目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
かねてから悩まされていたラジエターサブタンクからのLLC吹き。
ついに解消されました!
特にLLCを吹くことが多い条件は夏場の高水温時や水温が高くなくても高回転までエンジンを回すことでした。
南千葉のジムカーナ場でドリフト練習してたときもダラダラ吹きこぼしてましたね(^^ゞ
この問題の原因はラジエターキャップの不良やヘッドガスケット抜け等があるといわれています。
まず、ラジエターキャップの不良を疑いました。
そして2回新品のラジエターキャップに替えたが直らず。
やっぱりヘッドガスケット抜け?
ということでショップで診てもらいました。
まず圧縮測定→異常なし。
2
次にガスケット抜けの簡易検査。
写真のようなシリンダーに試験液を入れて、LLCを循環させ、この液が黄色に変わったら…ガスケット抜けの可能性あり(100%特定できるわけではないそうです)。
どうやらLLCに混ざった燃焼物質?がこの液と反応すると黄色に色が変化するそうです。
で、結果は…色の変化なし!!!
3
ではLLC吹きの原因は何なのか…
私のスープラはKOYO製のアルミ2層ラジエターを使っています。
ここで私はとんでもないミスを犯していました。
どうやらKOYO製のラジエターのラジエターキャップは日産系のキャップを使用することになっているようで(全てのKOYO製ラジエターが日産系のラジエターキャップを使うかは確認しておりませんが)…
ん?
80スープラ用のラジエターなんだからキャップも80スープラ用じゃないの!?
なんと本当は日産系のラジエターキャップを使わなければならないのにずっとスープラ用のキャップを使っていました(゜゜;)
TRDのキャップとか普通に使ってました(笑)
写真左側が80スープラ(純正ラジエター適合)用のキャップ
写真右側が日産用です。
弁の大きさが全然違うのがお解りでしょうか?
日産用のほうが明らかに大きいですね。
ただ、この二つのキャップ、ラジエターそのものには普通にはまってしまうんです。
いい訳にしかなりませんが、てっきり合っているものを付けていると思い込んでいました(>_<)
4
写真はラジエターのキャップをはめるところです。
この穴の大きさ、やはり80スープラ用のラジエターキャップでは小さすぎて圧がかかりませんね(^^ゞ
要するに、高水温や高回転まで回した時、本来このキャップの弁で圧をかけて沸点を上げるところを全く圧がかからず、ここをLLCがスルーしてサブタンクに流れ、サブタンクから溢れて吹いてしまっていたのです。
キャップをしていたが、ただラジエターに蓋をしていただけ…
全く意味なし!!!
結果、ラジエターキャップの不良でもガスケット抜けでもなく…単なる部品間違えでした(^^ゞ
こんなミスする方は滅多にいないと思いますが、みなさんも社外品を入れるとき、パーツの適合はよく確認しましょう!!!
※もう一度書きますが、全てのKOYO製ラジエターに日産系のラジエターキャップが適合か確認しておりません。今回の件はあくまで私が使っているアルミラジエターで起きたことです。各自ご確認ください。
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