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こんにちは。しんぼぽんこです。458Italiaの話を続けます。前回は納車初日でオートブリッパーの活きの良さのお話まででした。

458Italia、そのあと納車間なしの最初は嬉しいので週3回くらいのペースで乗っておりました。。しかし、あの3→2速の空が裂けるかのようなオートブリッパーは街中ではなかなか発動しません。ブレーキフォースだったり、エンジン回転数だったりさまざまな発動条件があるようです。(だからこそ発動したら嬉しいのです笑)

会社から帰ってからの長距離は流石にしんどいので短区間高速道路でトライアルドライブをします。

山ではそんなに車速が伸びないので気づきませんでしたが、458Italia、良くも悪くも488GTBに比べると高速道路での走行安定性に欠けます。思った通りのラインで走らせるには488GTBより幾分神経を使います。(それが楽しいと言えば楽しいのですが)

458Italiaの足回りは最初の当たりはしっかり目ですが、コーナリング時、踏ん張らせようとするとグニャっ来ます。488GTBは確かに458Italiaより柔めの足回りですが、柔さが常に一定なので覚悟のしようもありますが、458Italiaは行けるぞこれは！と思うとグニャりと来ますのでなかなかこれはこれで乗馬感満載です。ユニークです。

しかもひとしきり走って気づいたのですが、普通に走ると488GTBより明確に遅いです。。

458Italiaはドラマティックなサウンド(音量、音圧とも)を奏でますが、実際はそんなに車速は伸びていませんでした。(あれだけ回ってるのにまだ○○キロかよ！みたいな感じ、特に助手席から言われる笑)その理由のひとつは488GTBよりギヤ比が幾分か低いことでしょうか。

ま、砕いて言えば、ゴツゴツする割にコーナーは踏ん張らないからスピードは程々にね！そのかわりギヤ比低いから車速はそこそこにエンジンは9000まで回せるよ！みたいな感じです！なんだか矛盾しているような気がしますが、それこそが458Italiaの最大の魅力と思ったりします。

しかし、しんぼぽんこ、空冷ポルシェ乗りとしては458Italiaもスムーズに走らせたいのであります。まず、488GTBよりスムーズに！

マネッティーノwetもそこそこにsportにレベルを上げます。458Italiaも488GTB同様、足回りははっきりと固くなります。

その状態で高速道路短区間をドライブしますが、普通に走った印象は488GTBより曲がらない感じです。あと、ロードホールディングも488GTBの方が良いです。488GTBと同じ感覚でコーナーに入ると458Italiaは最初の曲がり始めに少しわなわなしてしまいここ一番での踏み込みに少しためらいが出てしまいます。(ためらわず踏み込むのが正解笑)

しかし、そんなことをどうでも良くしてしまうのが、叫び声のようなエンジンサウンド。高速道路で左右窓全開にて、2速9000回転ステアリングLED全点灯させたときの巻き込み風と混ざった4.5リッターフラットプレーンクランクのV8エンジン音のヤバさは半端ないです。。

ちなみにwet、sportではマフラーバルブは1→2速は4000回転付近で開きますが、3→2速とシフトダウンするときには3000回転でもバルブが開いていて大きな良い音を楽しめます。

ただ不思議と458Italiaはバルブが閉まったまま走ってても音が良い気がします。バルブがしまったまま走る音はかつて乗っていたBMWアルピナB8 4.6の音に似ているから個人的に良く感じる、脳内変換されているだけかもしれませんが。

458Italia、音は申し分ないので、あとは走りに関する部分をどうモノにするか。次回以降の目標が少しずつ見えてきました。

次回に続きます。読んで頂きありがとうございました。