しばさちp9iのブログ一覧

マツダは２７日、来年1月に小型車「マツダ２（日本名デミオ）」を中国で発売すると発表しました。

エンジン排気量は１３００ｃｃで、手動変速・標準タイプの価格が８万３８００元（約１３０万円）。
初年度は５万５０００台以上の販売を目指すとの事。

当面は５ドアハッチバックだけだが、セダンや排気量１５００ｃｃを追加投入する計画。
中国で需要が拡大している小型車の品ぞろえを強化し、２０１０年にマツダの中国事業全体で年間３０万台という販売目標の達成を目指すそうです。

中国政府は時速３００キロメートルで走行する同国初の高速鉄道車両に、日本の新幹線型を採用する方針を決めたそうです。

区間は来夏に開業する北京―天津間（約１２０キロメートル）。
当初は全量が独シーメンス型になるはずだったが、２つの型の車両を並走させる。福田康夫首相の訪中を控え、日中関係を重視する最近の中国政府の姿勢が反映されたとの見方もあるとの事。

この車両は川崎重工業など日本６社が中国の南車四方機車車両（山東省）に新幹線「はやて」の技術を供給し、南車四方が製造。
北京と天津を結ぶ中国で初めての旅客専用の高架鉄道路線を時速３００キロメートルで走る。
来年８月の北京五輪前に開業の予定で、使われる１０編成（１編成=８両）強のうち半分が新幹線型・残りがシーメンス型となるそうです。

中国国有の自動車メーカー最大手、上海汽車（上海）は２６日、中堅国有メーカーの南京汽車（江蘇省）を約２１億元（約３２０億円）で買収すると発表した。

南京汽車はイタリア・フィアットとの乗用車合弁を解消する。
約１２０社が乱立する中国市場では、生産過剰に伴い価格競争が激化しているうえ、環境対策や開発コストも重荷になっている。
今後、競争力強化へ再編が加速する可能性が大きく、中国勢と合弁を組む外資の戦略にも影響が出そうだ。

中国政府は２００４年に国内自動車業界の国際競争力強化を目指して発表した「自動車産業発展政策」で、再編により大規模メーカー数社へ集約する方針を示していた。
今回の買収はその事実上の第一弾になるそうです。

伊勢丹ネタが続きますが・・・、伊勢丹は２５日に阪急百貨店との業務提携の解消と福岡・小倉からの事業撤退を発表した。

来年４月の三越との経営統合をにらみ、実効性のない提携関係や不採算事業を見直し、統合新会社の経営基盤を強化する。
伊勢丹が率先して事業整理に取り組んだことで、伊勢丹に比べ収益力で劣る三越は今後、低採算の地方店の閉鎖などを迫られる可能性が出てきました。

伊勢丹と阪急百は１９９６年に提携。衣料品の共同企画や、伊勢丹が主導する共同仕入れ機構とともに食品ギフトでの商品・物流などの共通化に取り組んだ。だが「食品ギフトで効果はあったが、肝心のファッション分野がうまく行かなかった」（伊勢丹の武藤信一社長）。
阪急百は今年１０月に阪神百貨店と、伊勢丹も来年4月に三越と経営統合するなど、経営環境も大きく変化。

加えて、伊勢丹と経営統合する三越は２０１１年度に阪急百が本店を持つ大阪・梅田地区に新店を開業。
一方で阪急百は11年春に伊勢丹子会社の岩田屋がある福岡市に進出する予定。

東海旅客鉄道（ＪＲ東海）は２５日、２０２５年開業をめざす首都―中京圏間の中央リニア新幹線の建設を自己負担で進める方針を取締役会で決めた。

路線を２９０キロメートルと想定し総事業費を５兆１０００億円と試算。
「安定配当を維持しながら自社で投資費用をまかなえる」計画としている。
今後、国の調査指示などを得ながら実際の建設計画策定に向けたルート選定などに入る。

同社は今年４月、２５年に首都圏と中京圏を４０―５０分程度で結ぶリニアモーターカーの営業運転をめざすとの方針を発表し、調査や試算を続けてきた。

建設費を自己負担する場合、ＪＲ東海の長期債務は現在の３兆５０００億円から開業時のピークには４兆９０００億円にまで膨らむものの、東海道新幹線などから入る年４０００億円前後の現金収入を返済にあてれば開業８年目に現在の水準にまで負債を減らせるとしているそうです。

なんか・・・無理な計画のような・・・。