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しんぼぽんこのブログ一覧

2021年01月24日 イイね!

Ferrari612scagliettiの話 その9 2018年「一週間でF612は復活するのか〜広野を行く〜」

こんにちは。しんぼぽんこです。フェラーリ612スカリエッティ2018年の話を続けます。前回は遠方家族旅行前の試運転で警告灯がたくさん点いたところまででした。

芋づる式に複数の警告灯が点き大ピンチ。ABSの不具合に起因したものですから、(ABSが効くようなブレーキングをしなければ)普通に走れますが、万が一があるので数キロ先のパーキングエリアに入ります。

エンジンを再起動しますが、やはりダメでした。始動直後にパッパッパッと警告灯一式が点きます。。ほんの30分ほど前に話したばかりですが、仕方ありません。また担当セールスに電話します。

私「今度はABS警告灯が点きました。連動して、トラクションコントロール警告灯と電子制御ダンパー警告灯も点いてます。さすがに不味いです。」
担当セールス「申し訳ないです。(中略)。遠方のうちで預かると来週の家族旅行までにお返しは厳しいので近隣のディーラーさんに直接いれて頂けますか。少しでも早く直せるかもしれません。わたしからもディーラーには連絡しておきます。ただ帰りの足はご自身で任意保険の故障代車をお手配いただけませんか。来週の家族旅行のためにF612をお買い上げ頂いたのに本当に申し訳ございません。」
私「承知しました。少しでも来週までに直せる可能性があればと思いますのでここからディーラーに直行します。」

ナビでディーラーを検索して不具合を抱えたF612を走らせます。果たして飛び込みでディーラーに預けて作業優先順位を上げて診てくれるのだろうか。。(普通に考えたら厳しいですよね。)

(ドラゴンクエストⅡで例えると)瀕死のサマルトリア王子(=F612)を連れたローレシア王子(=一応私)のようです。。(BGM:遥かなる旅路♪二人ぼっちのときの曲ですね♪♪)



程なく敷居の高いディーラーに到着し、ズラリと多数の競走馬、F12、F458、F488などが並んだショールームへ。しかし誰一人出てこず、わたしも場違い感半端ないです。が、こちらも一応フェラーリオーナー、「すみませーん」と声を出してみます。

すると、礼儀正しそうなお姉さんが、カウンターを外しておりまして大変失礼いたしました。。。と出てこられました。一安心して名前と要件を伝えると、「お待ちしておりました」と。

きちんと話が通っているではありませんか!

程なくして人の良さそうなサービスフロントの方が出てこられ、「○○(購入店)の○○さん(担当セールス)から話は伺っております。週末からどうしてもお使いになるとか。こちらも最善を尽くしますのでご安心ください。」

まるで大体どこが悪いのか検討がついているのかくらいの神対応。高熱を出して病院に運ばれたときの看護師さんとドクターのようです笑

「お帰りは最寄りの駅までタクシーを手配いたしましょうか?」と聞かれて、
「いえ健康のために歩きます。」と答え、ディーラーをあとにします。(タクシー代がもったいないとは言えない。)

駅までトボトボ歩いていると前から試運転らしきF458が。なんとかF612直ってくれよとすれ違いざまのF458に願いをかけます。

ひとりでトボトボ。ドラゴンクエストIのひとりぼっち勇者の気分です。。(BGM:広野を行く♪=アレフガルドの曲ですね♪♪)




まあしかし、クルマでドライブに出かけて、帰りは電車と徒歩ということほど虚しいものはありません。。。

二日後。。。

担当セールスから電話が入ります。
「お待たせしました。診断が出ました。

エンジンチェックランプは、右バンク側ソレノイドバルブの吸気センサーが信号を拾えていないのが原因(セカンダリーエアーのエラー入力有)でした。エラーリセット後再発はしてません。一時的な不具合の可能性もありますので様子を見ていただけますか。費用は点検リセット代で2諭吉ほどです。

続いて、ABS、CST、SUSP failure点灯の件なのですが、、、こちらは右フロントABS信号が拾えていません。その不具合に連動してCSTとSUSPの警告灯が点灯した模様です。こちらはリセット不可ですので、右フロントABSセンサーを交換する必要があります。こちらのセンサーはハブベアリング一体型ですので費用が14諭吉ほど掛かります。」

ABSセンサーが14諭吉…。。

空恐ろしい話です。ハブと一体型というのがそもそも恐ろしい。聞くとパーツ代が7万、工賃が7万とのこと。(ディーラー工賃おそるべし!)



ここでトータル16諭吉使うと、来週からの旅費の半分近くが消えることになります。。。。

黙って聞いていると「費用負担なのですが、今回も弊社がご迷惑をおかけしてますので、総額16万のうち工賃9万円はこちらで負担いたします。ABSセンサー部品代7万をご負担いただけませんか。。」

保証なしで購入しているのにまたまた有難いお申し出。さらに!

「とにかく急ぎ作業するようにディーラーには話をしてますので最優先で着手してくれています。パーツも国内在庫ありでうまくいけば出発前日のお渡しが可能です!」

おお、来た!日光さんに乗っていける!!

たしかに7万の出費は痛いのですが、もう直ることがプライスレスに嬉しくてたまりませんでした。

いよいよ、家族四人、F612で奥日光向けて出発できる目処が立ってきました♪

ドラゴンクエストIIでいうと、ちょうどローレシア王子(私)、サマルトリア王子(F612)、ムーンブルク王女(妻子)が全員揃う瞬間まであとわずかなのであります!

次回に続きます。読んでいただきありがとうございました。

※一部画像はwebより拝借いたしました。
Posted at 2021/01/24 13:30:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | Ferrari612scaglietti | クルマ
2021年01月19日 イイね!

Ferrari612scagliettiの話 その8 2018年「突然の不具合〜遥かなる旅路」

こんにちは。しんぼぽんこです。フェラーリ612スカリエッティ2018年の話を続けます。

オーバーヒート疑惑が収まり、調子の良いうちにと2018年秋、家族旅行を計画します。

行き先は日光方面。中央道から長野道、上信越道、そして関越道沼田インターから奥日光を目指します。往復で軽く1000キロ以上あります。日光方面は大のお気に入りです。。。

学生時代に中禅寺湖に行ったのが初で、社会人になってからも関東在住の折、E39 525iで日光東照宮や霧降高原などにいきました。今回は東照宮の立派な彫刻や霧の出ない霧降高原😅を娘に見せてあげたいと。。。

そしてここへF612で行くのは私にすれば最大のロマン。。人生の一大イベントなのであります。計画の段階からドキドキして、トラブルなく完遂したら泣いてしまいそうな勢いです😭(大袈裟ですね)

家族にプランを話すとこんな遠方に二泊三日と短く、しかもクルマ。ブーイング😡を浴びますがさっさと宿を予約して決行します笑。

出発一週間前の週末、旅行前最後のF612搭乗です。高速道路メインでクルマの調子を確認し最後にガソリンを満タンにして最終準備です。

オーバーヒートもなく、快調に高速道路を駆けます。

そのはずでした。。。
が、見事に裏切られます😰

「ピーピーピー♪」

高速道路走行中、突然警告灯が!

「engine control system failure」!!



(来週から奥日光にいくのに!)

内心どれだけがっくり来たか。。
しかし、しかしです。
目立った体感異常はなく走り続けるので、ひょっとしたら誤作動かもしれない!
(騙し騙し走れるかもしれない😒)

数キロ先にPAがあるのでそこで再始動します。(もちろん不動になることも考え前後左右クリアな場所を選択)

キーオン!

キュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルー♪

とてつもなく長ーいクランキングのあと、

ブジュワァーン♪とV12エンジンは普通に目を覚まします😊。しかし、安心したのも束の間、

すぐに「ピーピーピー♪」😨

同じ警告灯がデカデカと点きます(横に並んだクルマから見えるくらい大きい表示です)

判断を仰ごうと購入店に連絡をします。

前回同様、即お引取にとご提案いただくのですが、今回は来週に旅行を控えていてできれば強行したいと話します。(担当セールスも私がF612購入時に家族旅行で日光に行くために買うようなものだと話していたのをおぼえてくれていた。)

もちろん本来は良くないのですが、普通に走れていることから誤作動の可能性もあり後日リセットツールで解決するかもしれないと。

そんなわけで自宅まで無事に帰れたら強行する判断にします。(ならば電話するなよという話なのですが)

PAを出て、ボチボチと加速していきます。調子を確認するはずのドライブが一転不具合とうまく付き合えるかどうかを確認するドライブになります😓

エンジンコントロールシステム不具合ってセンサー不具合かなあ、センサーといえばO2センサーの不具合かなあ、とか素人予想をぶつぶつ独り言しながら運転していると、ふと前が思い切りクリアになったので、「そうだ!元気よく高回転に回したら直るか」と思い低いギヤでぶん回します!!

クロード・ルルーシュ監督のフランス映画「ランデヴー」の275GTBと同じ類のエンジンサウンドを炸裂させて、警告灯を忘れるくらいフェラーリサウンドに酔いしれます!(ほんと最高です😑)

そして加速をやめて軽くブレーキングしたのち高いギヤに繋ぎ再び巡航モードに戻ると…

「ピーピーピー♪」😑



まさか!と思うと今度は!!

「ABS system failure」😨



走っているとまだまだ続きます!!

「ピーピーピー♪」

「CST system failure」😰



「ピーピーピー♪」

「Suspens.control system failure」🥶



メーター内左側液晶にズラリと警告灯がならびその数4つ!!!!😓😨😰🥶



「うわあ、こりゃダメだあ〜〜😫」

奥日光への家族旅行の道のりは遠い遠い、

「遥かなる旅路」

なのでした。。。



(今回のブログタイトルとこの画像を紐つけられる方お待ちしています🙂)
※当画像はwebより拝借致しました。

次回に続きます。読んでいただきありがとうございました。
Posted at 2021/01/19 21:28:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | Ferrari612scaglietti | クルマ
2021年01月02日 イイね!

Ferrari612scagliettiの話 その7 2018年「クーラントレベルがフィラーネックから見えない」

新年あけましておめでとうございます。本年も頑張って更新して参りますのでよろしくお願い申し上げます。

さて、フェラーリ612スカリエッティ2018年の話を続けます。前回は高速道路出口で「Engine coolant Too Hot」が点灯したところまででした。

水温計が120度超え!オーバーヒートか!と思われましたが、やや長めの信号待ちの間に115度まで下がり警告灯は消えます。しかし依然高いことに変わりはありません。

高速出口を出た後、近隣のセルフのガソリンスタンドで給油する予定でしたのでそこにサッと入りベストポジション確保。慌てなくとも夜間なのでわたし一台だけでした😅

とりあえずエンジンを外気で冷やしながら給油です。

F612はガソリンタンクが105リッター!プラス予備タンク20リッター!の計125リッター😎入りますので、空に近い状態でスタンドに入ると大体90リッター以上は入ります。(わたしが給油していると隣のブースのクルマは2ループしています😄)

エンジン停止して左Cピラーの根元に給油ノズルを突っ込んで(かなり上にあるので意外に難しい😅)給油しながら、とりあえずここで車庫にもどれるくらいに水温を下げようと考えます。

給油が終わり、一般道メインでも、高速道路メインでも要はリッター3.5キロ😨しか走らないことを嘆く間もなく、気になるのは水温計🔥

ドキドキしながらキーオンにすると90度くらいまで下がってました!そのままエンジンを始動してその場で様子を見ます。冷却機能に不具合があれば絶対水温は上がるはずですが上がりません。「?」と思いながら、ガソリンスタンドを出て車庫まで戻ります。道中100度前後まで上がると一層盛大にファンが回り出し90度まで冷却。至って正常。。

車庫入れをし、冷却水レベルをチェックしたいところですが走行直後はNG行為ですので翌日にします。

そして翌日。日中はあまり仕事に身が入らずさっさと定時退社。即ガレージへ😞

ボンネット内の右タイヤ上部あたりにあるクーラントキャップを開けて冷却水残量を確認します。取扱説明書によると上から覗き込んだときにフィラーネックからクーラントのブルーの液面が見えることとあります。




さあどうだと張り切って覗きますが、残念ながら液面は全く拝めませんでした。。。冷却水は減っているようです。。。😩



購入店の担当セールス様に電話し状況説明をすると、「申し訳ございません。積車の手配をして早急に引取に伺います。取り急ぎ純正クーラントを宅急便で送ります。50:50に水で薄めて補充して下さい。」と購入時のお話通り本当に遥か遠方から車庫まで引き取りにきてくれることになりました。

翌々日会社から帰るとクーラントが届いていましたので、早速水で割って補充します。なんと900ccも入りました。(F612の冷却水総量は19リッター)この補充量が多いのか少ないのかは分かりません。(補充後、引取までに一度だけ乗ったのですが冷却水は規定レベルを維持しておりました。)



引取時、担当セールス様いわく「今回は念のためディーラーに整備依頼しております。費用は弊社ですべて持ちますのでご安心ください。」わたし「😃」

実はこのF612整備渡しで保証なしなんです😇故に早速の出費を覚悟していましたが一安心です。

約一週間後戻ってきました。納車整備で実施した冷却水交換時のエア残りが原因だということでした。きちんとディーラーの整備明細の写しも見せてくださり(費用も😣)大変信頼できるお店だなと感じた次第。

調子の良いうちに!と、F612を購入した最大の目的である「フェラーリ612で行く往復1000キロの家族旅行!」の計画を実行に移すことにします。

次回に続きます。読んでいただきありがとうございました。
Posted at 2021/01/02 17:10:04 | コメント(3) | トラックバック(0) | Ferrari612scaglietti | クルマ
2020年12月31日 イイね!

Ferrari612scagliettiの話 その6 2018年「Engine coolant Too Hot」

こんにちは。しんぼぽんこです。フェラーリ612スカリエッティ2018年の話を続けます。

炎天下にも関わらず冷や汗連発のF612初日。故に、とにかく慣れるまで帰社後毎日練習。あれだけの巨体、車庫の出し入れも大変なのですが、F1マチックの勘所も含めてとにかく経験値を積み上げます。

真夏の夕暮れは遅く、綺麗な夕焼けに向かって高速道路を駆け抜けます。(ほぼ毎日)

前の空いた高速でアクセルに力をこめると不思議とシフトリズムが馴染んできて、足回り、ステアリング、ミッションの反応に一体感が出てきます。この感覚はまさしく乗馬。ひとつバランスを崩すと落馬しかねないスイートスポットの狭さが「ああ、フェラーリ を操っているんだ」という気分にさせてくれます。どんなに疲れていても力を与えてくれて気分を高揚させてくれるあたり、さすがフェラーリです。

そして流れが悪くなり渋滞につかまり低速走行を強いられても、あの心地よいV12エンジンのアイドリング音やノロノロと1000回転台で動いているときの振動の伝わり方などがいちいち「フェラーリ」していて(エンジンは尖っているけどボディは一服遅れる感覚?)、運転者を飽きさせません。

まさしく「ゆっくり走っていてもフェラーリ 🐎」です。

(このゆっくり走っているときの満足感は、味こそ違え空冷993カレラ4でも味わえます。が、ケイマンGT4や991.2GT3RSでは味わうことは厳しいと個人的に思います。(スミマセンあくまで私見です))

10度目くらいの訓練時でした。時間は遅めの22時台で高速道は空いていました。いままではパドルを触らずオートシフトで乗ってましたが(パドルをガチャガチャやるよりオートの方がクラッチが減りにくいと例のバイブルに書いてた笑)、今回は少し横Gをかけて、前車アルピナB5Sとのハンドリングの違いを確かめようとパドルをアクティブにさわることにします。

時速80キロとして、オートではコーナリング中に勝手に3速4000回転→4速3000回転にシフトアップしてしまい、いまひとつ踏み切れなかったのが、マニュアルモードですので3速4000回転からグッとふみこんでいけます。

ただボディが緩いことや(モノコックでないこともある?)足回りが柔らかめなのもあり、盛大なロール大会になってしまいました。そこでF612の足回りのモードを「sport」にします。盛大なロールは収まりいくらかショートになり走り良くなりました。結果、足回りはアルピナB5sと快適性は甲乙付け難いが、スポーツ性との両立ではB5sのほうが優秀な印象。

しかしです。

やっぱりF612は乗馬なんです。労りながらジワリジワリと決して急をつけずにハンドルを切り込んでいくとカーブのピークあたりで鼻先がアウト側に逃げようとせずむしろイン側に向くような感覚を覚えます。これはアルピナB5sより切り込んでいく感覚。こんな1.9トンに迫らんとするクルマで不思議!(恐ろしい!)と車検証をみるとなんと「前軸880kg後軸1030kg」と後軸のほうが重いリヤヘビーではありませんか!前に大きく重いV12エンジンを積んでいるのに後の方が重いとは!!(ちなみにアルピナB5sは前960kg後850kgでフロントヘビー)

コーナリング中、エンジンの回転数もそこそこ高いですから四輪のグリップを確かめながら慎重に脱出していくのですが、先述のとおりこのスイートスポットの狭さがまさしく乗馬なのであります🐎

新たな満足感に包まれながら、真夜中訓練終了、高速道路出口の信号で赤信号停止します。

毎々のV12エンジンのアイドリング音に癒されているとブクブクと心なしか心拍数が早いよう気が…。

ハッと水温計に目をやるとだいぶ上の方!
気づいた瞬間!



「Engine coolant Too Hot」!!



次回に続きます。読んで頂きありがとうございました。

🐭🐹🐀🐁🦔

今日は大晦日です。コロナ禍で近所のお寺は除夜の鐘を中止なさるようです。

どうか皆様良いお年を。

🐮🐂🐃🦬🐄
Posted at 2020/12/31 19:51:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | Ferrari612scaglietti | クルマ
2020年12月27日 イイね!

Ferrari612scagliettiの話 その5 2018年「鬼門のF1マチック」

こんにちは。しんぼぽんこです。フェラーリ612スカリエッティ2018年の話を続けます。

灼熱の炎天下、フェラーリ 612が納車されました。積車から下ろすときに始動されたTIPO F133F V12の音が路地に響き渡ります。大きな音ではありませんが、やはりインパクトはあります。(音量だけで言えば、ケイマンGT4や991.2GT3RSのほうがよほど大きい)

800回転くらいでやや高めのアイドリングから「ファーーー♪」とまさしくフェラーリそのもののエンジン音、私にはたまりません。(この音に惚れて買ったようなものですから)

簡単な納車説明を受け記念撮影をして無事納車は終了。日陰でなければ帽子がないとキツイ暑さでした。すぐにまたこの積車のお世話になることが(トラブルが)ないように祈りながら見送ります。

せっかく休暇を取ったので、いざ!と乗り込み初日ドライブプランを実行します。(行き先をあちこち織り込んでいて割とタイトなプラン、ただ峠を走るクルマではないので山は除外😑)

しかし、癖のあるF1マチックのクラッチ(以下F1クラッチ)に苦戦します。

試乗のときは横に先生がいましたが、自分のものになると当然無人。MT車をアイドリングクラッチする並の神経でもって右足にじわりと力を入れます。

こんな様子ですから、交差点ダッシュの良い国産車には到底かなわずただただフェラーリ というだけで後続には辛抱していただいてる有り様。(いままで自分も前車がフェラーリだとそうしてきたように😂)

まあ中にはお構いなくベタ付けしてくる方もおられましたがお構いだてする余裕もなく😇。突かれっぱなし。。。😇😇

こちらは最新の488GTBとか812superfastとかじゃないんだから優しくして欲しいのですが。。。😞

「デカいGTフェラーリがゆっくり走っているぞ。。。😩」

あたふたしながらとにかく停車しなくてよい道=高速に上がることにします。昔のE36 318isの初左ハンドル初マニュアル車のときを彷彿させる展開😫(当ブログ318is篇参照)

このとき外気温計は41度…。
このまま一般道でウロウロしてたら、
オーバーヒートするの違うか🙁(現在100度)
燃えるん違うか😖(いまのところ前から煙は出てない)
エアコンを全開にしたら壊れるん違うか🤤(...)

さらにF1クラッチに神経を使いすぎ、右足ふくらはぎはつりそうになるし、フェラーリv12エンジンを堪能するどころではありません。😞

高速にあがればこんな懸案も風をきることで解消されるだろうと考えます。

高速に上がると、真昼間なので比較的空いていました。一般道では国産車にけちょんけちょんでしたが、高速道では立場が逆転。。F612はハイギヤードなのでまろやかな加速にうっとり🤤しているといつのまにかとんでもない速度に。

GTフェラーリ といえどもドライサンプでエンジン搭載位置をできるだけ低くしてるためボンネット位置は低く(GTC4ルッソが低く見えるのと同じですかね)故に前車のバックミラーにはよほど低く映るのでしょう。皆、サッ、サッと譲って下さります。

モーターのような木目の細かいV12エンジンサウンドは実に心地よく、またブレーキングやアクセルワークに応じてAUTOでシフトダウン!🙂このタイミングとシングルクラッチ独特の離して繋げる「間」が絶妙で、まさしく我が意を得たり。

いつの間にか水温も90度で安定し、私も最初より周囲が見えるようになってきたので高速を降りることにします。(乗り続けてるととんでもなく遠くにいきそうなので)

一般道に降りて、少しは発進のコツを掴んできたところでどうしても取説を見ないと分からない内容がでてきたので、遅めの昼食がてら低床車オッケーのイトーヨーカドーへ入ります。

駐車場ガラガラ好きな位置にとめ放題と決めてかかったものの比較的駐車場は一杯で何よりF612の196ミリ+ドアミラーという車幅が難儀して駐車位置選びは難航。ようやく位置を決めても今度はバックに入れるときの小さなツマミがこれまたデリケートでバックで雑にクラッチを繋ぐとクラッチ消耗の懸念がありさらに難航😇



結局、本来なら切り返しなく枠におさめるべきところ、F612の491×196×137というボディサイズが災いし、切り返し4回、都合8回クラッチ接続を慎重にやったものですから、イトーヨーカドーの駐車場で5分ほど渋滞させてしまいました😰。。。(とめ終わったあとでお待ちのクルマ数台、アクセル強めでした😡。。)

汗びっしょり、冷や汗もびっしょりで降りると背後の荷捌き場から掃除のおっちゃんとおばちゃんが笑顔で「おおー」という感じでわたしのクルマを見ています。クルマが「おおー」なのか、わたしの初心者マークな駐車技術が「おおー」なのかはわかりません😣😁 見て見ぬふりをして店内へ。フードコートでF612の取説を片手に食べたローストビーフ丼は本当に美味でした。

さっきの高速道路でのアドバンテージが嘘のように一般道や公共施設ではタジタジのわたしとF612でした…。

F612をファミリーカー、無理かもしれない🙃

次回に続きます。読んでいただきありがとうございました。
Posted at 2020/12/27 18:16:24 | コメント(4) | トラックバック(0) | Ferrari612scaglietti | クルマ

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