
3月21日金曜日、乃木坂にあるソニーミュージックエンターテイメントのビルで行われた大滝詠一お別れ会に行ってきた。
六本木のミッドタウンに車を入れて徒歩でSME乃木坂ビルに行った。
お別れ会は3時からなので駐車料金をタダにするためにここでランチを食べた。
ニルヴァーナニューヨーク。
とても景色のいいインド料理屋。
普段食べている近所のインド料理屋のランチ食べ放題より値段が倍以上だが、豪華で料理の種類も多く雰囲気もイイのでぜひまた来たいと思う♪
米も本格的に長粒種で、カレーも5種類。さらに大好物のタンドリーチキンも食べ放題というのが感激した。
10個は食おうと張り切っていたが、結局わずか4個で腹いっぱいになってしまい意外と食べられなかった…。
今度はぜひ大食いメンバーで乗り込みたいw
ミッドタウン内の高級果物店にて。
一粒…525円 !? ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ほかにも化粧箱入りの数千円から万単位クラスの果物が並んでいた…。
徒歩ですぐのSME乃木坂に行くと、すでにファンの長い行列が出来ていた。
ビルのエントランスに祭壇が作ってあり、ありし日の大瀧氏の写真や愛用のギターやシャツが展示してあり、奥には愛車のキャデラックが !!
お花を添え合掌をし、ずっとこの目で見たかったキャデラックをじっくりと眺めることが出来た。
今年の冬に大瀧邸を観に行ってガレージをちょっと覗いた時はあまり中まで覗き込むのもあれなのでちょっとしか見なかった。
ヘッドライトの形状からドゥビルというのはキャデラック好きな自分には容易に分かったが、ドゥビルというのが分かっただけでも満足だった。
その時は青っぽいグレーだと思っていたが、実際は紺だったのか。
その時のブログ
車体を良く見ると、バンパーやフェンダーに大きな凹みや擦った跡がそのまんまw
お世辞にも綺麗なクルマと言えない(笑)
このキャデラックで大瀧さんが瑞穂町から都内のソニーのスタジオに乗って行ったり、映画の撮影地めぐりをしていたんだと考えると感傷深い。
ヤナセディーラー車。
内装はレザーでコンビハンドル。
フロントガラスの点検ステッカーを見ると、おそらく点検はしてあると。
今年車検のようなので、検ズレをしていなかったらおそらく13年式か15年式だと思う。もしくは17年式かな。
純正ナビ付だが、ナビのモニターの前に木で作ったっぽい自作のステーが装着。
たぶん純正ナビは使用していなかったと思われる。
ダッシュの右の方に、旧式のレーダーとipadのような物が置いてあり、USBケーブルみたいな線がナビの前のステーに伸びていてUSBのコネクターのような四角い箱に繋がっていた。
ルーフには最近のウインドウに張るタイプのアンテナではなく、少し前の小さな四角いアンテナが2つ貼ってあった。
本当はもっとじっくりと眺めたかったが、参列者のほとんどの方がこのキャデラックの写真を撮るので邪魔になるのであまりじっくり見ることが出来なかった。
今思えば、タイヤのメーカーも見なかったし、アメリカ車独自のフロントウインドウ左下のシリアルナンバーで正確な年式等が分かるのだが、舞い上がってしまい写真を撮るのを忘れてしまった。
有名なエピソードの、伊藤銀二が初めて大滝詠一に会った時に言われた言葉、
「なんかお前ビートルズに詳しいって話を聞いたぞ。じゃあビートルズが契約したアメリカのレーベル全部言えるか? そんなことも言えずになにがビートルズに詳しいだよ」
音楽はもちろん、野球や映画など、興味のある事を徹底的に調べ上げる大滝さん。
キャデラックに乗っていた理由も、細野晴臣との対談で、
細野「キャディラックで?」
大瀧「そう」
細野「なんでキャディラックなの?」
大瀧「音がいいんだよ。あの中低域が出るのは、キャディラックしかない。バッテリーがいいんだよ。あれを日本製のに替えちゃうと、日本製の音になっちゃう。音っていうのは、結局電気なんだよ」
↑帰りに頂いたポストカード。
この場でシリアルナンバーを撮り忘れたことに、
「お前、おれのキャデラックに興味があるのにシリアルナンバーを撮り忘れてなにがアメリカ車好きだよ(怒)」
と、ふと大瀧さんの声が聞こえたような気がした。
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2014/03/25 12:50:55