koba@ak47のブログ一覧

仕事も暇だし、社長も居ないので、我がスポを。。。。。。


リフトアップ




タイヤ外して。



ハブキャップを取り外し。



これが、セルフロックナット。
緩み止め施工がしてあるナットです。
基本、再利用不可ですけど。再利用が多いです。実際は。

この時に勢いよく回して、ハブベアリングの点検も。
この右側は。。。。何とも微妙な。。。。う～ん。。。。
少し逝きかけているような。。。
通常ならスルーの範囲ですが。

取り外して、指で確認。



まだ、一応、大丈夫なよう。ゴリゴリ感は全くなし。


これが、リヤドラムブレーキ。




通常の車検なら、こうやって目視点検して、
ホイールシリンダーを動かして点検して、



このようにダストブーツ捲って、フルードの漏れ点検して、滲み、錆等、なければ、後は、その具合に応じて、バックプレートグリース塗布して、ライニングに当たりつけて、ブレーキ調整して終了ですけどね。


これも問題無いですが、交換します。
余談ですが、昔、日産サニーにいた当時は問答無用で2年ごとにカップキットとフロントハブシールは交換。
4年ごとにブレーキホースは交換してました。

今の車は長持ちしますから、交換はあまりしなくなりましたね。
ブレーキホースは特に進歩した印象。


ライニング押さえている、スプリングを取り外し。



下側をちょこっと外しと、横にそのまま。ハブが無いのは楽です。
これが、ライニング交換があると、めんどいですけどね。




先に、掃除します。パーツクリーナーで。

それから、ダストブーツごと、ピストン外して、ダストブーツとカップを取り外し。








ホイールシリンダー内をチェック。



汚れてますね。
だから、ブレーキフルード交換はカップキット交換する方が余計に意味がある。

もしや、錆かも。。。

清掃。



まま、こんなもんでしょう。
錆はありませんでした。





大きいのが、ラバーグリース。カップやシールのゴム用。
小さいのが、バックプレートのグリース。



これが、新品のカップとブーツ。



組み付けの写真忘れてました。




いきなり、組んだ写真。
カップいれて、ダストブーツは裏返していれて、ラバーグリース塗布して、差し込んで終わり。
で、バックプレートグリースを塗布。
カップは向きがありますが、まず、間違いすることはないでしょうね。

整備士になると、これは基本中の基本作業。
毎日やらされますから。。。



ライニング組み付けて、あたり面をペーパーで削って（ドラム側も）で終了。

ドラムを差し込んでエア抜き




負圧のワンマンブリーダーは時間がかかるんで、抜きながら、ブレーキペダル踏みますよ。

２マンなら早いんですけどね。。。
エア抜きはマスターから遠い方から抜きますが、私はリザーバータンクに残った古いフルードを先に抜きたいので、タンクが見えるフロント側から。

粗方抜けるまで、新品フルードはいれません。

でも、注意しないと、リザーバータンク抜きすぎて、マスターにエア噛ますとエア抜きがどえらい大変になりますから。

エア抜き終了してから、ブレーキ調整。

一応、自動調整なんですが、意外と調整してくれないんですね。

サイドワイヤーを緩めてフリーにして、ここを回します。



ドラムを回して、シャーってライニングが当たるくらいに。。。
私はいつもきつくしますが。。。。
ブレーキ踏んで、なじませて、再度確認。

それから、サイドブレーキ調整。
これも、私の好みできつめです。

２～３ノッチくらい。


完成です。
これで、セルフロックナットを規定トルクで締め付け（８５N）
トルクは必須です。

これも余談ですが、ここの職場に来た時、社長が三菱の軽はハブベアリングが弱いって言ってました。

私は？？？だったんですが、実はタイヤのナット締めるトルクレンチ（108N)で締めてたんですよ。

そりゃ駄目ですね。
これで、３か月くらいでベアリング逝って再入庫が頻繁に。。。。

スズキなんかは102N～180Nと強めですから、その感覚で締め付けてたようで。。。
ベアリングの種類で全く違うんですね。

だから、トルク管理は重要。


と、いうことで、後はハブキャップ付けて、タイヤつけて、規定トルクで締めて完了です。

３０分ほどでした。
時間かかりすぎか？？？？