トヨタ、東北に新工場・宮城が有力、10年秋稼働めざす

トヨタ自動車は東北に車両工場を新設する検討に入ったそうです。

宮城県内を最有力候補とし最終調整を進めており、生産子会社のセントラル自動車が神奈川県相模原市に持つ工場を移転する計画。
２０１０年秋の稼働を目指すそうです。

生産能力は当初年間１０万台規模、投資額は５００億円超。
生産拠点の分散化を進めるトヨタのグループ戦略の一環で、労働力を確保しやすい東北で拠点を拡充する。

トヨタグループの国内での車両工場新設は１９９２年のトヨタ自動車九州（福岡県宮若市）以来。
新工場が稼働してもトヨタの国内生産能力は年３８０万台で変わらないが、人材採用や災害リスクの低減を狙い東北を東海・九州に続く第３の生産拠点に位置づけるそうです。