
本日は関東地方を中心に朝から雪。
毎年冬はスタッドレスタイヤを履いておる私ですが、この速さは想定外。
そうなんです、明後日履くんだからちょっとまってよと思っておりましたが、見事に降りました。
事前交渉どおり、スタッドレスタイヤ済みの同僚に家の近くのコンビニまで迎えに来てもらい、なんとか職場にはたどり着きました。
が、今日は午後から自治体主催のセミナーに参加予定だったので、職場から会場までは、
タクシー→電車→バス
という、マイカーであれば30分ほどで行ける場所へ1時間かけて行きました。
宇都宮市は比較的路線バスが多い方だとは思いますが、残念ながら私の移動エリアと路線が合致しておらず、あまり使い勝手が良いとはいえません。
一旦自家用車で移動する便利さとラクさを覚えてしまったら、わざわざバスの時間を調べてそれに合わせて動くというのはとっても面倒です。
(そもそも、バスの時間を調べないといけないレベルの本数というのもアレですよね~)
で、最近何かとニュースになっている、高齢者が運転するクルマの加害事故について。
偉そうなことを言うつもりはありません。個人的見解です。
まず、高齢者の運転怖い危ない止めさせたい、これ賛成。
昨日も池上彰さんの番組で、高齢者の運転についての特集見ましたが、現在の制度での運転免許の更新のしやすさ、というのは問題ではあると思います。(来年3月に道交法改正予定で厳しくなります)
運転免許、返納、進んでくれるといいなと思いますが、
免許を返納しなさい、と言われることが、自分の足を切られるのと変わらないレベルの人達が大勢いることも事実です。
じゃあその代替案ってどうするん?というのは、人口減少に突入した日本にとって公共交通機関の充実というのはそう簡単にできないことからも難しい課題であることは容易に想像がつきます。
そんな中、去る11/20(日)に、宇都宮市の市長選挙が行われました。
なかなかのローカルネタですが、今回の市長選の争点は、"LRT"だったと思います。
LRTというのは、Light Rail Transitの略です。細かい定義はいろいろありますが、私は「現代版路面電車」という認識でいます。
宇都宮市はこのLRTを市内の主要道路東西に作り、新しいまちづくりを目指しています。
今回の市長選は、LRT推進派の現職と、反対派の対立候補による一騎打ちでした。
結論としては、現職が当選。
LRTはすでに国の認可が降りているので、このまま進むでしょう。
人口減少時代に突入した中、LRTという新たな交通機関をゼロから作り出す、という施策がいいか悪いかは別として、クルマ社会にどっぷり浸かっている宇都宮市が公共交通機関のありかたを真剣に考えているのは素直にいいことだな、と私は思います。
特にこのあたりは、芳賀町のHONDA、宇都宮市内の富士重工業(航空宇宙カンパニーですが)、上三川町の日産自動車と、クルマ業界が集まっている地域。
きっと大人の事情もいろいろあるでしょうよ…。
そんな中での決断は賞賛されてもいいのではないかなぁと思っています。
現実はお金の問題とか渋滞問題とかあるんですけどね。LRTは手段の一つですから、もう少し公共交通機関の発達どうする?と広く議論する余地はあるかもなーとは思いますが。
ちなみに、LRTでのまちづくりは富山市が先行事例として挙げられますが、こちらは昔あった国鉄の路線を再活用しているため、コストは宇都宮市のゼロから作るのより格安で済んでいます。
2013年の夏に富山のLRT乗りたーいということで旅行に行きましたが、頻繁に来るし乗り降り楽だし路面電車との乗り換えもし易いしで、便利だなーと思いました。
昔から、路面電車がある体(てい)で道とかもできてますしね。
ダラダラと書いてしまいましたが、要は普段クルマを問題なく運転できているときは気にならないんですが、今日みたいに運転ができないとなったときに、ほんとに困るなぁとつくづく感じた次第です。
ちなみに、元鉄子としては、新しい鉄道(鉄道って言っていいのかな?)が自分の住んでいる街にできることは素直に+(0゚・∀・) + ワクテカ +しますよね。
はてさて、今後の動き、気になりますな。
Posted at 2016/11/24 17:36:27 |
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