ポルシェ９６２Ｃ

秘密基地にて

ポルシェは速い、という世界共通の「記号」を不動のものにしたのが、ここにあるグループＣカー、通称ロスマンズポルシェ「ＰＯＲＳＣＨＥ９５６／９６２」です。

１９８２年にグループＣが生まれると、その初年に開催されたルマン２４時間で表彰台全てをロスマンズポルシェが独占。ワンツースリーフィニッシュを達成します。
最終ラップ、３台のロスマンズポルシェが悠然と疾走する姿が世界に配信されました。
それは同時にポルシェ・ロスマンズという、鉄板のコンビネーションが新時代のモーターレーシングの覇者である，と宣言した瞬間でした。

ここに展示しているのは、後期モデルのロスマンズポルシェ９６２Ｃ。
１９８６年のルマン２４時間でＤｅｒｅｋ Ｂｅｌｌ／Ｓｔｕｃｋ／Ａｌｈｏｌｂｅｒｔ組が駆った１号車と同型のモデルです。

現在もヒストリックイベントなどでレーシングスピードを披露することができる、日本に現存する極めて貴重な一台。

ＤＵＮＬＯＰは１９７７年から１９８７年の間に９回ルマンを制したポルシェ全てにタイヤを供給。そのタフネスとパフォーマンスで、グループＣ時代圧倒しました。
（東京オートサロン２０１１ダンロップブースに展示時の説明書きより）

ＳＣＨＵＰＰＡＮ ＰＯＲＳＣＨＥ ９６２ＬＭ
ＶＳ９６２ＬＭ ０２ Ｒｏｔｈｍａｎｓ Ｃｏｌｅｒ

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