しばさちp9iのブログ一覧

自動車世界最大手の米ゼネラル・モーターズがダイムラークライスラーの北米クライスラー部門との提携策についてダイムラーと交渉に入ったことが、16日に分かった。またＧＭが同部門を買収するとの観測も出ている。
両社の連携が実現すれば、世界２位のトヨタ自動車を引き離す巨大連合が誕生することになり、世界規模で自動車業界の再編につながる可能性もある。
ただ関係者によると両社の交渉は初期段階で、具体的な成果については流動的な部分が多い。

ダイムラーは、１４日に経営不振が続くクライスラー部門の再建策を発表した際に、他社との提携や同部門の売却など「戦略的な選択肢を検討する」との方針を表明していた。

一方、ＧＭは大規模リストラで業績回復の兆しが出てきてたものの、販売低迷は長期化の様相を呈している。
クライスラーと組むことでコスト削減を進める狙いがあるとの見方もある。ただ再建途上の同社には資金的な余裕がないため、買収や多額の出資を伴う資本提携に踏み切るかは微妙だ。

青森県は、１６日東北新幹線の並行在来線を引き継いだ「青い森鉄道」の将来需要予測の試算を公表した。
新幹線青森延伸後に営業区間となる青森―目時間の１日乗車人員は２０３５年度で６４６４人と、０５年度実績を４０％下回った。
沿線人口の減少がそのまま需要減少となって現れた。

県は１０年度から３５年度まで５年おきに乗車人員を試算した。
１０年度の１万４２９人から一貫して減り続け、２５年度に８０２１人になる見通し。
通学定期客や現在の営業区間である八戸―目時間の落ち込みが目立つ。

県はこの試算を参考に、青い森鉄道の新しい経営計画を０７年度中に策定する
。旅客需要の先細りが明らかになり、同鉄道を利用するＪＲ貨物の負担増が今後の焦点となりそうだ。

新幹線開業による在来線分離は、１歩間違えれば地域の足を奪う政策と思います。
なんだか地方の切捨てを助長してるような・・・。

パソコン大手のレノボ・グループは２０１０年までにノートパソコン「シンクパッド」の全製品からＩＢＭのロゴを外すことを決めた。
シンクパッドはレノボが買収した米ＩＢＭパソコン事業の象徴的な製品。
１９８１年に世界初の本格的なビジネス向けパソコンを出荷したＩＢＭのブランドが名実ともにパソコン市場から消えることになる。

ウィリアム・アメリオ社長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）が日本経済新聞記者と都内で会い、「05年に米ＩＢＭのパソコン事業を買収した際に得たＩＢＭロゴの5年間の使用期間を延長しない」と語った。

国内ビール最大手のアサヒビールは、同３位のサッポロＨＤに対し資本・業務提携を提案するとの事。
サッポロの筆頭株主で１８％超の株式を保有する米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンドは、サッポロに買収を提案したうえで同社の買収防衛策廃止の株主提案を出していた。
アサヒはスティールの保有株買い取りによる資本参加を提案する見通しだ。

両社の幹部が今週末にも会談し、アサヒがサッポロに申し入れる。
アサヒがサッポロとの提携に動くことで、キリンビールなどもサッポロに提携を持ちかける可能性もある。
スティールの買収提案をきっかけに、ビール業界再編が具体的に動き出すとみられる。