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米ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）と米独両政府は３０日、ＧＭ子会社の独オペルの救済策で合意に達した。
ＧＭはオペルの資産を保全したうえで、カナダ自動車部品大手マグナ・インターナショナルに売却。
独政府もオペルに１５億ユーロ（約２０００億円）のつなぎ融資を実行するという。

独政府は２９日午後６時（日本時間３０日午前１時）からメルケル首相を中心にオペル救済策の協議を再度開き、マグナの買収提案を検討。
協議終了後、シュタインブリュック財務相とオペル救済問題担当のグッテンベルク経済技術相が報道陣に「オペルに対するつなぎ融資の実行で合意した」と語った。

(日経より)

オペルは、正式にマグナへの売却が決まりましたね。
また日本市場にオペルが復活する可能性もあるのかな？？？

欧米メディアの報道によると、米自動車最大手ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）は２９日、ドイツ子会社オペルについて、買収に意欲を示していたカナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルへ売却することで暫定合意した。

ＧＭの経営難は、北米と欧州を巻き込んだ自動車業界の再編に発展する見通しとなった。
ドイツ政府は２９日、米政府代表者やＧＭ幹部らと、ＧＭの破綻に備えた会合を開催。オペルに運転資金を供給するつなぎ融資に応じるかなど再建策を協議するとみられる。

マグナは、ロシア国営銀行ズベルバンクと共同でオペル買収を計画。
ロシア自動車大手ＧＡＺも生産面などで支援する見込み。

ＧＭとオペル買収を目指した企業との交渉は最終局面で難航。名乗りを上げていたイタリアの自動車大手フィアットは２９日、「ＧＭの追加資金負担の要請が不合理だ」として、同日のドイツ政府などとの協議への参加を見送るとの声明を発表していた。

(西日本新聞より)

オペル問題は解決に向けて、前進したようですね。
フィアットもＧＭの追加資金負担に反発するのは、なんとなく判りますよ。
フィアット・クライスラー連合が、末永く続く事を祈ります。