不二家、今期最終赤字67億円に・無配継続

不二家(２２１１)は、１３日に２００７年３月期の最終損益が６７億円の赤字になりそうだと発表した。
８億円の黒字を見込んでいた従来予想から一転しての赤字予想で、赤字幅は前期に比べ４９億円拡大する。
消費期限切れ原料の使用問題による休業などで大幅な減収となったのが主因。で、フランチャイズチェーン店への補てんなど特別損失も膨らむとの事。
また東京・銀座の本社ビルと土地を１３５億円でシティグループ系のコリドー・ストリートに売却すると発表したが、売却益など特別利益１４２億円を計上しても赤字を埋めきれないそうです・・・。
銀座本社の売却については、14日に契約を結び、29日に物件を引き渡す。

売上高は２５％減の６３３億円を見込みで、従来予想（８５０億円）から２１７億円下方修正する。
店舗の休業や外食子会社での洋菓子販売の休止が響き、連結経常損益は７２億円の赤字（前期は１億４７００万円の赤字）になる見込み。
従来予想の１０億円の黒字から一転赤字転落となる。

配当は前回予想の期末３円から無配（前期は無配）へと下方修正した。

今後不二家の業績が上向けば、いいですけどね。
これからが会社再建の正念場ですね。