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米ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）とクライスラーは週明けにも、全米自動車労組（ＵＡＷ）との労使交渉を本格化する。

両社は米政府から総額１７４億ドル（約１兆５０００億円）の融資を受ける条件として、労働条件を大幅に見直す必要があるが、ＵＡＷの抵抗は必至。
ただＵＡＷとの契約改定を巡る政府条件を緩和する動きも報じられており、交渉の行方は不透明だ。

ＧＭとＵＡＷの担当者は１２日にも会合を開き、労使交渉を本格化する。
ＧＭなどは工場労働者の賃金や福利厚生などの高コスト体質が大きな経営課題。
このため政府はつなぎ融資を実施する条件として、労務費の引き下げなどを会社側に求めている。

(日経より)

政府から支援をもらったＧＭ・クライスラー。
ＵＡＷとの交渉が上手く行かない事には本当に倒産を招きかねないでしょうね。
とは言え、従業員も給料が下がれば生活に悪影響も及ぼすし・・・。
ＵＡＷとの交渉はすぐにすぐには決着しないでしょうね。

富士重工業は２００９年内に予定していた国内販売会社の集約を約半年前倒しし、０９年半ばまでに完了させる。

全国に４６ある販売会社を半減、販売店舗（ディーラー）も１割減らし、合計で固定費を１割減らす。
国内の自動車販売の不振が一段と深刻になるなか、販売網の合理化を加速。
経費も２割減らして業績の改善を急ぐ。

富士重は昨年１０月に国内販売体制の再編に着手した。
全国を７地域に分けてそれぞれに統括会社を設置。
従来、販社が担ってきた在庫管理や総務などの間接業務を、統括会社に移すなどして固定費を削減する。
国内に５５０店ある販売店舗も５００店に圧縮する。

(日経より)

固定費を減らすのは今の状況では当然の事。
ですが、販売店を減らすのは違うと思います。
一つの販売店が無くなれば、その地域は空白となり守備が手薄となり・・・それによる、その地域でのシェア低下を招きかねないからです。

今後、スバルの迷走は続くのかな～。