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自宅から８６０ｋｍ、高速深夜割引を使って九州は鳥栖まで走りました。
辛かったです。
少し前まではそんなこと思いもしない、走っているだけで楽しかったのに年を食ったのでしょうか。

ともあれ２年ぶりで関門海峡を渡りました。
雄大ですねぇ景色も橋も、
前回ここへ来た時に旦那を怒鳴りつけていたおばちゃんを見かけましたが、
今回は見かけませんでした。あのご夫婦、とくに旦那さんは健在でしょうか心配です。


鳥栖へ走ったのはＯＫワゴン(ミニキャブバン)の改装をするためです。
北海道聖地旅で痛感したのは電力不足でした。
それを解決するための改造をするんです。

金券ショップで青春１８きっぷを買ってきました。ＪＲ乗りほーだい５日間のそれです。
まずは九州からの復路に使わせていただきます。ええ、往路はＯＫワゴン(ミニキャブバン)で行きます。九州へ行く理由はまたいずれ。

しかし青春１８きっぷとはこっぱずかしいです。とうに還暦過ぎているのにです。

金券ショップだと￥11,500の所を￥２００安く買えました。ていうかみどりの窓口はわが町の駅にはありませんので(^^ゞ

7月４日、自宅から日本海側を北上し、大間岬から函館へ上陸し聖地北海道をほぼ2周して苫小牧港まで8,209kmを走りきりました。

今日8月２９日、もうすぐ名古屋港埠頭に着岸します。名古屋港から自宅まであと約100km、長いようなあっという間のような５７日間の旅が終わろうとしています。

太平洋フェリー　きそより

漢字ばかりの見出しになってしまい申し訳ありません。
北は豊富町「ニュー温泉閣ホテル」から南は松前町「温泉旅館　矢野」まで２８湯を７月２５日から８月２４日まで３１日間、全道 3,868kmを車中泊しながら走り入り続けました。
オホーツク海や日本海、樹海を一望できる湯の数々、皆素晴らしい湯の連続でした。
素晴らしいのは無料で入浴するのにも関わらず、すべての受付で愛想よく接して頂きました。

締め切り最終日の２４日、最後の湯は釧路のホテルパコ釧路でした。露天風呂は１２Ｆにありました。
釧路の繁華街にあるホテルの露天風呂が最後とは意外なエンディングでした。

北海道情報雑誌 ＨＯ [ほ] さん素晴らしい湯の数々ほんとうにありがとうございました。

暮れなずむ釧路、鶴居キャンプ場にてまずは報告まで。

ＯＫワゴン　燃費経過

まずは熊の湯
続いて相泊
そして瀬石
です

朝一番で熊の湯
　へ行ったのはいいのですが７時からということですぐ上にあるキャンプ場で朝飯を済ましました。

最近の朝食メニューはハムサンドとプチトマト、レタスの上にシーチキンをかけて食べてます。
食パンは軽く炙ると食欲が増します。
あとはコーヒー、インスタントですがアチチと言いながらゆっくり飲むのです。

熊の湯の話
常連さんが４人ほど入ってました。しっかり泡立てて体洗ってました。朝からあれほど洗うのかと感心して熱い風呂に入りました。湯温は高いですが泉質がいいのか心地よい湯でした。脱衣所も完備していています。
そうそう体を洗ってる方の背中に大きなアブがとまったと思った瞬間に噛みついてました。
あれとても痛くて治りかけは痒くなってあとあとまで残ります。
露天風呂の醍醐味はアブとの戦いです。

相泊・瀬石の話
羅臼町から２４キロほど知床岬の方へ入った所にありました。失礼ながら悪路と思っていたら最後まで舗装された２車線道路でした。

で、相泊の露天風呂
熱いのなんのって入れませんでした。先に入ってた年配の方が素っ裸で奮闘してましたが、ダメでした。あたりまえ。やけどするような湯に少しばかり水入れてもぬるまるはずがありません。
ブルーシートで男湯と女湯が別れてました。けどまちがっても海側を回らないようにしてください。
丸見えです。

続いて瀬石温泉
これが写真の湯です。下呂温泉や奥飛騨温泉で川の露天風呂に入ったことがあるのですが、スケールが違います。なんせ目の前はガスっているとは言え太平洋です。対岸は国後島です。北方領土です。
満潮時には入れません。波が荒いときももちろん入れません。湯温も私にはぴったりで一番気に入りました。

脱衣所はありません。衣服は波消しブロックの上に置くしかないです。
道路からも丸見えです。

いやいや、いい体験させていただきました。