの旧くしてしまう)また、制約が多いながらも（笑）新車保証が継続できる車両を希望していたこともあります。

この458Italiaは後期型で7年メンテナンス満了すぐのクルマ、保証は認定中古車保証(基本エンジン、ミッションだけ→驚愕！！)やはり458Italiaだと先の条件は経過年数からしても物理的に満たせないわけです。

488GTB→488GTBでも良いのですが、今のは2018年とほぼ最終に近い年式(2019年式GTBは存在するがわずか)で、488GTB内で乗り換えしても高確率で旧い車両になり新車保証期間満了車になってしまう。。またオプション多め車両を購入していたので同数オプションが付いている車両がない。。(例えばエアダクトカーボンはマストとか個人的こだわりが…笑)

じゃあ、新しめの他フェラーリとなると、、

488spider→そもそも自身に似合わない。
488pista→約6000万！高すぎて買えない、仮に買えてもさすがに山で乗れない。
F8tributo→約4300万。乗りたいと思うがまだまだ高い。。
812superfast→F8と同価格。800馬力のFRを山で操る自信がない。

うまくマッチングしません。。。

結局、百聞は一見にしかず、担当セールスの熱意もあり、458Italiaを見ることにします。

…と、普通はなるのですが、コロナ禍で身動きが取りづらく簡単に現車確認に行けません。

結局ビデオ通話で確認…笑

全く期待しませんでしたが、
第一印象は意外に悪くないかも…笑
なんせ当初希望の内外装ですから心がぐらつきます。

ビデオ通話でエンジン始動…
488とはまた違うエンジン音！
象が叫ぶような始動音に完全に心を奪われます…笑
やはりフェラーリは音です！

そして普通の通話で販売条件を確認…
なぜか相場より安い！(勝手に安くしてくれた？)
現488GTBの売却額より何本か安い価格でした。。

そして担当セールスは、「〇〇様が最新のF8tributoが欲しい気持ちは分かりますがまだまだ高いです。ひと世代前の458Italiaは最後のNAでとても評判の良いフェラーリです。F8tributoの価格がこなれてくるまで是非458Italiaに乗ってみてください」と。

NA云々は991.2GT3RSで懲りていたことが、あまり458Italiaに魅力を感じない一因ではありましたが、いまの自分の置かれた立場で損を出してまで乗り換えるなら458Italiaが妥当かなと乗り換えを決断することにします。。

488GTBはもっと走り込みたかったのですが、不本意なかたちで去り、458Italiaにバトンを渡すことになりました。どうしても未練があり、担当セールスにわがままをいい488GTB付属のトロリーバッグを思い出にいただけないかと話すと快諾してくれました涙

「488GTB」とバッチの付いた真っ赤なレザートロリーバッグ

458Italiaの納車後すぐにフロントトランクに入れたのは言うまでもありません。



読んで頂きありがとうございました。
今回で488GTB編はおしまいです。

次回より458Italia編になります。