フロントシート下~リアシート下 フロア静音化 その2
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
床をノックするすると、いかにも鉄板という音がポンポンっとしますので、しっかり抑えることで効果はかなりありそうです。
リアシート足元から制振材レアルシルト、ゼトロ吸音シートの順番で貼り重ねていきます。
写真ではまだ貼りかけですが、レアルシートを貼る面積は大目に70%程度としました。
2
写真はリアシート座面の下部分ですが、純正状態で制振用とみられるシート状のものがあちこちに貼りついています。
とはいえ、貼っていない部分や、足元に続く何も貼っていない壁部分の鉄板などはたたくともぅ・・ポンポンとかなり締まりのない音が響きまくる状態。これはデッドニングのやりがいを感じちゃいますね。
これまでは、オーディオを大きな音量でかけたり、高速道路で路面が吸音アスファルトなかったり、痛んできている路面を走ると「ぼぉぉ~」というような篭った音質のノイズを感じますが、どうもこのあたりと、リアカーゴ鉄板あたりが振動して鳴っているのではないかと思います。
ということで、壁面~座面の半ばまで音が響く部分はしっかりとレアルシルトを貼りまくります。 こちらの貼りつけ面積は80%ほど。
座面後部は、あまり響かないのと、配線パーツが沢山あるので少しだけ。
3
最終的には、こんな構造にしました。
レアルシルト>ゼトロ吸音>シンサレート>元からあるフェルトシート
これでリアシート部分は完成。シート座面を元に戻します。
4
次に、フロントシートを後ろにずらし、カーペットをめくり写真のようにレアルシルトをセンターコンソール側まで貼りこんでいきます。鉄板をたたくと場所によりますが、よろしくない軽い響きをする部分があります。
ここは貼付率50%程度に。
5
吸音シートはできるだけ隙間を作らずに埋めるようにします。
これで、ここもOK。
6
助手席側も同じように施工します~
これでフロント下~リアシートまで静音化作業完成です!
7
あとは、外した部分をもとに戻していけば、作業の痕跡もなく静かな車内が実現です。
早速、エンジンをかけてみますと、やはりフロント足元施工だけとは違い微振動もさらに減り、騒音レベルも下がった感じで、もはやアイドリングの高音もほぼ聞こえずいい感じです。
本日はあいにくの雨ですが、少し外に走りにいってみました。
これはスゴイ。明らかにエンジンノイズ~走行ノイズとも大幅に下がっています。 まだリアカーゴエリアの施工を残していますが、すでに期待値をはるかに超えた静かさです。
路面の舗装状態の変化に対してもロードノイズの出方が相当にマイルドになり、普段聞く音量で音楽をかけてみるとエンジン音もロードノイズも下がったことで、SN比が向上してクリアかつ繊細な音まで聞き取れるようになっています。
また、アクセルを踏み込んだ際のエンジン音の音質が変わり、より低音寄りに聞こえるようになっています。高域成分があまり聞こえません。
8
今度は、低音のよく効いた曲を大音量で再生。 すると今度は、ボディの共鳴が激減したことで非常にタイトに引き締まった低音がなんとも心地よく響きわたります。
中域にもしっかり効果があるように感じます。 この効果はもちろん停車中も同様で、特に期待していなかっただけに嬉しい誤算でした。
最新クラウンに負けない静かさを手に入れ、かなりの快適度アップになりました。 作業はそれなりに大変でしたが、リターンは大きいですね! よろしけばチャレンジを!
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