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2021年03月15日

高級感はないが上質な仕立てで、日本車にはないデザインが個性的なコンパクトSUV。子供の手が離れた夫婦が二人で楽しむ生活のお供としてぴったりかも?

高級感はないが上質な仕立てで、日本車にはないデザインが個性的なコンパクトSUV。子供の手が離れた夫婦が二人で楽しむ生活のお供としてぴったりかも?
レビュー情報
メーカー/モデル名 ボルボ / XC40 B4 AWD Rデザイン_RHD_AWD(AT_2.0) (2020年)
乗車人数 2人
使用目的 レジャー
乗車形式 マイカー
総合評価
おすすめ度
4
満足している点 ・輸入車特有の手厚い新車保証が標準で5年間ついている
・VOLVO自慢のADASはもちろん、ETC2.0やカーナビ、フロアマットまでが標準装備
・セルモーターのないマイルドハイブリッド方式により、アイドリングストップからの復帰がノーストレス
・ACCの制御はトップクラス
・サイズやカタログ数値以上に広く便利な荷室
・後席をたたむとフルフラットになる非常に使い勝手がいい荷室
・立てるとバッグフックが使えるパーティションボードや容量のある床下収納など、使える荷室のギミック類
・ドアポケットなど収納が多く、グラブボックスなどの一部を除けば概ね大きくて使いやすい
・(好き嫌いは別にして)一見して日本車とは全く違う文化でデザインされたとわかるエクステリアの佇まい
・1750kgというヘヴィ級クラスの車両重量を全く感じさせないトルクフルなエンジンと8ATのシフトプログラムの良さ
・(SUVにしては)充分ワインディングが楽しい足回り
・ともすれば物理的な数値を忘れてしまうほどコンパクトに感じる操作感
・スムーズで剛性感のあるステアリング・フィール
・オーバーサーボなクルマが多い中、踏力でブレーキコントロールをしているフィーリングが味わえる上質なタッチのバイ・ワイヤ方式のブレーキ
・ストロークが短く、小気味よく動くバイ・ワイヤのATセレクタ(シフトレバー)
・特に不満なく充分な音質の標準オーディオ。イコライザで好みの設定ができるのも嬉しい
・進行方向が広く表示されるので特にカーナビで便利な縦型9インチのセンターディスプレイ
・運転中の視点移動を最小限にしてくれる、地味ながらもはやADASの一種と呼んでもいいカーナビのマップ表示が可能なフル液晶のメーターディスプレイ。国産車ではこの機能を搭載しているクルマは各メーカーの高級車にすら搭載されていない(現時点では新型レヴォーグのみ)
・何千キロでも走り続けられると思えるほどシートの出来栄えは素晴らしい
・俯瞰視の360°モニターが便利過ぎる
不満な点 ・リアシートはおまけ、もしくは子ども用と思ったほうがいいところ。前席との間隔は充分だが、荷室のフルフラットにこだわった為か座面が低く短いため大人を後席に載せてロングドライブをする気にはならない
・センターホールが小さすぎる。二人分のスキーとストックを入れるのにはかなり苦労する。リアシートを4:2:4分割にするかセンターホールの面積を最低でも1.5倍以上に広げてほしい
・前席のシートベルトアンカーが短かすぎる。シートを上げたポジションを取るとシートベルトが非常にしにくくなる
・キーを身に着けて、リアバンパー下側に足をかざすことで開閉できるセンサー付きパワーテールゲートですが、いまだに100発100中で開閉できない。むしろ50%に届いているのかも怪しい。全く同じ動作をしているにも関わらず反応したりしなかったりで、最近は操作する前に「さあ、勝負だ」とXC40との対決の様相を呈している始末
・車線中央を走行するようにステアリングを軽く保持してくれるというVOLVOご自慢の「パイロット・アシスト」ですが、私の個体は左側に寄りすぎた位置でキープする。車線に余裕がある高速道路上では実害はないとはいえ、後続車のドライバーには下手くそに思われるだろうし、狭いトンネルなどでは「壁が近くて怖い」と助手席のパッセンジャーがプレッシャーを感じる事がある
・Apple CarPlayやAndroid Autoのマップ系ナビゲーションを利用する場合は画面が狭く、横長表示になる。もちろんメーター内のちず表示には対応されない。
※2022年モデルからVOLVOはAndroid搭載システムに変えるようで、ここの改善は約束されている。が、しかし。これはカーナビがGoogle Mapになるということでカーナビとしての使い勝手が低下するという別の問題が発生するわけで、痛し痒しと言ったところか。個人的にはそれでも音声認識が秀逸になるであろう新型のシステムに換装できるものなら是非換装したい
・XC40の実用燃費はこの時代においては褒められたものではありません。「マイルドハイブリッド」だからといって燃費に期待すると裏切られます。メーカー側もアナウンスしていますが、XC40のBシリーズに搭載されたマイルドハイブリッドシステムは燃費の為ではなくドライバビリティ向上のためのデバイス似すぎないからです。ちなみに一つの目安ですが市街地走行のみで燃費が10km/lを超えることはありえないと考えて間違いはないでしょう(市街地のみで7-8km/lくらい。郊外路で10km/l程度、高低差があまりない平坦なルートの高速のみであれば18km/lを超えます)。
装備はそれなりに充実していると言っていいが、この時代にこのプライスタグをつけるのであれば、いわゆるデジタルミラーを装備してほしかった。
後席に人を載せたり大きめの荷物を載せたりして光学的なルームミラーでは後方視界が遮られる場合にスイッチひとつでリアカメラの映像を映し出すことができる「デジタルミラー」は国産では軽自動車でも装備され始めており、これからは主流になると思われる。
総評 私はVOLVO車の美点はまず内装にあると考えます。
豪華さや華美とは無縁ですが、これ見よがしで幼稚な煽り感もない、シンプルな中にもモダンで清潔なインテリアはドアを開けてシートに収まった瞬間に居心地の良さを感じます。
デザイン文法は変わりましたが、これは昔からVOLVO車が持つ内装の一貫した特徴ともいえるでしょう。

この「ほっとする居心地の良さ」はXC40にも受け継がれています。もっともVOLVO車の中では味付けがややアクティブというか若々しいフレーバーが添えられているのが特徴でしょうか。

細かいところはもちろん値段なりに違う部分もありますが、上位モデルのXC60やXC90と比較してXC40が明らかに劣っている部分はリアシートの作り(設計)のみだと感じます。
少なくとも前車であるMY2014のXC60と比べて、XC40は殆どの部分でアップデートされていると感じました。
特にロードバイクを2台車載してみてよくわかりましたが、全長がかなり短くなっているにも関わらず荷室に関してのレスは全長よりも少なく、そのスペース効率のよい設計に驚きました。
少なくともローバイクの車載性についてはMY2014のXC60と比べての遜色のない運用ができています。

そのリアシートも頭上や前席までのスペースは十二分に確保されていますので、子供や小柄な人であればネガティブな部分も問題にならないと思います。

デザインではプレーンでややフォーマルな雰囲気を持つ上位モデルに比べるとXC40はカジュアルでヤングアットハート(死語?)な雰囲気を醸し出すことに成功しているのではないかと思います。
メーカー側が想定するXC40の顧客層は「me」とされています。これは「パーソナルカー」として楽しんで欲しいという事だそうですが、私に言わせれば「うすらでかいパーソナルカー」です。
とはいえ確かに一人ないし二人分の「遊びのギア」を詰め込んで(積み込んで?)、アクティブに「使い倒す」には丁度いいカジュアルさ、丁度いいラフっぽさがドンピシャであろうと思います。

同様に上位モデルと違い、よりSUVらしい……別の言葉で表現するとラフでワイルドで、積極的にどろんこ遊びに使おうと言う気になる黒い樹脂パーツでのアウトドア志向を打ち出している点も個人的には好ましいと感じています。
革靴でもおしゃれなレザー素材のスニーカーでもなく「ズック靴」の持つ軽やかさがXC40の美点の一つと言えるのではないでしょうか。

同クラスの国産のコンパクトSUVに比べると確かに価格は高いですが、数の問題で人とはあまりかぶらない点、個性的なエクステリアデザインに魅力を感じる人にはいい選択肢になると思います。
また他の同クラス輸入車と比較した場合は必要な装備やサービス、エンジンのスペックなどを比較するとかなり割安であることに気づくはずです。
候補として検討してもらえると、XC40をとても気に入っているオーナーとしては嬉しい限りです。
項目別評価
デザイン
☆☆☆☆☆ 5
デザインは好みの問題……と言ってしまえばそれで終わってしまいますが、パット見た瞬間に国産車とは一線を画す佇まいがあるのは間違いのないところでしょう。

ヨーロッパ車は特にその傾向がありますが、フロントまわりは一瞬見ただけで各メーカー独特のデザインアイデンティティにあふれていますし、そこに魅力を感じる人も多いと思います。
XC90から始まった新世代VOLVOのデザインアイコンは「トールハンマー(ミョルニル)」と呼ばれる横にしたT形のウインカーランプ兼用デイライトランニングランプですが、XC40にも当然受け継がれています(もっともXC40はT形というよりY形ですが)。

グリル部分を含めたフロントマスクは上位モデルよりややアクを持たせていて、フレンチブルドッグをイメージしたものだとされていますが、確かに上位モデルよりもやや身近な存在、言葉を変えれば「カジュアル」な雰囲気を感じます。

個人的にはリアビューが好みです。
日本車では絶対マネができないデザインであろうと思います。
今回の乗り換えでは日本車も候補に入っていたのですが、このデザインを気に入ってしまった後だと、候補車のリアデザインがみすぼらしく見えてしまっていけません。

それからこれも好みの問題ですが、私はSUVのデザインにはラフっぽさやタフさをもたせてほしい派なので、ホイールアーチやリア周りが黒の樹脂パネルで加飾されている点もいたく気に入っています。
走行性能
☆☆☆☆☆ 4
マイルドハイブリッドシステムによるアシストが秀逸で、普通に使う分には、どのシーンでもパワー不足を感じることはないでしょう。
8速のオートマチック・トランスミッションのプログラムもいい仕事をしてくれていて、例えば下りでは適度なエンジンブレーキがかかります。
積極的にマニュアルモードを使うATドライバーは少数ですから、ATにありがちな「どんどん加速してしまうので下りではブレーキを踏みっぱなしなのよ~」というシーンも減るのではないでしょうか。

最低地上高が200mmを超え、上屋も嵩があるいわゆるSUVは普通の乗用車と比較するとカーブや加速・制動において物理的に挙動が大きくなります。つまりワインディングが苦手と考えられがちです。
もちろんGOLF GTIと比べると「XC40はワインディングでは(GOLF GTIより)劣る」みたいな評価になるのかもしれませんが、XC40で普通にドライブしていて「このクルマ、ワインディングが苦手だよな」と思う人はあまりいないのではないでしょうか?
むしろどこを走っても楽しいと感じるのではないかと思います。

もちろんXC40はいわゆるスポーツカーではないので、コーナリング性能はそれなりでしかありませんが、パワートレイン(エンジンとトランスミッション)は上り坂での加速も充分ですし、高速道路への合流時、本線上での追い越し時の加速においても充分以上の余裕を感じられます。

XC40のBシリーズは、ブレーキは信号を送るだけのいわゆる「バイワイヤ」方式になりました。
そのせいかどうかはわかりませんが、これまでのように「倍力装置に頼った感のある」増幅されるブレーキパワー感のあるタッチとは異なる「踏力で速度を制御する」フィーリングになっています。
乗り換えた当初は違和感を覚えるかもしれませんが、踏力でブレーキをコントロールする感覚になれると従来よりもクルマの減速がコントローラブルに感じるはずです。
乗り心地
☆☆☆☆☆ 4
B4 R-Designは19インチホイールが標準装着されていますが、コンベンショナルなサスペンションの割には乗り心地は担保されていると感じます。
もちろんある程度の段差を通過する際には、SUVですから上屋はそれなりに揺られますが、なんどもだらしなく揺り戻しが起こることはなく、収束能力は充分です。
路面の細かい荒れについては一部の乗用車と比較してもフラットで上質な乗り心地を提供してくれます。

これらはたぶん、サスペンションやタイヤなどの足回りだけではなくシートの作りの良さもあってのことではないかと考えます。
積載性
☆☆☆☆☆ 4
まずは荷室についてですが、4,475mmという比較的コンパクトな全長から受けるイメージより、かなり広く感じます。
我が家ではロードバイク2台を積んでサイクルイベントなどに参加することがあるのですが、MY2014のXC60と変わらぬ運用が出来ています。
具体的な数値で比較すると、旧XC60のリアシートを倒した時の荷室長は1,789mm、一方のXC40は1670mmでその差12cmですが、実際に使った感覚では全長が約17cmも長い旧型XC60(4,644mm)とほとんどかわらず、これについては数値以上に差が小さいと感じます。
コンパクトなのにワンクラス上のモデルと同じ使い方ができるのは嬉しい誤算でした。

荷室のフロアを持ち上げるとその下には大まかに前後に分かれた床下収納部分があります。
マイルドハイブリッドになってからバッテリ搭載の影響で床下収納部は浅くなりましたが、それでも浅い方(リアから見て手前側)でも13cmほどの深さがありそれなりに面積もあるので、私が車内に常備しておきたい小物はほとんどここに収納できてしまいます。
一例ですが、2リットル入りのウインドウォッシャー液が入ったポリ容器を寝かせて収納できます。スキードライブの際には凍結しない厳冬期用のウォッシャー液の予備を多めに用意しておきたい派なのですが、荷室内にウォッシャー液のボトルがゴロゴロしているとただでさえ用品や荷物が多いスキードライブだと邪魔になりますし第一見栄えも悪い。XC40ではそれらはすべて床下に隠して置けました。個人的に非常に重宝するスペースです。

フロアカバーを立てると荷室を前後に分けるパーティションになるのもVOLVOワゴン系伝統の装備です。これを気に入っているオーナーは多いのではないでしょうか。
同様にこれもVOLVOのワゴン系伝統の装備ですが、立てたフロアカバーには小さめのバッグなどを引っ掛けて置けるフックも装備されています。
ちなみに、フロアカバーを立てない場合でも使えるバッグ用フックは、荷室の左右に別途設けられています。

XC40ならではの収納といえば、センターコンソールのアームレスト下にある広大な収納スペースが挙げられます。フルサイズのテシュー・ボックスがまるごと入って、その状態でもさらに空間的な余裕があります。
またその前方には脱着可能な蓋付きの独立した収納ボックスが備え付けられており(サイド部分にはご丁寧にネットポケット付き)、ゴミ箱として使う事が想定されているようです。おそらくこれにより多くのXC40の車内美化が実現していることでしょう。

フロントのドライバーズシートの下側にはトレイ式の小物入れが装備されています。
以前のVOLVO車にはフロントシート下に「カンガルーポケット」という「ケータイ電話」を入れておくのに丁度いいポケットが装備されおり、素晴らしいアイディアだと思っていたのですが、残念ながら一旦それは途絶えてしまいました。
しかし世代を経て今度はトレイとして復活しました。
もっともこのトレイ、薄いのです。昔の「ケータイ電話」だと入らないモデルが多いのではないでしょうか。それくらい薄いです。
しかし、時代はもはやスマートフォン。要するにスマートフォンなら充分入る厚みがあります。
しかしスマートフォンを収納するにしてはムダに広い。これだと「カンガルーポケットのほうが良かった」と思わなくもないのですが、実はモダンなスマートフォン世代のクルマの多くはセンターコンソールの中央奥に「置くだけ充電トレイ(Qi充電台)」が装備されています。XC40も例外ではありません。さらにXC40の場合はQi充電台の手前に一部の自動車評論家が「灰皿?」と誤認するつくりのスマートフォン専用スタンドも装備されています。すなわちシート下トレイは別の用途に使うのが吉と言えそうです。
ちなみに車検証入れは入りません(車検証だけなら折りたためば入ります)。
私はここに携帯トイレを入れてみました(車内に携帯トイレを常備するようになって20年以上経ちますが、今まで一度も使ったことはありません)。

ドアポケットも広めで、1リットルクラスのペットボトルなら余裕で放り込んでおけます。
(メーカーの説明をオウム返しに紹介する系のモータージャーナリストがここにノートPCを入れてみせたりして「充分使えますねえ」なんて言ってる動画を散見しますが「そんなところにノートPCとか入れねーよ」と思うのは私だけでしょうか?)
ドアポケットがここまで大きいのは、通常ドアに埋め込まれているサブウーファー(スピーカー)をフロントのバルクヘッド上部に移動させたことで生まれたスペースを収納に割り当てた為です。
もともとサブウーファーには指向性が求められませんので本来左右ドアに埋め込む必然性はありません。メーカーは「ユーザーの目に大きなスピーカーがドンと左右に埋め込まれているのを見せて「このクルマには高級なオーディオが入っている」という満足感を与えているだけなのです。「ドアにでっかいサブウーファーがなくてショボい」と思う人が一定数いるであろうことを理解しつつも「見た目より実利」とばかりにここにスペースを確保したのはVOLVOの英断といえるのではないでしょうか。このあたりも保守的な高級感を求めるユーザー層が多い上位モデルと違い、カジュアル路線のXC40だからこそチャレンジできたのかもしれません。
ちなみに私はノートPCは当然として、そもそもドアポケットにあまり物は入れないので(VOLVOのデザイナーには悪いですが)あまり有り難みはわかりません……が、狭いより広いほうがいいのは間違いないところでしょう。

ドリンクホルダーの壁にある爪、つまりスプリングによる「抑えパーツ」の間隔は、実はキーを差し込んで置くのに丁度いい、というのはディーラーのエントランスでスタッフにクルマを預けるときを除くとあまり役に立たないXC40のtipsです。^^;

それから、運用には慎重さが求められますが前後ドアとも内側のドアハンドル部分は貫通していません……ので、ここに小物を置くことも可能です。
スマートフォンとか!
ただし。
繰り返し警告しますがドアの開閉時に落下する恐れがありますし、入り込んで視覚から消え去るとそのまま忘れて放置される可能性も低くありませんので、このドアハンドル部分の収納スペース?の運用については細心の注意が必要です。

リアシートはそれ以外にもシート下のドアよりにちょっとした小物をおいて置けるトレイがあります。
ここもドアの開閉時や乗降時に転げ落ちたり、あるいは風で吹き飛ばされる心配がありますので、同様に運用には注意が必要です。
燃費
☆☆☆☆☆ 3
燃費のためのマイルドハイブリッド方式ではないのですが、それでもゴーストップが多いほど、マイルドハイブリッド車の方が燃費が向上しているのではないかと思われます。
比較対象として適切かどうかはわかりませんが、基本的に同じエンジン、同じトランスミッションを採用していた、同じ車重のMY2014のXC60よりも燃費はかなり向上しています。

参考までに、私のドライビングによる燃費の目安は次の通り。

・距離1km程度の買い物スポットめぐりのみ
 7km/l内外
・いわゆる市街地走行
 8km/l内外
・高速道路を使わない郊外ドライブの場合
 9km/l内外
・高低差が少ない、信号がすくないなど条件がいい郊外ドライブ
 10km/lから11km/l程度
・たまにしか信号がないカントリーロードのみ
 12km/lから13km/l
・中央道のような高低差のある渋滞のない高速道路を走行車線の流れに沿ってACC利用で巡航したばあい
 15km/l程度
・高低差が少なく渋滞のない高速道路を同じくACCを使って走行車線を巡航した場合
 17km/l程度
価格
☆☆☆☆☆ 3
XC40には次の項目が車両価格に含まれています(標準装備)。

・5年間保証
・ETC2.0
・純正カーナビ
・各種ADAS(先進安全装備一式)
・フロアカーペット
・アッパークラスのオーディオシステム

それらを鑑みるに、決して安くはないけれど「高すぎる」と言うほどではないのではないかと思います。
単純なコストパフォーマンスでは同クラスの国産SUVにはまったくかなわないでしょうが、内外装のデザインや所有する満足感などの金額化できない官能評価を加えての評価となると、リーズナブルだと考える人が一定数いるのではないでしょうか。

私が購入したMY2021のXC40 B4 AWD R-Designの車両本体価格は539万円でした。
個人的には500万円ジャストくらいが適正価格ではないかと考えています(つまりちょっと高いなあ、という感想)。
その他
故障経験 走り始めてわずか500km程度でエンジンアラートが表示され、排気センサーの交換が行われた。
もっともセンサーアラートが表示されただけで、走行にかんしては全く問題は生じなかったことを付け加えておく。

交換に要した時間は本国(スウェーデン)からセンサーを取り寄せるリードタイムがあり、作業は翌週となった。

https://mono-ludens.com/
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Posted at 2021/03/15 18:09:28

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この記事へのコメント

2021年3月15日 20:21
こんばんは。私も全く同じ評価です。激しく同意✌️
全長が短い割にはカーゴルームが広いんですよね。
Androidはどうなんでしょう?
私は今のままで満足です。
ただ今の音声認識がアホで私は嫌われています(笑)
コメントへの返答
2021年3月16日 7:19
おはようございます。
音声認識ですが、ナビ関連についてはほんと「もう少し頑張れ」という感じですよね。前車と違って音声コントロールができるというので期待していたのですが……。

とはいえ、人によるかもしれませんが今の所確実に認識してくれる機能もあるので「音声認識に任せる」操作と「最初から当てにしない」操作を分けるようにしています。
音声認識を使う操作は基本的に次の2つ。

・エアコンの温度調整
・メディア変更

これらは基本的にタッチパネル・オペレーションになりますので、運転中には絶対に操作したくない項目の代表だと思います。
エアコンについては音声認識を呼び出して「寒い」「暑い」というワードだけで1℃単位で調整してくれます。
0.5℃やそれ以上をお求めの場合は「エアコンを○○℃」と言えば0.5℃単位で温度指定が可能です。

メディアについて、我が家の場合はFMラジオか挿しているUSBメモリに入ったお気に入りの音楽ファイルの再生の二択ですが、これもスワイプとタッチという2段階操作が必要なので、運転中は嫌なミッションです。
こちらも音声認識で「USB」「ラジオ」で確実に切り替わります。

ロングドライブを除くと、とりあえずほぼ週末のお買い物用途に使っているだけなので音声認識についてはまだ研究途中です。いろいろ試してもう少し使える項目がふえればいいな、と思っています。

ちなみにGoogle Mapsだとナビはほとんど音声認識だけでコントロール出来ます。
私は高速道路を使ったロングドライブの場合、ざっくりした大まかな(そのドライブでの最初の目的地と宿など)目的地はカーナビを、滞在先で思いつくままにうろうろする場合はAndroid AutoのGoogle Mapを使うのが便利だと思っております。
自分のXC40には関係ないので心配しても仕方がないですが、2022年モデルのVOLVO車のカーナビがどんな珍経路を推奨してくれるのか気になってしかたありません。
みんからでそのあたりの投稿を楽しみに待ちたいと思います。

ちなみに今のGoogle Mapsはかなり改善されているそうなので、たぶん私の前車であるMY2014のXC60の純正カーナビ(おそらくデンソー製。dokodokoさんのV60CCはMY2015からVOLVOがメーカー変更して音声対応になった、たぶん三菱製?)の方が珍回答が多いと思います(一度高速を下ろして次のICでまた乗せる、などアルゴリズム担当を小一時間問い詰めたいルート案内をすることがありました)。

プロフィール

「★【DEFENDER 110 MY25.5】ラゲッジルームに棚を増設 http://cvw.jp/b/1801820/48501378/
何シテル?   06/22 18:57
社畜から解放され、かねてからの夢だった日本全国津々浦々をドライブして回れるようになりました。 だがしかし。 時間と自由は手に入れたものの、経済力を手に入れら...
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