
むか〜し昔のお話
あるところにお爺さんとお婆さんが
暮らしておりました
お婆さんは以前に “ 大病 ” を患ったのですが
無事に病を克服し今年で10年目になります
二人は病気に勝てたのは「神様のおかげ」だと
退院した年と5年目にお伊勢さんへお礼の
お参りに行っていました
今年で10年の節目、もう “ 根治 ” 出来たと
三度お伊勢さんへ詣でることにしたんだとさ
なんて “ 昔話風 ” な出だしでしたが
昨年10月に行った「お伊勢さん詣」のネタを
押入れの奥から引っ張り出してお伝えします

定番の金沢を早朝に発つ「サンダーバード」に
乗り込んでまずは京都へ向かいます
今回は京都から近鉄に乗り換えて三重県を
目指します、これまでは「バスツアー」ばかり
利用していたので初の列車でのお伊勢さん参り
になります
JR北陸本線は「e-5489」で簡単事前予約
その他の路線やお宿の予約もネット利用で
サクッと出来ちゃう便利な世の中ですな
まぁ「しまかぜ」だけは競争率が高くヒヤヒヤ
ものでしたが…
9時過ぎには京都に到着、列車は烏丸側に
入るので駅を縦断し八条口にある “ 近鉄線 ”
へ向かいます、ここで事前予約した列車の
乗車券を購入しておきましょうね
今回、おいらからカミさんへのサプライズは
予約開始と同時に座席が埋まる人気の観光列車
「しまかぜ」のデラックスシートの旅ですぞ!

約2時間の道程ですがちょっとリッチな気分を味わってみるのも乙なモノでしょ?

お〜っ!運転席も格好良いっすね

座席は2・1とゆったりしたスペースを確保
本革仕様(?)でリクライニング機能
足元のオットマンも電動で調節出来ちゃうし
ヘッドレストに読書灯が付いてたりと
ゴージャスな造りですぜ

先頭車両は運転席がガラス張りで前が見える!
皆さん “ 記念写真 ” を撮るのに夢中ですよ
動き出したのも気付かないほど静かに
発車した「しまかぜ」には今では珍しくなった
車内販売のワゴンサービスとビュッフェ車両が
付いています
おいらたちが座れたデラックスシートの他に
和・洋の個室があるのも凄いです

通路も驚きの広さですよ、愛煙家には嬉しい
喫煙スペースもちゃんと確保されています
アッという間に夢の時間は過ぎて降りたのが

「伊勢市駅」ここから徒歩で行ける距離に
「下宮」がありますよ
これまではバスで直行して来たので
街並みや表参道を散策しながら進むのも新鮮

正式名称は「豊受大神宮」
今から約1500年前、天照大御神のお食事を
司る御饌都神として丹波国から現在の地に
豊受大御神がお迎えされ、現在に至るまで
神々に食事をお供えする日別朝夕大御饌祭が
続けられているのですね
域内には「多賀宮」・「⼟宮」・「⾵宮」と言う
別宮が鎮座していますので一緒に参りましょう
“ 観光地 ” としてはちょい弱い下宮様なので
ここからバスを利用して一気に内宮を目指して
みましょう、目指すは「神宮会館前バス停」
自家用などの駐車場はなんと “ 3時間待ち ”
と案内表示が出ています 汗!!
でもバスならすんなりと到着ですね
神宮会館とは参拝客の宿泊とお土産物を
扱っている施設で、ここで事前にお土産を
調達するのもイイかも?です 中には
“ ここでしか入手出来ない「限定品」 ”が
あったりしますよ

今回は知人への土産として限定の「水琴鈴」を
大量にお買い上げです
以前からカミさんは水琴鈴の優しい音色が
好きで色々と集めていたのですが、今回は
お土産用に “ 大人買い ” しちゃってますよ
神宮会館から民家の間の細道を通って
人気の「おかげ横丁」へ抜けられるんですよ
( 事前の下調べが功を奏してます)
内宮への参拝は明日改めて行く予定なので
今日はおかげ横丁で名物の「手こね寿司」で
お昼ご飯にしました
伊勢神宮の名物としては「伊勢うどん」の
名が挙がると思いますが、おいらもカミさんも
あの“ コシの無いふんにゃりした麺 ”が苦手
お腹も満たされたし、宿泊先へ向かうバスの
時間まで余裕があったので…
おかげ横丁をお散歩しようと思ったら
街道の向こうの店が見えないほど参拝客で
ごった返してますぞ 😓

( ↑ こんなの比じゃない人流でしたよ)
目と鼻の先に内宮があるのにもかかわらず
踵をかえして内宮前にあるバス停へ…
ここから今夜のお宿へ向かう直通バスの
パールシャトルが発着しています
ご丁寧に伊勢志摩にある数軒のホテルの玄関先に停車してくれるので楽チンです
今宵は伊勢志摩にある観光施設の
「志摩スペイン村」の「ホテル志摩スペイン村」
に予約を入れてあります
今回のお伊勢さん参り、バスツアーを断念し
自分で段取りを考えてあれこれと予約を入れる
際に真っ先に決めたのがこのホテルでした
まぁ伊勢神宮周辺がほぼ満室だったのも理由の
一つなのですが、景色の良い志摩の海岸線は
もう一度訪れたいと考えていたので決められて
ラッキーでしたよ
お孫ちゃんが同伴だったらスペイン村で遊ぶ
って選択肢もあったかも?ですね
爺さんと婆さんの二人旅ですから無理して
イベントを詰め込み過ぎずのんびりとした
スケジュールを組むのが肝心です
一度 “ 列車の旅 ” の楽しさや気楽さを知ると
長時間のドライブへ戻れなくなっちゃいます
( 年齢に起因して敬遠したくなりましたね )
宿泊し翌日のお伊勢さん参りの様子は
また後日に記事にしますね
あ!そう言えば・・・
奈良へ行った時の記事もまだ書き残した
ままだったよ〜! (~_~;)“”
ブログ一覧
Posted at
2024/02/19 16:21:22