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今日も仕事が割りと暇なので、ジーノの冠水車の修理です。

シートはさすが？スポンジ。
長い間、干していましたが、天気が悪いので、何時、降り出しても良いように、建屋内に干してました。
だから、乾燥してるようで、シートに座って、圧力かけると、濡れます。。。。。

まあ、仕方ない。とりあえず取り付けです。
その間に色々やることがまだありますから。

さて、バッテリー端子を外していたんで、再度取り付けると、ハザードが点きっぱなしになります。

センターパネル下の方から何やら変な音。



一応、ヒューズジャンクションの集中ユニットは水没してませんが、取り外して、分解して点検はしてます。
大丈夫でした。ECUも大丈夫。

このジーノ、丁度、シート座面あたりまで、水没ですから、まあ、割と軽度？？？

先ほどの異音はオーディオの下に付いている、ドアロックコントロールユニットの不具合でした。
これは、高さ的に水没被害にあったようで。

錆はありませんが、洗浄して、乾燥させて、組み付けて、テスト。



復活しました。

やれやれ。

さて、これからが、メカの部分にかかります。

まず、エンジンオイル。

やっぱり。。。。。





ミルク色ですね。

ディーゼルオイルを入れて、フラッシングします。
３回入れ替えて、ほぼ正常。
暫くはディーゼルオイル10W30を入れて使用します。

ターボは駄目ですけどね。。。。

後は、リヤブレーキとATです。
ATはレベルゲージでは、正常の色。
だから、後回しにしています。

まずはタイミングベルトの点検です。



エンジンは正常に作動してますが、間違いなく、タイミングベルトカバー内に水は浸入してるはずなんで、確認です。

昔、泥がプーリーの山に噛みこんで固まり、ベルトが滑って、駄目になったエンジンもありますから。

完全水没車も何台か再生させたことありますが、正直、大変です。
エンジンはもちろん、ほぼ全ての部品は取り外します。
電装関係はほぼ、交換。
特に、今の車はエアバッグ類がシートベルトまで、火薬反応で作動するので、逆に高く付きます。
エアバッグは修理できないので。。。

とにかく、水没車は大変です。
買い替えたほうが、お得ですね。