米フォード、８四半期ぶり黒字に転換・4―6月期

米フォード・モーターが２６日発表した４―６月期の最終損益は、前年同期の３億１７００万ドルの赤字から７億５０００万ドル（約９００億円）の黒字に転換したと発表しました。最終黒字は８・四半期ぶり。

不振が続く北米自動車事業の赤字幅がリストラ効果などで縮小、海外事業の採算も改善したための様です。

今春の英高級車「アストン・マーチン」売却などで特別利益が出たが、それを除く本業の損益（税引き後）でも２億５８００万ドルの黒字を確保した。
売上高は欧州や南米などで増加、前年同期比５．５％増の４４２億ドルだった。
英高級車事業「ジャガー」「ランドローバー」の売却を進める方針も公式に示しました。

北米事業は税引き前で２億７９００万ドルの赤字（前年同期は７億８９００万ドルの赤字）。
販売台数は１１．０％減ったが、大口顧客向け不採算販売の縮小やリストラ効果で改善したそうです。

フォードもリストラで黒字をとりあえず確保ですね。
次は車を売ることで、黒字を目指して欲しいですね。