しばさちp9iのブログ一覧

南海電気鉄道は総額７９億円を投じ、安全対策の強化に乗り出す。
新型ＡＴＳ（自動列車停止装置）の整備や運転状況記録装置の搭載を進めるほか、近くの列車に異常を知らせる防護無線の設置路線も広げる。
関西ではすでに近畿日本鉄道が新型ＡＴＳの導入を決めており、ＪＲ福知山線の脱線事故を受けた安全対策強化の動きが関西の私鉄各社に広がってきた。

南海電鉄など多くの鉄道会社が現在導入している旧型のＡＴＳは、信号手前の線路内に地上装置を設置し、赤信号の場合に制限速度以上で装置上を通過すると、自動的に非常ブレーキを作動させて列車を停止させる仕組み。

今回、南海電鉄が導入する新型ＡＴＳは信号やカーブ、分岐点などの情報を地上装置から列車に送り、列車側でどの時点でどの程度の速度が最適かを計算。
その速度を超過すると自動的にブレーキを作動して減速させることができる。
従来型に比べて安全性が向上するほか、停車させずに済むことからダイヤの乱れも減らせるという。

関西民鉄も福知山の事故は深刻に受け止めている証拠ですね。
ただ中小私鉄や三セクはこの様な設備を整備するのは資金的にも難しいので、国の最大限の支援は絶対必要ですよね。

政府・与党は増加するタクシー事故を防止するため、重大事故を起こした運転手の資格を取り消し、仕事に復帰できないようにする適正化法改正案を国会に提出し、与党の党内手続きを経て３月上旬にも早期に法案成立させ、２００８年実施を目指す方針だそうです。

もともとはマナーの悪い運転手を排除するために制定したタクシー業務適正化特別措置法を改正し、資格取り消し要件に「重度の死傷事故」を追加。東京と大阪だけだった適用範囲を他の政令指定都市にも広げる。

こんな法律があったんですね＾＾；。
知りませんでした・・・・・。

不二家は、２３日に東京・銀座の本社ビルを売却する方針を固めた。
同社は流通在庫や返品された商品を全量廃棄し、２００７年３月期の損失はこれらの商品の処理に伴う分だけで最大２０億円程度になるそうです。
また営業できないフランチャイズチェーン店への補償金が現在も週１億円程度かかっていることもあり、保有資産の売却を急いで損失の穴埋めを目指す。

東京・銀座の本社を売却すると、１００億円程度の売却益を計上できる見込みだ。複数の不動産ファンドなどが買い取りに名乗りをあげている。
ちなみに不二家の資本金は６３億円。

損失が膨らんでも、本社を含めた保有資産の売却によって資本を毀損（きそん）させないで済むことになる。
取引金融機関である複数の信託銀行などが資産売却を促していた。

と言うことは・・・、不二家の看板から銀座の文字が消えるのかな？。

山崎製パンは品質管理で技術支援する不二家がチョコレートなどの菓子について３月１日にも「安全宣言」する見通しになったのを受けて、３月中旬にも約５７００の系列店舗で販売を再開すると、２３日に山崎製パンの首脳が明らかにした。
工場長の経験のある幹部級社員を月内にも不二家に派遣、消費期限切れの原料使用が問題となった洋菓子部門の再建も後押しする。

菓子は山崎製パンの技術支援の下で導入した米国の衛生管理手法「ＡＩＢ」が、専門機関による２月28日の最終監査で承認される見通し。

徐々にですが、不二家の販売再開が進んでますね。
どのように消費者に受け入れられるかな？。