西鉄特急列車　最高速アップ　来月末ダイヤ改正

西日本鉄道（福岡市）は１２日、天神大牟田線の特急列車の最高速度を現行の時速１００キロから同１１０キロに上げ、福岡天神―大牟田間の所要時間を４分間短縮させると発表しました。

３月末のダイヤ改正から特急すべてで実施。
同線特急の速度アップは１９８３年以来２５年ぶりだそうです。

特急は現在、上下計６１本運行（平日）。
今回の措置で福岡天神―大牟田間の所要時間は上りが６２分から５８分に、下りは６３分から５９分になる。

西鉄は速度アップを実現させるため、列車のブレーキの圧力を強くしたり、線路カーブの傾きを調整したり、必要な措置を約１４億円かけて実施。

西鉄は「今回の速度向上で所要時間が１時間を切り、便利さをよりアピールできる。
これを機に利用者増につなげていきたい」と話しているそうです。