ヤマノカミのブログ一覧

北大キャンパスは紅葉が見頃♪

風が冷たいです。

仙台空港もほぼ全面復旧。周辺の景色意外は施設に震災の影響を思わせるものは無いですね。

周辺の民間駐車場も順次再開しています。

天気予報もイマイチだったので、まったりと過ごした休日。

先日届いたっきり、放置状態になっていた「県民健康管理調査」を記入した。

震災・原発事故が発生した３．１１から７．１１までの行動記録を記入するものです。

特に線量が高かったと思われる３．１１～３．２５の間は時刻ごとに屋内、屋外、移動など行動を記入せねばならず、かなり煩雑です。

何せ７ヶ月も前の事なので記憶があいまいですが、手帳と夫婦２人の記憶をたどって大まかに記入しました。

３．２６以降は時期ごとに行動を数パターンに分けて記載し、特にパターンから外れた日は別枠で時刻ごとの記載をする事になっています。
これも単純にパターン化するのは現実的ではないですが、職場、屋外などの時間が平均的なものになるよう数パターンに分類して、記入しました。

「健康管理調査」て事で、個人ごとに外部被曝量を計算した結果をバックしてくれるそうですが、それをもって健康管理にはならないでしょうね。まぁ、自分の被曝量が判る事で安心するか不安になるか、いずれにしても低線量被曝では現時点で影響は不明ですから・・・。

そう考えると、「健康管理」名目であって、低線量の被曝をした集団（福島県民）に将来どのような影響が出るのかを統計的に調査するのが大きな目的なのでしょうね。

松川浦大橋周辺の岸壁がサケを狙う釣り人で賑わっています。
本格的なサケの来遊シーズンとなり、今月中旬になって天気の良い日には平日でも５０人以上の釣り人の姿か見られます。

本来、産卵のために河川に遡上したサケは法律で採補が禁止されており、また、海岸も主要な河川の河口周辺はサケ等の保護を目的とした禁漁区に指定されているのでサケを釣ることはできません。

しかし松川浦大橋周辺は法的には海面扱いとなっており、禁漁区も設定されていないことから特別な許可なしに一般人がサケを釣ることができる県内（隣県）でも数少ないポイントになっています。

今年は震災・原発事故の影響で、福島沖の海での漁業が行われておらず、また岩手県や宮城県の海でも漁船や定置網の被害などのため本格的な漁業が行われていないことから、例年以上にサケが回帰していると思われます。松川浦でも多い人で１日15～16尾も釣り上げるそうです。

水産物で懸念される放射性物質もサケの場合は北洋から回帰して、産卵間近になると餌もあまり食べなくなることから汚染の心配は少ないと思われます。海や川のサケが数回検査されていますが、これまでのところ放射性物質は検出されていません。そのあたりもこの賑わいを後押ししているのではないでしょうか。

震災から７ヶ月あまり。
今日９月１４日は「鉄道の日」だそうですが、福島県浜通りの鉄道事情はと言うと・・・

巨大津波と原発事故の影響で常磐線は広野以北で不通のまま。


ワタシが住む相馬市は線路への被害は比較的小さいと思われますが、震災以後一度も電車が走っていない線路は雑草に覆われる寂しい状況です。

原発事故の緊急時避難準備区域が先日解除されたのに伴い、相馬～原ノ町間の折り返し運転が検討されているようですが、具体的な計画は示されていません。

そして、原ノ町以南は警戒区域にあたり、近いところではF1原発から僅か数kmのところを通過することから、今後もかなり長期にわたって再開は望めないでしょう。

一方、新地町と宮城県亘理町の間は線路が津波により大きな被害を受けており、場所によっては線路・枕木がもろとも流出してしまい、今ではどこが線路だったのか判らないような場所もあります。現に新地町内では線路だった場所が復旧作業用の道路として使用されている区間もあります。路線の内陸への移転も検討されているようですが、これも実現はいつになる事やら？？









そんな訳で、東京へも仙台へも繋がっていない常磐線。
代行バスも運行していますが、やはり利便性は悪そうです。
公共交通網的にはは、まさに陸の孤島と化した状態が続いています。