山形新幹線「つばさ」、230億円投じ新型車両

東日本旅客鉄道（ＪＲ東日本）は３日、今後２年かけて山形新幹線「つばさ」の車両を新型に切り替えると発表しました。
対象は８４両で、投資額は約２３０億円。
初代車両１９９２年デビューで、２００９年夏ごろに姿を消すことになるそうです。

新型車両は、秋田新幹線「こまち」として運行している「Ｅ３系」をベース。
車体はアルミニウム合金製で最高速度２７５キロで、空気清浄機を標準装備としたり、普通車にもパソコン電源を設けたりするなど、車内環境にも気を配るそうです。

近く車両メーカーに発注する予定で、０８年１２月には第１号車両がお目見えする見通し。
ＪＲ東日本は順次車両を切り替えていく方針で、２００９年夏ごろをメドに作業を終えるそうです。