杉浦橋
投稿日 : 2015年08月14日
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既出のフォトギャラ、高木橋は福井市内を南北に走る県道30号線がJR北陸線を跨ぐ処です。
その高木橋の下に、こんなのを見つけました。
どう見てもトンネル、橋とは思えないんですが・・・
画像は一瞬、このトンネルをアネシスがくぐり抜けて来たかの様に見えますが、絶対に通れません(笑
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トンネル?の向こうに線路が見えるかと思います。
歩いて向こう側へ行って見たい衝動に駆られますが、やっぱり勇気がない(笑
この上は、前述の様にJRを跨ぐ県道ですから往来も激しいですし、少し北側には踏切を挟んで市街地を東西に結ぶ抜け道も有ります。
そして、この付近はかつての僕の通勤コースでしたし 初恋の人の家の直ぐ近くでもあるんですが・・・
もしトンネルを抜けたら
(異空間だったらどうしよう!)
と、いい歳こいたオッサンがガキの様な妄想に耽ってしまうのです(爆
アーチ状の開口部の左右に銘板を見つけてしまいました。
しかし、
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『杉浦橋』
え?橋!?これが橋???
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『昭和九年三月竣工』
!!何ぃ??
前フォトギャラでも書いたように、上を走る高木橋北詰の銘板も昭和九年三月となっていましたし(反対側は昭和三十六年・謎)、此処から少し南下した「三反田橋」(既出)も、昭和九年竣工でした。
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地図を拡大して書き込みました。
杉浦橋の処は、やはり高木橋をくぐるトンネルの様に描かれています。
そして、東西に走る用水を旧北陸道が七軒橋で渡っています。
旧国鉄の北陸本線は
『1897年(明治30年)9月20日:福井駅 - 小松駅間 延伸開業』
そして昭和36年9月28日に
『福井-森田間 複線化』
とされています。
ちなみに此処は「福井駅-森田駅」の間です。
高木橋が旧国鉄・北陸本線の複線化の為に、拡幅されたのではないかと言う推測も成り立ちそうです。
とすれば昭和九年に既に鉄道を跨ぐ橋が存在したのか!?
戦前、殆ど自動車など走ってなかった筈ですが。
そして昭和九年に出来た杉浦橋は、いったい何を渡ったんだろう?
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高木橋へ登る階段から。
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反対側へ行きたい!!
七軒橋を渡って高木橋をくぐり、杉浦橋西側へ。
畑を歩いて行けば・・・
無理(泣
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地図で示した「行止まり」の場所をグーグルマップで。
個人の敷地
入り口に門が有るのになんでわざわざ「行止まり」と表示するんだろ?
右側フェンスの処は「ろう学校」です。
古地図が欲しい1ベイカー11です。
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