フォード、125億円赤字　７―９月、２期連続の損失

フォード・モーターが７日に発表した７～９月期決算は、金融危機による景気悪化の影響で１億２９００万ドル（約１２５億４０００万円）の純損失となった。
経営再建を目指して北米の事務系職員の人件費１０％追加削減や資産売却などリストラを急ぐ。

四半期ベースでは二期連続の赤字。４～６月期（純損失８６億６７００万ドル）に比べ、これまで重荷になっていた退職者の医療保険負担が減少したため赤字幅を大幅に縮小。
しかし自動車事業の赤字は約２９億ドル（約２８００億円）に達しており、特別損益を除く営業損失は約２７億ドルだった。売上高は前年同期比約２２％減の３２１億ドル。

自動車事業の手元資金は６月末から７７億ドル減少、資金流出による経営の行き詰まりも懸念される。
リストラは事務系職員を来年一月までに削減。
工場労働者は新たに米国で約２６００人減らし、年間で計７０００人を削減する。またフォードはマツダ株の売却など資産売却を進める方針。

（中国新聞より）

ＧＭほどの酷い状況ではないですが、フォードも待った無しの経営ですね。
新大統領がどれだけ経済建て直しを出来るかですが、今後のアメリカ経済はどちらへ向いていくのやら・・・。