マツダが新中期計画、宇品・防府工場で塗装ライン増設

マツダは２２日、新しい中期経営計画「マツダ　アドバンスメントプラン」（２００７―１０年度）を発表しましたが、宇品第一工場（広島市）と防府第二工場（山口県防府市）で、それぞれ塗装ラインを増設するそうです。

輸出依存率が高いマツダは海外での生産能力増強が課題となっており、今秋に中国・南京工場、０９年をメドにタイで新工場を稼働するが、それまで国内の増強で対応するそうです。

増強する塗装ラインには、従来より工程数を減らして環境負荷を低減した独自技術「３ウェットオン」方式を導入するそうです。

宇品第一工場には乗用車と商用車の組み立てラインが２本あるが、塗装ラインは１本だったそうです。
塗装ラインを１本増やすことで「短期に能力を増やすことができる」（井巻久一社長）としているそうです。
これにより宇品工場全体の能力は３万１０００台増え、５１万５０００台になるそうで、。宇品工場ではエンジン生産も増強するそうです。