双竜自動車破綻　「海外事業拡大に変化なし」　上海汽車トップ

中国の自動車大手、上海汽車の胡茂元董事長は１２日、買収した韓国・双竜自動車が経営破綻したことによる海外戦略への影響について「外資導入と海外事業拡大という経営戦略に変化はない」と述べた。

双竜は９日、ソウル中央地裁に法定管理（日本の会社更生法に相当）を申請。
親会社の上海汽車から十分な支援が得られず、自主再建を断念した格好だ。
胡董事長は１２日、法定管理申請について「（双竜の）持続可能な発展には韓国政府・銀行・組合・株主が力を合わせて協力することが必須なため」と話した。

一方、双竜の労働組合は１２日、筆頭株主の上海汽車集団に損害賠償を求める方針を明らかにしたと、韓国の聯合ニュースが同日伝えた。
上海汽車が双竜の技術を正当な対価を払わず持ち出したことや、約束した投資を実施しなかったことで双竜が被った損害に対して賠償を求めるという。

(日経より)

やはり中国メーカーが他国の企業を参加に収めても、結局は「おいしい所を取ってあとは棄てると」ってあまりよろしくイメージが・・・。
中国メーカーの世界進出は、国際的な常識を身に付けてからの方が良い気がします。