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ヤマノカミのブログ一覧

2024年11月29日 イイね!

北陸まっしぐらの直通新幹線で北陸旅行

北陸まっしぐらの直通新幹線で北陸旅行11月29〜30日に一往復で運行された東北から北陸へ乗り継ぎなしの新幹線特別列車「北陸まっしぐら ~冬の陣~ 号」のツアーに参加し、石川県(金沢)、福井県方面に旅行してきました。

北陸デスティネーションキャンペーンの一環で、普段は北陸新幹線で使用されている車両をJR東日本、西日本が共同運行し、旅行会社7社がツアー企画したものです。

直通新幹線は過去4回運行されたそうですがコロナ禍で中断し、5年ぶりであり、盛岡と今年延伸したばかりの敦賀を結ぶのは初めてだそうです。

私自身も金沢は学生時代以来34年?ぶり、福井県も29年前に仕事で敦賀に行ったのが最後です。

乗車した郡山駅のホームではツアー参加者だけでなく、お見送りのJR関係者や、北陸新幹線用の車両が東北新幹線の路線を走るレアな列車のため、鉄道ファンや、鉄道好きの子供たちの姿も多くみられました。

私もこの車両に乗るのは初めてだったので、ワクワク感はありましたね。
特別列車ということで、途中の停車も少なく、郡山での乗車を最後に、大宮までノンストップ。大宮で進行方向が変わるため、座席を転回さて上越、北陸新幹線の路線へ乗り入れ、宇都宮や高崎にも停まらず、途中乗務員交代のため長野駅で停車した以外は、まさに「北陸まっしぐら」でした。


往路の車内では北陸3県の郷土芸能の披露や特産品の抽選会もあり、歓迎ムードが半端ないです。


到着した金沢駅でも、駅員さんだけでなく、ゆるキャラ「ひゃくまんさん」やミス加賀友禅の皆さんなどの盛大なお出迎えがありました。


金沢で最初の観光は「近江町市場」で自由昼食。


歴史あるアーケードに新鮮な魚介類、野菜、果物、飲食店、土産物などを扱う多くの専門店が軒を連ねています。
金沢といえば昼食は、もちろん海鮮! 私は魚介類がたっぷりの海鮮丼、奥方はノドクロご飯に決めました。海鮮丼は観光地価格かな~?と思いきや、6種18切れの刺身とイクラが乗っており、コスパが高いうえにネタの鮮度も抜群で大変美味でした!!


次のスポットは「ひがし茶屋街」
石畳の狭い路地の両脇に格子戸の町屋が並ぶ古い町並みの茶屋街です。
伝統工芸のお店や、土産物店もありますが、何より歴史ある建物を使った今風のカフェが数多くあり、時間があればスイーツ巡りもできそうです。
今回はツアーのため時間が限られていたのと、生憎の雨だったので散策だけとしました。


金沢を代表する伝統工芸、金箔工芸品のお店では金ピカ「鷹と虎」が展示されていました。
一本の木から彫った彫刻に、鷹には金箔を、虎にはプラチナ箔をはり付けたものだそうです。





そして1日目のメインは、兼六園。
結わずと知れた日本三名園の一つです。




ここも雨の中、しかも夕方で肌寒い散策となりましたが、広い園内に配置された池、築山、雪吊りされた松など多様な植栽、そして見頃を迎えている紅葉と見応え十分でした。







兼六園は期間限定のライトアップもされており、一度ホテルにチェックインした後、再び入園しました。
見られる範囲は狭いですが、昼間とは違った雰囲気があり、雪吊りや紅葉もより際立っています。
 ただし、一番のライトアップスポットである灯籠越しの池が見渡せる場所は観光客が殺到しており、順番に「写真は1枚のみ」であとは立ち止まらずに見るよう案内があり、じっくり見ることができず残念でした。


金沢城公園も少しだけ散策。ライトアップされた石垣と門櫓だけでも見応えがありました。







金沢駅の鼓門には夜と朝の2回行きました。
ツアーのではルートに入っていませんが、やはり外せません。ホテルから徒歩5分ほどと近いので良かったです。
夜と朝とでは色や雰囲気が違いますね。





二日目はバスで金沢から福井方面に移動し、最初の行き先は「東尋坊」。ここも34年ぶりですが、サスペンスドラマではおなじみの風景です。
この日は弱い冬型の気圧配置のため日本海はそれなりに時化ていて、荒々しい白波が断崖に打ち付ける様子が迫力満点でした。


東尋坊に滞在している時間帯は雨も止んでいて、散策するには良い条件となりましたが、崖の上まで細かい波しぶきが飛んできており、全身塩まみれになりました。真冬はもっと激しいそうです・・・。
(洗濯しにくいダウンの上着は帰宅してから固く絞った布で水拭きしました・・・。)



次は一乗谷朝倉氏遺跡です。
福井市東部の山間にある戦国時代の遺跡です。
織田信長に攻め滅ぼされ、一向一揆で荒廃したあとは、戦後の発掘調査まで土砂に埋もれていたそうです。
当時の屋敷や城下町の町並みが完全な姿で発掘されたそうで、そのうち城下町の一部が復元されています。


ここも雨の中の散策となりましたが、当時の城下町のサイズ感がリアルに感じられました。


昼食の後は永平寺の拝観です。
曹洞宗の大本山で、今も多くの修行僧が修行に励んでいます。


山の斜面に歴史ある殿堂楼閣が建ち並んでいますが、建物内部は近代的に改修されている部分も多く、観光客向けの拝観ルートが整備されているのは意外でした。


傘松閣と呼ばれる建物に天井一面に動植物等をモチーフとした日本画を配した絵天井になっており、じっくり見る時間が無かったのが少し残念です。

紅葉も見頃となっておりキレイでしたが、何より大樹に囲まれた伽藍の荘厳な空気感に圧倒されます。
機会があれば天候の良いときにゆっくり見学、あるいは修行体験もしてみたいですね。




旅の最後は福井駅。






ここでも歓迎ムードが半端なく、JR関係者、福井県のゆるキャラ「はぴりゅう」や、一乗谷朝倉家の武士に扮した人たちによる盛大なお見送りを受けました。
駅では慌ただしくお土産屋や夕食の駅弁を買って復路の新幹線に乗車しました。


夕食は車内でカニの駅弁で北陸の名残を楽しみました。


往復でお世話になった新幹線車両。直通運転の貴重な体験もできたし、今回の旅行で北陸の代表的な観光地を巡ることができました。
ツアーのため、一か所ごとの滞在時間が短く、まだまだ見足りないところもあるので、また次の機会を作り、フリーで観光したいと思います。

Posted at 2024/12/07 10:48:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | 旅行 | 旅行/地域
2024年11月10日 イイね!

只見線とレトロバスに乗ってきました!

只見線とレトロバスに乗ってきました!錦秋の奥会津を走る只見線にちょい乗りするモニターツアーに参加してきました。
朝の会津盆地は濃霧でしたが、一山超えた奥会津は秋晴れでした(^^)

会津柳津駅に集合して、只見線に乗車する前に・・・
何とレトロなバス!



昭和44年式(1969年式)いすゞ製のボンネットバス(TSD40)です。製造末期の車体らしいので基本設計は昭和30年代ですかね・・・?
しかも、雪国会津らしく4輪駆動!(パートタイムかな)
定員20名? 
サスペンションは前後ともリーフスプリングで、ちょっと見た限りショックアブソーバーが見当たらない。無し???
5速MTですが、シンクロ機構が無いのか?変速時はダブルクラッチ操作をしていました。そしてパワステなし。
ドライバーさんは登り坂でのシフトダウンと、駐車場での切り返しは大変そう;;;
エンジンの音も大きく、遮音もされていないので、走行中の車内では、会話が難しい程でした。

それでも、このバスは駐車場等では他の観光客に大人気で、写真を撮られまくってました。更に他社の観光バスの運転手さんまで運転席に座りに来るほどでした(^^;

このレトロバスに会津柳津駅で乗車し、同じ柳津町内の福満虚空蔵菩薩 霊厳山圓藏寺、金山町の東北電力奥会津水力館〜みお里MIORI〜に立ち寄って散策、見学をした後、会津川口駅まで移動しました。

道中の国道252号線ではこのボンネットバスにフル乗車だったので、長い上り坂では3速までシフトダウンしての走行となり、かなりキツそうでした。また、このバスは車体に対してトレッドも狭いため、ツイスティな区間ではロールも大きく、後続車が渋滞するので、何回か譲っていました。

そして、いよいよ只見線に乗車。
仕事でもプライベートでも只見川沿いには時々行く機会がありましたが、乗車は初です。高校時代に通学で使っていた路線も山間を縫って走るローカル線のディーゼル車だったので、懐かしい感じです。


出発してほどなく、錦秋の只見川と奥会津らしい集落の景色が見られました。


雰囲気のある線路です。


先ほどまで乗っていたボンネットバスも並走。これも粋な計らいです。ボンネットバスが走行する姿を只見線の車内から見られるとは、少し感動しました。
沿線では只見線とボンネットバスを同時に撮影したカメラマンもいたようです。


只見線には鉄道ファンの間で有名な鉄橋がいくつかありますが、この区間にも複数あり、運転手さんのサービスで鉄橋に差し掛かると減速運転してくれました。
外から撮影している人もいるだろうし、乗っていた私たちも景色をゆっくり楽しめました。


天候も良く、沿線や川沿いの山々も紅葉が見頃を迎え、わずか1時間のちょい乗りでしたが、只見線を満喫することができました♪
そして、本命の只見線もさることながら、ボンネットバスに乗る貴重な体験もできたのは良かったです。
Posted at 2024/11/23 17:07:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行 | 旅行/地域
2023年05月28日 イイね!

詰め込み過ぎ&弾丸ツアー!?

詰め込み過ぎ&弾丸ツアー!?コロナの5類移行を見据えて3月に募集されていたツアー企画に申し込み、2泊3日で関西~山陰方面を旅行してきました。







1日目は朝一で福島空港を出発。ANAの伊丹便です。利用促進に様々な取り組みを行っている福島空港ですが、この便はほぼ満席でした。
 伊丹空港では到着ロビーで現地の添乗員さんがお出迎え。3日間お世話になりました。

空港からは貸し切りバスでの移動です。高速道路経由、姫路城へ。
 一度は行ってみたいと思っていた国宝、そして世界遺産ともなっている「姫路城」。白鷺城とも呼ばれる優美な姿はまさに芸術品。大天守をはじめ各建造物は江戸時代初期の建築当時の構造をそのままで、城内を見学することができる貴重な建物です。建設機械が無い400年以上昔にこれだけの建造物をどのように建てたのか想像できませんね。


テレビ等でも紹介される防御を考慮した城郭の造りなども実物を見て実感できました!
 昼食は自由でしたが、少しでも城内散策の時間をとることを優先し、提供が早いスイーツだけで済ませました。

1日目の観光は姫路城のみ。ここからはバスで1日目の宿である鳥取県のロイヤルホテル大山まで高速道路での移動です。中国山地横断ルートで結構距離がありましたね。


大山山麓のリゾートホテルは大山や日本海側は隠岐の島まで見える眺望の良い宿でした。食事は2食ともバイキングでしたが夕食にはカニと牛ステーキが一皿ついており、そのほかにも乗せ放題の海鮮丼はじめ山海の食材を存分に楽しめる内容でした。


2日目の最初の観光は島根県安来市にある「足立美術館」。
近代~現代の日本画や陶芸作品など約1500点を所蔵しており、特に横山大観のコレクションは世界一だそうです。個人的には美術品は詳しくありませんが、素晴らしい作品の数々を堪能することができました。

また、米国の日本庭園専門誌による庭園ランキングで20年連続日本一に選ばれている5万坪の日本庭園も見どころです。計算された設計と手入れの行き届いた庭園はとても見応えがありました。


次の観光は「出雲大社」。縁結びの神・福の神として名高い大国主大神を祀る神社です。また、年に一度神々が集うとされる社殿の数々はまさに荘厳です。


全てのスケールが大きく、御本殿は神社建築として日本最大、神楽殿に設置された大注連縄は5.2トンと最大級。境内に掲げられる日の丸は何と畳75畳分だそうです。


現地ガイドさんの案内でポイントを押さえた説明を聞きながら巡ることはできましたが、ツアーのため時間が限られており、じっくり見て回ることはできなかったです。

3か所目の観光は鳥取砂丘。学生の頃に立ち寄ったことがあるので、30数年ぶりですね。


日本海に面した広大な砂地で、代表的な馬の背まで登ったり、風紋などをゆっくり見るには1時間以上欲しいところですが、こちらも時間が限られていたので、砂丘途中まで歩いて、写真撮影をして戻る感じで終わりました。
また機会があればゆっくり来たいところです。


2日目の宿は兵庫県豊岡市、神鍋高原の大自然の中に佇む温泉リゾート「ブルーリッジホテル」でした。静かな避暑地って感じですが、温泉もゆっくり入れたし、料理のバイキングも但馬牛のローストビーフが付いたりと、連日の贅沢メニューで、弾丸ツアーの宿泊としては満足できる宿でした。

3日目の観光は2か所。但馬の小京都と言われる「出石」の城下町散策と、日本三景の一つ「天橋立」でした。


出石は古い時計台があったり、歴史のある酒蔵があったりと、雰囲気の良い街でした。


観光の最後になった天橋立は景色が一望できる天橋立ビューランドまでリフトで上りました。何千年も掛かって出来たと言われる砂嘴は確かに珍しい地形で、天に架かる橋、あるいは天に上る龍のように見えます。又覗きをして逆さに景色を眺めたりと絶景を楽しむことは出来ましたが、帰りの飛行機の関係でゆっくり観光する時間はなく、お土産も思うように買えなかったので、少し消化不良な感じとなりました。


3日間のツアーは飛行機での往復と、合計820㎞のバス移動の間に観光する弾丸ツアーで、それぞれの観光地では時間の足りなさを感じることはありましたが、一度に多くの有名観光地を巡る貴重な機会ともなったし、3日間とも天候に恵まれ、楽しい観光ができました。コロナ明けの勢いで申し込んだツアーでしたが久しぶりに充実した旅行ができました。
Posted at 2023/07/02 18:38:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行 | 旅行/地域
2022年11月02日 イイね!

秋の青森紀行!

秋の青森紀行!時間がたってしまいましたが、備忘録です。

職場の勤続30年で3日間のリフレッシュ休暇がとれるので、それを活用して10/31~11/2に青森方面へ旅行に行ってきました! 
全国旅行支援とNEXCO東日本のドラ割(東北6県周遊プラン)を活用して移動の足はもちろん愛車レヴォーグです。


1日目、東北道を北上。眼前に岩手山を望む花巻南IC~盛岡南ICの区間は最高速度が120㎞に設定されており、レヴォーグも本領発揮! 120km/h+αの速度で快適快調にドライブできました!!

第一目的地は弘前公園。桜が全国的は超有名スポットですが、秋の紅葉の名所としても知られています。ちょうどこの時期「弘前城菊と紅葉まつり」が開催されていて、普段は有料となっている天守付近や植物園も無料開放されていました。


天守からは岩木山もバッチリ望めました。




堀の紅葉も見事でした。


城内各所には様々なオブジェが飾られていましたが、特にメインステージに設置された「朱雀」は見事でした! 夜のイルミネーションも見たかったです。


弘前公園周辺には古い洋館が多数残されており、それらを観て回るのも散策するのも良さそうです。

弘前公園散策後は十和田湖に向けて国道102号線で移動。思いのほか快適なドライブコースでした。


1泊目のお宿は十和田湖レークビューホテル。決して高級なホテルではないですが、ホテルの前庭がそのまま十和田湖畔につながっており、ロケーションに恵まれています。秋田県と青森県の県境に位置している立地も面白いです。

2日目は朝一番で十和田湖から奥入瀬渓流へと流出している子ノ口に向かいました。若い頃に奥入瀬渓流はドライブしたことがありますが、旅行先として訪れたことは無かったので、この機会にようやく行くことができました。


湖畔の紅葉は赤や黄色に彩りが残っており、青空や湖面とのコントラストが見事でした。


湖畔の駐車場に車を停め、レンタサイクルで奥入瀬渓流へ。奥入瀬渓流は傾斜が比較的緩やかなので、渓流沿いを走る国道102号線も絶好のサイクリングコースです。渓谷を満喫するには徒歩での散策が一番ですが、全ての区間の移動を考えると所要時間がかかります。また、車では駐車できるポイントが限られるので、要所に駐輪して散策、写真撮影などを行うことで渓流のビュースポットを効率的に見られる自転車利用を選択しました。


渓流の中で本流にかかる随一の滝、銚子大滝。水量も豊富にあり、約20mの川幅いっぱいに流れ落ちる水と河畔の紅葉のコラボが見事です。落差が約7mあるそうで、魚が遡上できない場所になっているためか滝の下流の淵などに間もなく産卵期を迎える大型のイワナの姿が散見されました。


奥入瀬渓流の両岸は断崖になっているところが多く、そうしたところから渓流に流れ込む大小たくさんの滝を見ることができます。その中でも落差が約25mと高く、水量も豊富な「雲井の滝」は流入する滝の中で最も見応えのある滝です。国道に面した右岸にあることから、滝のすぐ下まで行くことができます。


渓流沿いの国道を中程まで下って行くと、奥入瀬渓流を代表するビュースポット「阿修羅の流れ」が現れます。勾配がやや急で大小多くの岩ぶつかりながら複雑に流れ下る急流は迫力満点です。岩に生えた苔の緑、空気を含んだ急流の白、河畔の紅葉した木々の赤や黄色のコントラストも見応えがあります。
ポスターに使われることも多い渓流随一の景勝とあって、平日でも観光客が多く、写真撮影だけでなくスケッチしている人もいました。

今回は渓流撮影のために三脚とND400のフィルターを持って行ったので、数秒間のスローシャッターによる撮影も行ってみました。天候もまずまずでほぼ無風だったので、木々は揺れずに急流の流れだけを上手く撮ることができました。


奥入瀬渓流を2/3ほど下ったところにある「三乱の流れ」です。「阿修羅の流れ」より勾配が緩く、川幅も広いので流れはややゆったりとしていますが、広さがあるぶん岩の数も多く、より複雑な流れになっているだけでなく、苔むした岩の上に木が生えていたりと、どこを切り取っても絵になる風景になっています。

3時間ほど掛けて渓流を下りながら散策を楽しみました。紅葉はピークを過ぎていましたが、河畔の木々は赤や黄色に色付いたものから落葉しているものまでバリエーションが有り、これはこれで良いタイミングだったと思います。天候にも恵まれ、最高の奥入瀬散策ができました♪


奥入瀬渓流を下った焼山から路線バスで十和田湖畔に戻り、乙女の像周辺を散策。



2泊目のお宿は「酸ヶ湯温泉旅館」です。日本有数の豪雪地帯として知られる酸ヶ湯は八甲田山の西麓にある温泉宿です。

宿泊した2日後には今シーズン初の本格的な積雪(11cm)があったので、予報を確認しての旅程でしたがサマータイヤ(Neova)でのドライブにはギリギリセーフでしたね(^^;;

酸ヶ湯温泉は300年もの歴史があり湯治宿として知られるレトロな温泉宿で、その独特の立地や、160畳の総ヒバ造り混浴大浴場(ヒバ千人風呂)がある名湯で人気の宿です。夕方チェックインした頃には平日にもかかわらず宿泊客のほか、多くの日帰り入浴の利用者で駐車場は満車状態でした;;

館内に入ると、本館の内装はリフォームされていており、廊下や休憩用のラウンジ?も建物外観からは思えないほど近代的です。それに対して今回予約が取れた部屋は湯治棟でした。料金は格安ですが、こちらは建物は内外とも昭和の佇まいを残しています。部屋の壁や扉も防音性は無いので、廊下を歩く足音が部屋の中まで入ってきます。湯治向けということで自炊設備もあり、これはこれで風情があると言えなくもないですが、次の機会があればリフォームされた旅館棟に泊まりたいところです。

肝心の温泉ですが、「ヒバ千人風呂」には4つの源泉が引かれており、このほか、男女別の「玉の湯」があります。いずれも乳白色のにごり湯で、泉質は酸性硫黄泉、pHは1.5~1.7と強酸性です。
「ヒバ千人風呂」は2つの浴槽と掛け湯、打たせ湯があり、浴槽も建屋も全てヒバの木で造られています。広い浴場に柱が無く、天井も高いので独特の雰囲気があります。

お湯は強酸性で、ほのかに硫黄の香りがしますが、入浴してみると私にとっては意外なほど肌への刺激も強く感じませんでした。そのため、ゆっくり浸かることができ、しっかりと温まりました。また、成分組成の違いからなのか?同じ酸性硫黄泉である福島の高湯温泉等と比較しても湯上がり後に体や衣類についた硫黄臭も弱いように感じました。



3日目は青森市内に降りて土産物を買って帰るのがメインの行程です。
まずは酸ヶ湯温泉旅館を出て国道103号線を青森方面へ下って5分ほどの場所にある城ケ倉大橋。ここも紅葉の名所ですが、標高の高いこの周辺は、既に落葉していました。それでも八甲田山系のブナ林を跨ぐように掛かるこの橋が絶景であることに変わりはありません。


酸ヶ湯から青森市内への峠道(国道103号線)を中程まで降りてきた場所にある岩木山展望所で休憩。岩木山や青森市の平野部が望めます。


土産物は青森港に面した立地の「青森県観光物産館アスパム」でお買い物。青森の頭文字Aをモチーフにした△形の建物が遠くからでも一際目を引きます。一階には総合的な土産店のほか、JAや漁連なども出店しており、加工品やお菓子などの食品のほか、農産物や海産物、工芸品など、青森県内のお土産品が網羅されています。旅館やホテルの売店は一見地元産品が並んでいるように見えて、多くは一定の提携業者が納めているケースがあり、地元製造ではないものも多いのですが、さすが県の物産館は地元生産者や事業所の商品が所狭しと並べられています。
ここではストレートの100%リンゴジュースやアップルパイなどを購入しました。


もちろん旬のリンゴも購入しようと思っていましたが、これに関しては物産館より山地に近い直売所で購入することにしました。直売所の方が鮮度も良いし、品種も豊富、贈答用から家庭用まで含めて品揃えが良いのも利点です。
と言う訳で、「道の駅なみおかアップルヒル」に立ち寄り、この時期に出荷数が多い「トキ」のほか、福島ではまず見掛ける事のない希少品種の「華宝」「レッドゴールド」などのリンゴを購入しました!


道の駅でのランチは「ホタテラーメン」。贅沢にホタテと海藻がたっぷり入っていて、優しいだしの塩ベースの美味しいラーメンでした。


旅の最後に立ち寄ったのは、黒石市の洋菓子屋さん「シャロン甘洋堂」です。
何故ココかと言うと、奥方の職場に黒石市出身の人がいて、その方から評判を聞いたからです。店名にもなっている「シャロン」というバナナとコーヒークリームをカステラ生地で巻いたお菓子が地元では有名だそうで、今回もそれを購入しておやつにいただきました(^^


帰りは黒石ICから東北自動車道に乗り、途中3度のトイレ休憩をとりつつ、ひたすら南下。仙台周辺は夕方のラッシュ時間でさすがに車が多かったですが、それでも5時間強でホームタウンに帰着しました。

移動距離が約1,100㎞と長旅になりましたが、天候にも恵まれ、楽しい旅となりました。
Posted at 2022/11/27 16:56:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行 | 旅行/地域
2022年04月30日 イイね!

3年ぶりの花火大会!

3年ぶりの花火大会!GW連休の前半は久しぶりに遠出してきました。
目的は秋田県大仙市の大曲花火です。

大曲の花火といえば夏の全国競技大会が有名ですが、2016年からは春花火も行っていました。ここ2年はコロナ禍で中止されていましたが、今年は3年ぶりに開催となりました。

2日間行われる花火のうち、観覧したのは2日目の「春の章 世界の花火 日本の花火」です。前日は雨でしたが、当日は晴れて花火日和となりました。ただし、ゴールデンウイークの大曲は夜になると気温が一桁℃まで下がる観覧には厳しい条件です。
冬並みの装備で臨みました。

今回の春花火は「日本煙火芸術協会の60周年記念事業花火」となっており、江戸時代からの伝統的な花火から、最新技術を使って様々な色、形、そして音楽との調和などを組み合わせた技巧に富んだものまで花火の歴史も見ることもできました。








大曲の花火は本当に芸術性が高いものが打ち上げられます。
久々の花火を十分に堪能することができました。

今年は全国の他の花火大会も3年ぶりの開催を予定しているので、このままコロナが落ち着いて、夏にも花火大会を楽しむことができるよう祈っています。


Posted at 2022/05/05 21:18:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行 | 旅行/地域

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オーラ(FSNE13)に乗り換えました。 片道100㎞超の長距離通勤を敢行中。 ハイオク仕様の2Lターボ4WDから、エコと走りが両立できそうなこの車を選...
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