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米自動車大手クライスラーへの出資に合意したイタリアのフィアットに、今度は仏プジョーシトロエングループ（ＰＳＡ）との合併観測が浮上した。
伊紙レプブリカは２２日、フィアットの創業家がＰＳＡとの合併を前提に増資を検討中と報じた。

同紙によると、フィアットに約３０％出資する創業一族のアニェリ家の持ち株会社が、約２０億ユーロ（約２３００億円）の増資を引き受ける。
ＰＳＡとの合併後も影響力を保つのが狙いという。

（日経より）

う～ん・・・真実かどうかは良く分かりませんが、フィアットの動きに当面注目ですね。

米クライスラーのロバート・ナルデリ会長は２３日、伊フィアットとの提携内容について、具体策の策定を４月にも完了するとの見通しを示した。
一方、車種の相互供給など日産自動車との提携関係も維持したいとの意向を示した。

ナルデリ会長が同日、従業員向けに配布した文章で明らかになった。
フィアットとの提携は現時点で基本合意の段階だが、「政府の承認を得た上で早ければ４月にも最終合意できる」との見通しを示した。

クライスラーは日産との間で、小型車の供与を受ける契約を結んでいる。
フィアットとの提携と重複する部分もあるため、日産との提携関係の行方が注目されているが、ナルデリ会長は「日産との提携は競争を勝ち抜くための戦略」とし、関係を維持したい意向を強調した。

他にも、米クライスラーとの資本・業務提携について「クライスラーの米国の販売網を活用する」と述べ、米国で乗用車や商用車を本格販売する方針を明らかにした。

同ＣＥＯは「クライスラーの車台で商品群にないピックアップトラックの開発も考えられる」とも述べた。
フィアットは主力の「フィアット」「アルファロメオ」ブランドの車種を米国で販売していない。

(日経より)

フィアットにとっては自社のラインナップ拡大も出来るし、クライスラーは破産を回避できお互いに有益な提携かな？
とはいえ、クライスラーの今の財務状況がフィアットに悪影響を及ぼさなければと思いますがね。