アライメント調整

３Ｄアライメントテスターにて測定。

予想通り、リアはトーアウトがひどく、ネガキャン(一応基準値内)。

そして、フロントもかなりのトーアウト、ネガキャン。

リアは内減りがひどかったので、納得の結果だが、フロントタイヤに関してはそれほどの症状が出ていなかったフロントもかなり狂っている。

話し合いの結果、基本的にはフロントもリアも考え方は同じだが、キャンバーに関しては、あまり立てすぎると、色んな箇所への干渉やフェンダーからのはみ出しなどが考えられるので、キャンバーはほどほどに立てつつ、トーインに調整しようかということになった。

キャンバーが付いてる車はトーは０ではなく、若干トーイン気味に設定したほうが、内減りしにくくなるそうだ。

それはスピードが出れば出るほど、自然とタイヤはトーアウト方向に動くので、あらかじめトーインに調整しておくことで、走行中にトーアウトにアライメント変化する分を相殺してしまいましょうということだ。

リア調整中。

リア、うまく調整出来ているようだ。

フロント調整中。

結果、リアはほぼ狙った所に数値がきた。

フロントはキャンバーがほとんどこれ以上ポジティブにならない…ということで、なるべく左右差がなくなるように調整。

トーは狙い通り。

ネガキャンに関してはこの手の車は仕方ない面もあるようなので、もっと起こしたければやはり調整式のアーム類に変更という方向になりそうだ。

帰りにインプレ。

まず、ハンドリングに関してだが、前は直線を走っていると、路面のギャップでハンドルがもっていかれるというか、しっかりステアリングにぎって、ギャップでとられるハンドルをがっちり修正しなければならなかったが、それが改善され、ギャップでもステアリングをがっちり握ってなくても、軽く手を添えているだけで、勝手に車が修正してくれる。

総合的に見て、直進安定性は格段に向上した。

コーナリングと、タイヤの消耗具合に関しては追々チェックしていくことにする。

アライメント調整したこの瞬間が現状でのこの車のいい状態。

ほっとけば、また狂ってくるだろう。

ましてや古い車なので、ブッシュ類もヘタっているだろうし(チェックしてもらったところ、目視で確認できるブッシュ類のちぎれ等はなかった）、なるべく短いスパンでのチェックが必要だ。