2013年09月07日
こんにちは。しんぼぽんこです。
今回は、夏場のガソリン臭の話です。
いくら速いクルマでも、渋滞にはまるとただの鉄の塊であります。M3 3.0で夏場の渋滞、クラッチを踏む足もつらいのですが、もうひとつ辛いのが、エアコン吹き出し口からのガソリン臭です。
E36は、助手席に強い風が届きにくいこともあり、ダイヤルを2か3にするケースが多いです。なのでガソリン臭が漂い出すとものすごく臭います。故障かと思い聞いてみると、M3前期型は、キャニスターがエンジンルーム内にあるから、臭うとのこと。
この臭い、不具合じゃないにしても、走行中はともかく、渋滞時や停車中は最悪ですね!
合わせて95年までのダイヤルタイプのマニュアルエアコンは特に夏場のエアコン(クーラー)の効きがいまひとつ(私のisとM3だけ?)でしたので、ここは少しウィークポイントですね!
嫁「爆発したりしないの?」
私「大丈夫。」
嫁「臭うのはガソリンが漏れているんじゃないの。だから、M3は、リッター4キロしか走らないんじゃないの。」
私「…。」
夕涼みだっと言って二人で山道〜高速道路の短いドライブに行き、この臭いと未だに2速にきれいにシフトできない私のしょぼい運転で二人共気分が悪くなり、高速道路のSAで嫁さんはトイレに駆け込んでいったらこともありましたね。
嫁さん、ごめんよ。
次回に続きます。読んでいただきありがとうございました。
Posted at 2013/09/07 17:32:14 | |
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E36 M3 3.0 coupe | クルマ
2013年09月03日
こんにちは。しんぼぽんこです。
藪から棒ですが、今回はフェラーリの話です。
色々な偶然が重なり、目上の知人のフェラーリ512TRを見せてもらうことになりました。
512TRといえば、個人的には12気筒をミッドに積んだクルマとしてかなり好きです。テスタロッサを少しモダンにした雰囲気がいいですね!この後に出た最終の512Mは個人的には苦手なデザインですが、現在も中古車のお値段高いですね!
ガレージの中で油温が上がるまで暖機をします。好きな人にはたまらない12気筒のアイドリング音が響き渡ります。
半時間!ほどしてから、助手席に乗るようにいわれて周囲を走りに出ます。着座位置がとにかく低い!これでもかというくらい低い!
やっぱりフェラーリはオーラからして違う。8気筒もいいけど、このシルクのように滑らかな12気筒はフィーリングとしては、明らかに格上です。
感心していると、
「M3乗ってるくらいだから、これも運転できるでしょ。一時間くらい一人で乗っておいで。」
感謝の気持ちを伝え、喜びと怖さ半々でハンドルを握ります。
太いサイドシルをまたぎ、運転席に座ります。小振りなメーターやメーターの字体が328.348の世代と同じタイプで時代を感じさせます。
発進しようと、ペダルに足をのせようとするとf355より極端にセンターにペダル全体が寄っています。完全に腰が捩れるレベルです。運転しにくいことこの上なしです。
そろりとクラッチを繋ぐと、エンジンはびっくりするほど軽く滑らかに回り筆舌に尽くし難い素晴らしさで加速します。まるでモーターのような感覚です。
噂に聞く、2速に入りにくい件、これは本当でした。知人にも入らないときは無理に入れずに3速に入れてね。と言われていました。時々2速に入り綺麗に加速がつながるとこれまたサイコーの気分であります!
一時間の試運転、ご機嫌のはずだったのですが、最悪の事態になります。あまり地理に詳しくないエリアでしたので、道に迷ってしまいました。
知人に連絡しますが、つながりません。最悪。
ナビもないし、スマホもありません。最悪。。
しかも夕暮れが近づきます。最悪。。。
いまでも鮮明に覚えているのは、出口のみえない迷子の中、辛うじて離合できる登り坂で対向車がきたときですね。
私は顔面蒼白。狭い上に坂道発進。対向車が離合するのを待つ間、サイドブレーキを引いて待ちます。
このサイドブレーキ効いているのかと思い、ブレーキを離すと、、、ダメです。
当然のように後ろに下がります。全く効いていません。全くであります!後続車のドライバーが嫌そうな顔をしています。
そして離合する瞬間、対向車のドライバーの物凄く迷惑そうな顔は忘れられません。
どうにかこうにか坂道発進をクリアした後、田んぼ沿いの広い道に出たところで、数少ない通行人に道を聞くことにします。
「すいませーん。××に行きたいのですが道を教えて下さい。」
窓を開けて訪ねますが、クルマがフェラーリですから、皆、見て見ぬふりであります。
何回も、すいませーん、すいませーん、とまるで某宝石屋さんの呼び込みのように連呼します。
ようやく初老の方が応じてくださり道を聞き、知人宅に戻れた頃にはすっかり周囲は暗やみに包まれていました。
乗せていただいた512を振り返ると、なぜかリトラクタブルヘッドライトが誇らしげに見えました。
結局、悪戦苦闘二時間。人生指折りの長い二時間でした。
次回に続きます。読んでいただきありがとうございました。
Posted at 2013/09/03 07:43:16 | |
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E36 M3 3.0 coupe | クルマ
2013年08月28日
こんにちは。しんぼぽんこです。
苦いM3vsM3の敗北から数日が経ち、サモアン!の回でお話したクルマ仲間とあうことになりました。
318isが事故で潰れた話はしていたのですが、技術のある方々に冷やかされるのが嫌で、M3を買ったことは黙っていて、同じ車を買ったと嘘をついていました。
半年ぶりぐらいに会い、再会を喜びます。
仲間「今度は、M3 3.0仕様だね。より一層本物っぽいね。今度はバッチまで、「M3」だね。」
ぐるりと一回りみて、高くも低くくもない、本物のM3だけが持つ独特の車高に気づかれます。
仲間が首をかしげながら「エンジンかけてよ。」
私「はいはい〜。」
isとは、セル音からして違うのでもうバレバレです。
ググググ〜ジュワッ!!
と歯切れ良くS50エンジンが始動します。ほんとサイコーにいい音、いい瞬間ですね!
仲間「なんかおかしいなと思ったら、これ本物のM3じゃないの。すごいじゃないの!貴様!なぜ黙っていた!(笑)」
この後、横に乗せてくれと懇願されますが、丁重にお断りし、試乗車として開放致しました。
仲間a「俺のプジョー106と比較したら、ボディがしっかりしてるなあ。」
仲間b「俺のR32スカイラインとE36って相似形だね〜。しかし、ビーエムはブレーキがよく効くね〜。踏力と効き具合のバランスがいいね。」
仲間が口々に、絶賛をしてくれて、とても嬉しかったです。しかし、最後に…。
仲間c「これだけいい車に乗っていたら運転うまくならないと!フロントタイヤの角が四角いままじゃん。ポテンザが泣いているぜ!!少し私の車を運転してみなさい。指南しましょう!」
タイヤの角の具合で、ヘタレを見抜かれてしまいました。とほほ。。。
仲間cさんの6代目のギャランのMT車(VR-4ではなかったと思う)で路上へ繰り出します。
仲間cさんの助言で中速カーブの曲がり方を指南してもらいました。もう少しひとつのギヤで引っ張ること、ハンドルをさばくタイミング、意外にクルマの限界は高いこと、ペダル操作は迷ってはいけないことを教わりました。
今現在少しはマシになったかな。いやいや、油断禁物。
次回に続きます。読んでいただきありがとうございました。
Posted at 2013/08/28 20:00:15 | |
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E36 M3 3.0 coupe | クルマ
2013年08月26日
こんにちは。しんぼぽんこです。
私のM3 3.0 同乗者お断りのへたれではありますが、少しずつ快速急行から特急へと進化していきます。
特に鬼門の2速を脱した後の3速で100キロ前半に引っ張っていく快感は病みつきになりますよね!そしてほとんど回転が下がらない位近いギヤ比の4速につないでいく一連の動作の快感といったらはもうM3サイコーであります。中毒状態ですよね!
少し調子に乗った気分で独りで自動車専用道路ドライブを楽しんでいました。
すると、少し前にダカールイエローのE36 M3 3.0が走っているではありませんか!
ここは、二車線、1.5kmほどの長い直線のあと緩いカーブが右そして左と続く道です。自分自身では走り慣れているつもりでしたので…
「抜いてやろう!!」
と、張り切ってしまいました。自分では、ガンダムでいうところの、赤い彗星ことMS-06sシャアザクのつもりで、
「3倍の速度だ!見せてもらおうかダカールイエローのM3の性能とやらを!」
と3速にシフトダウンして仕掛けに行きます!
直線から右カーブの手前で並びます!
ちらっと見えたナンバーが##33ナンバーでしたので、えっこの人ワンオーナー?運転上手かもしれない…。と一瞬仕掛けたことを後悔します。
右カーブの中ほどまでは私がリード出来ました。しかし、すぐさま左カーブです。しかも、後の左カーブのほうがわずかにカーブがきついのであります。
抜こうと突っ込みすぎ、左カーブに切り替えるタイミングを完全に失い、しかも、慌てたため、アクセルもブレーキも踏んでいない状態でふらつかせてしまいました。あわててブレーキをふみますが、グリップが回復せず、あろうことか左右の車線の中央を走行してしまいました。
仕掛けていながら、この失態。後ろからあざ笑うかのようにビューンと鮮やかにダカールイエローM3は抜き去って行きました。抜き去りざまに、ダカールイエローのオーナー様が半笑いで私を見ていたのを忘れもしません。
ああ〜。情けない!なにがシャアザクだ!これではアナベル・ガトー少佐のガンダムGP-02Aサイサリスに歯が立たないコウ・ウラキ少尉のガンダムGP-01ゼフィランサスではないか!
「意気込みは良し!しかし、相手がヒヨッコではな!」
しかも仕掛けておいてこの有り様!!
みなさん、笑ってください!
次回に続きます。読んでいただきありがとうございました。
Posted at 2013/08/26 19:23:10 | |
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E36 M3 3.0 coupe | クルマ
2013年08月22日
こんにちは。しんぼぽんこです。
今回は、1速から2速へのギヤチェンジに苦戦する話です。
年末に納車されたM3 3.0 の燃費の悪さに閉口しながらも、月700〜800キロペースで距離を重ねていきます。乗り心地はそう硬くもなく、かつての318isビルシュタインより控えめな感触でした。最近のクルマでいえば135iMスポーツのポテンザRE050のランフラットの方がよほど凹凸を拾う感じです。
ただ、どうしても、どうしても、1速→2速がうまくシフト出来ず、カックンってなってしまうんですね。クラッチを切るとストーンと回転が下がり、少しは回転を合わそうと中ぶかしをいれるのですが、今度はギヤが入らない。ギヤボックス自体、ギヤオイルが硬いのかタッチが渋めだったんですね。いま思い出しても鬼のようにS50エンジンの回転落ちは早い!また、ギヤボックスも渋い!M3 3.2たるM3Cの6段ギヤボックスはどんな感触なんでしょうね!
余談ですが、2速を飛ばして1→3速の飛ばしシフトも試みましたが、ガクンと回転が落ち込み低速トルクないんで失速しました。結局2速飛ばしは不可でありました。
この私の運転技術の悪さから嫁には苦言をしばしば…。
「日に日に乗り心地が悪いね、クルマがどうして発進の度に揺れるの?気持ちが悪くなる。」
だんだん286馬力には慣れてくるのでそれなりにメリハリはついてくる、M3らしく走れるようになるのですが、低速トルクがあまりないため、どうしても高回転を多用することになります。嫁の日に日に悪くなるというのは、慣れてきて高回転を使うようなってきたことを指摘されたわけです。
3Lもあるのに高回転を積極的に使わないと走らない。裏返せばそこがM3 3.0の魅力ですよね!
確かに素晴らしいM3 3.0なんですが、こういう性格のクルマ故、とにかく疲れます。本当に疲れます。
まず風邪ひきのときは乗れません。(病院まで乗って行ったら実際に熱がさらに上がりました。)
あと雨の日は、回転をあげれません。(95年式は、ASCなし)結局あまり雨天は乗らなくなりました。
しかし、初めてオールマイティではないクルマを買ったことはクルマ好きにとり大いなる喜びであり、日々の励みになりました!
次回に続きます。読んで頂きありがとうございました。
Posted at 2013/08/22 13:49:29 | |
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E36 M3 3.0 coupe | クルマ