スズキ、自動車輸出のため御前崎港の活用を促進

スズキは自動車輸出のために御前崎港の活用を促進する。

新たに港湾施設内で8万平方メートル強のモータープール用地を静岡県から取得する。
従来は県から賃借していたが、購入した方が長期的にコストが安くなると判断した様です。
来年９月にも稼働する相良工場（牧之原市）で生産する小型車は輸出の割合が高くなり、部品輸入を含めて効率的な物流体制を築く考えだ。

スズキが取得する土地は、現在も輸出車のモータープールとして使われている８万２２００平方メートルの土地。
すでに売買契約を結んでおり、近く県から所有権が移転する。
取得額は約２０億円。

御前崎港の自動車輸出は２００６年に約１２万台で、ほとんどがスズキとみられるそうで・・・。
これに対してスズキの自動車輸出は０６年に約３７万台。
湖西工場（湖西市）での生産分は、愛知県の三河港などから輸出。
相良工場で自動車生産が本格化すれば、御前崎港がコスト面で有利になる。