マツダ、中国にミニバンやスポーツカーを新規投入

マツダは中国市場に乗用車の新規車種を相次ぎ投入する。

ミニバン「ＭＰＶ」とスポーツカー「ロードスター」を品ぞろえに加えて富裕層を獲得するとともに、減産中の南京の小型車工場で量販車を新たに現地生産する検討に入った。
中国では８月の新車販売台数が前年同月比６．３％減るなど減速傾向が鮮明になっている。
需要動向に合った車種を機動的に投入できる体制を構築、中国事業をテコ入れする。

ＭＰＶは合弁相手の第一汽車集団の子会社、一汽乗用車（長春市）に生産を委託する。
当初の生産規模は年２万台で２００９年度中に販売を始める。
中国で販売するミニバンは「プレマシー」に次ぐ２車種目。ロードスターは日本から輸出し今年度中にも発売する。
中国でも富裕層を中心に人気が高いスポーツカーの投入でブランド力を高める。
２車種の追加で乗用車は計７車種となる。

マツダの中国市場強化策に出ましたが、果たして今後の中国の景気は上向くのかな？