
昨夜はベッドに潜り込んだ後も
何度も何度もみゆき嬢の歌声が
蘇って来て眠れなかったです。
中島みゆきラストツアー
『結果オーライ』金沢公演2日目
心底から堪能してまいりました〜♫
当日、巻き巻きで早々に仕事を
切り上げてのご帰宅、気合入れまくり
で休みまで取ったカミさんと一緒に
いざ出陣!
・・・と言っても、時刻は3時
会場のホールまで約20分ほどの距離
開場は5:30、開演は6:30
かなり余裕があるのですが、終わり
が9時過ぎくらいになるでしょうし
先にお腹を満たしておくのが賢明
明るいうちに夕飯(?)を済ませて
ホール近くの駐車場に弁天丸を停め
開場の30分前に到着しました
すでにゲート前から長蛇の列
おいらたちは運良くエントランスの
中で列に並べましたが、時間を追う
毎に行列は長さを増し後半は玄関から
外にまで伸びてて、この寒さの中
さぞかし厳しかったろうと思われます
開場前の少しの時間、先行でグッズの
販売が行われました
その際、おいらたちのまえに並んで
いた制服姿の青年は惜しくも
チケットは入手出来なかったけど
せめてグッズだけでも買いたい!
と部活をサボってやって来た高校生
“ こんな熱心なファンもいるんだ ”
たとえ立ち見席とは言えラッキーです
あ!・・・そう言えば、行列に
並んでいる観客の面々
お世辞にも “ 老若男女 ” とは言い難く
かなり年齢層が高めでございます
よくメディアでは
「4つの年代にわたってシングル
チャート1位を獲得した唯一の
ソロ・アーティスト」って感じで
紹介されたりする様に、デビューから
45年ですからねぇ〜そりゃファンも
歳くってても仕方ないってもんです
物販コーナーからお目当てのモノを
ゲットしたと意気揚々に出て来る
先の高校生と別れおいらもお買い物

細々とした記念品を手にして再び
入場するための列に並びます
席数1750ほどのホールに立ち見が
百人程度でしょうか
ポジティブに考えたら1/1750より
1/100の方が逆に確率高くない?

最後部が立ち見エリア、たぶん
みゆき嬢の顔立ちまで見るのは
叶いませんが…場内の雰囲気を味わう
のには絶好のポジションだね
あくまで前向きに考えながら開演まで
しばし人間観察
開演を知らせるブザーとアナウンス
場内の照明が落とされ一曲目の
イントロが響き、いよいよ開幕♫

もちろんこのライブの盗撮画像
などではありませんよ、ネット上
からの拝借モノです、お許しを…
ここからセットリストを含め
少しばかりライブの様子をレポします
この先、ツアーに足を運ばれる予定で
ネタバレを気になさる方はパスして
くださいね〜 σ(^_^;)
1曲目、一期一会
出だしには丁度良いボリューム
みゆき嬢の喉の調子も良さげですよ
MCは相変わらずラジオ番組の
パーソナリティの頃と変わらぬ
饒舌っぷり、客席からの笑いに誘われ
益々自身もノッて来るみたいです
お約束とも言える “ お便り紹介 ” の
コーナーも二部構成で組み込まれ
深夜のラジオ放送の視聴者には
涙モノの企画ですよね
あの時の語り調子は健在なのが
嬉しい限りでございます
2曲目、アザミ嬢のララバイ
3曲目、悪女
デビュー曲から初期の大ヒット曲
再びMCに入り、各種メディアへの
楽曲提供からTV出演の話題へ…
未だ商品化されないテレビドラマ
『親愛なる者へ』にカメオ出演した
時のエピソードが語られれば
次の曲は決まったようなもの!
4曲目、浅い眠り
5曲目、糸
6曲目、ローリング
学生時代から歌に携わって来た
中島みゆき、デビュー以降多くの
ファンを虜にして来た彼女の歌声を
届けるべく幾度もツアーを行なって
来たみゆき嬢ならではの視点で切り
とった隠れた名曲が続きます
7曲目、流星
8曲目、最後の女神
9曲目、齢寿天任せ
♫ 最後の女神 ♫は深夜のニュース
番組でエンディングに使われてて
印象的ですよね、その際にキャスター
の故筑紫哲也氏との対談も放送されたりしましたね〜
ここで幕が降りて休憩タイム
10曲目、離郷の歌
から第二部がスタートしました
11曲目、この世に二人だけ
12曲目、ナイトキャップ・スペシャル
13曲目、宙船(そらふね)
TOKIOに提供した曲ですが彼女が
歌うとさらに凄みが増す印象です
14曲目、あたいの夏休み
絵文字を使った面白いPVで話題の
曲ですが… おいらにはどうも腑に
落ちない選曲に思えてなりません
単調なリズムのイントロ、不安が
的中!出だしを間違えちゃうし〜
なんとか辻褄を合わせ演奏後に
ちゃっかりネタバラしで爆笑を呼び
事なきを得るのもみゆき嬢の得意技
本来なら次に「旅人の歌」が
リストに続くはずだったが、公演
時間の都合上やむなくカットした
裏事情なども伝えてくれたりし
N◯Kの紅白出演のエピソードを交え
本来なら16曲目のなるはずだった
15曲目、麦の歌
16曲目、永遠の嘘をついてくれ
と流れは止まりません
あのつま恋で吉田拓郎とのデュエット
を思い出して身震いしちゃうオールド
ファンもいるだろうなぁ〜
(おいらもその一人なんだけどね)
大人気のテレビドラマ「やすらぎの…」シリーズの主題歌を紹介
17曲目、慕情
18曲目、誕生
誰もが納得のラストの一曲
もうステージ上のみゆき嬢の姿が
涙で霞んで見えませんよぉぉ〜
いよいよアンコール、残された
逢瀬の時間もあと僅かとなりました
19曲目、人生の素人
20曲目、土用波
21曲目、はじめまして

もう30年以上過ぎてしまいましたが
長年務めていた深夜ラジオを降板
その時の最後のメッセージで彼女は
「じゃ、今から数えて10秒後に
私は音楽に走ります。
10、9、8、7、6、5、4、
3
2
1
こんばんは、中島みゆきです。」
そう言って音楽に専念する事を宣言
現在、日本を代表するほどの歌人に
なりました
今回、もう一段ステップアップを
目指してあえてツアー形式のライブ
を終える事を選んだ中島みゆきの
本気度を示すかのような最後の一曲
「はじめまして」の選曲に、あの時
と同じ覚悟を感じました
場内の熱気に包まれたまま会場を
後にした途端、あまりの寒さに
一瞬で現実に引き戻されちゃいます
来る時は三々五々バラバラですが
帰りは約1,800人が一気に吐き出され
周囲に出来るタクシー待ちの行列や
駐車場の数ヶ所しかない料金所へ
並ぶ車列には毎回のように辟易させ
られますねぇ、もう少しなんとか
出来ないもんでしょうかね?
そんな問題点もさることながら
最後部の立ち見だから目についた
のが・・・MCの度にスマホを操作
する人、あきらかに録音ボタンを
押してスマホを胸ポケットに仕舞う
輩さらには録画までしちゃう者も…
近年ではライブなどのチケットを
高額で転売する連中が横行する為
入場する際に身分証での本人確認が
必須になってしまいましたが
エチケット・マナー・ルールと言った
基本的な部分に無頓着になり、自分を
最優先しちゃう人としてダメな者が
このまま増えしまうとライブ自体が
堅苦しい方向へ向かわざるを得ない
ように思えます
(映画の上映前の長々とした
注意喚起の広告を流すみたいにね)
今回を最後に地方で中島みゆきの
姿を観る機会は無くなるのでしょうが
彼女自身が音楽活動を終える訳では
ないので次のステージへ昇華する
みゆき嬢の活躍にこれからもエールを
送り続けていきたいです
この後、『結果オーライ』の会場へ
行けるラッキーな方々
思いっきり楽しんできてくださいね。
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Posted at
2020/01/22 14:14:28