
先日の、余り物で作った、バイク用のLEDテール&ストップランプ。
既製の基板で作ったので、便利で何てことなく出来上がりましたが。
ただ、この基板。便利は便利だけれど、一抹の不安が。
LEDの電流制限が、抵抗なんですよね。でもそれはまあ、市販品でも普通なので、特に大きな問題ではありませんが。その接続方法が、抵抗一個で全ての電流制限を受け持たせているんですよね。
これは、抵抗にかかる電力が大きくなるのでその分大型の抵抗を使わねばならないものの、使う抵抗が一個で済むと言う利点があります。(今回はテール&ストップなので、それぞれに一個、計二個。) しかし欠点は、LEDが一個でも死ぬと、他に影響が大きいこと。
何らかの理由、例えばLEDのばらつきにより、過電流がかかるなんてのがよくあるパターンですが。で、LEDが一個死んで、その列が通電しなくなったりした場合、そこが使うはずだった電流が、他のLEDに流れます。この基板の場合はLED三個×四列なので、一個死ぬとその列の三個は丸ごと点かなくなり、その分の電流が他の列にいきます。つまり他の三列には、それぞれそれまでの4/3倍の電流が流れます。大体1.3倍?
これが元で他の列も死ぬと、次は二倍。さらに一列死ぬと、残った一列には最初の四倍の電気が。
こうなれば、まともに使えるはずもありません。つまり最悪、LED一個死亡で全滅の可能性が。私が後付けしたナンバー用白LEDだけは、電源だけ一緒で別回路なので、普通に点灯しているはずですが。
せめて格子状接続だけでもしてあれば、もう少しマシなはずなんですが。あの基板のレイアウトだと、難しいのかな?
一般的な市販品の回路って、どうなってるんだろう? 見た感じ抵抗だけで制限しているのが多いような気がしますが、最低限格子状になっているんだろうか? この基板見て不安になってきた。
Posted at 2009/06/04 10:35:46 |
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バイク | 日記