「ぶちいなげなクルマがおりますわい。」
10月某日
みなさん、ご機嫌いかがですか?
わたくしは四本和彦です。今回、わたくしのクルマがリコールになりまして、ディーラーでヒューズボックスの中の具を交換してまいりました。
その待ち時間に、新型インプレッサの試乗を致しました。
なんでも、スバルのオタクの雑誌の見出しに「新型インプレッサに乗らずしてスバルは語れない。」なんて偉そうな事を書いていたので、それじゃあ見せてもらおうじゃないの、富士重工の新しいインプレッサの性能ってやつをって事で試して参りました。
スバルDBA-GT6 インプレッサスポーツ2.0i-sアイサイト AWD
全長・全幅・全高・ホイールベース(mm) 4460・1775・1480・2670
車両重量(kg) 1400 サスペンション形式(前/後) ストラット/ダブルウィッシュボーン
駆動方式 四輪駆動
トランスミッション CVT
タイヤサイズ 225/40-18
エンジン形式 FB20 水平対向4気筒 1995ccDOHC16バルブ
燃費 JC08モード 15.8km/l
【運転席の印象】
まず、横幅がたいへん広い事。全幅が1800mm近くあるものですから室内空間はたっぷりとしております。後部座席も余裕がありまして大人4人がしっかり乗れそうです。
ハンドルは何やら植木鉢をひっくり返したようなのを中心にボタンがたくさんついてます。わたくしはこのようなゴチャゴチャしたデザインを基本的に好みません。
ドライバーの視界・視線を重んじる富士重工にしては、お粗末ですね。
こんな小さいボタン、お年寄りや初心者は使いこなせませんよ。真ん中にあるインフォメーションディスプレイをもっと大きくしてレクサスやマツダみたいにセンターコンソールに走行状況を一括操作できるダイヤルをつけた方がよっぽど親切ですよ。
装備に関しては現代のクルマに必要なものは全てついているといった印象です。
頭上空間は185cmのわたくしがアップライトなポジションを取りまして天井と頭の空間は拳1つ半以上が入ります。
シートは少々固くて大き目。座面と背面が真っ平でして80kgあるわたくしが座っても沈み込みません。もしかしたら日本の小柄で細い女性が長時間運転すれば体に合わずくたびれてしまうでしょう。
【乗り味】
サスペンションの味付けは適度に締まった、したたかなものでして全般的に西ドイツの高性能車という印象の乗り味です。
4輪駆動なので直進安定性が高くどっしりとした印象ですが、すこし後ろ脚がバタバタ・フワフワするのが気になります。
もう一つ気になるのが低重心を売りにした富士重工のエンジンと4輪駆動システムなんですが、やや腰高な印象がいたします。
要因は2つございまして・・・。
一つ目は新しい車両の屋台骨・・・、プラットホームのフロア剛性・・・、床板の立て付けがいいもんですから位置の高い硬い板の上にシートを置いて運転してる感じがします。
二つ目は安全性のためにボンネットの位置が高くそれを見下ろすような視界による事も関係しているでしょう。
【エンジン・操作系】
2リッターのエンジンは低速から十分なトルクが出ており、静粛性の高い車内では、風切り音やタイヤノイズよりエンジン音が少々目立ちます。
2つあるエンジンモードのI(低燃費)モードでは1000~2000rpmあたりで粛々と走ります。S(スポーツ)モードではちょっとアクセルを踏み込めば4000rpmでCVTが疑似シフトアップ。威勢よく走ろうと思えばレッドゾーンギリギリで疑似シフトアップしてくれます。
まぁ、1.4tもあるもんですからさほど動力性能は高くありませんがデイリーユースには必要十分です。
ハンドルの舵取りなんですが、かつての5ナンバーベースのスバル車はゴム紐のゆるんだトランクスみたいに節度感がなかったんですが、それがブリーフになったみたいに適度な重さで自然な舵取りが出来ます。
ペダルの立て付けも良くなりましたねぇ~。ブレーキも古いスバル車に比べ静かに力強く、思ったように効きますね。
【デザイン・ラゲッジ】
まぁ、西の東洋工業のアクセラやボルボのV40に比べて野暮ったいですが、先代のゴリラが鼻を膨らましたようなグリルがスッキリしたのはいいじゃないですか。
富士重工のデザインは昔から田舎っぽい武骨なデザインですのでインプレッサを種にしたSUVのXVやフォレスターの方がよりスバルらしいしカッコよく仕上がるんじゃないでしょうかね。その時は、富士重工はドイツ味がお好きなんだから欧州仕様のディーゼルエンジンを積んでくださいよ。
荷室なんですが、新型インプレッサは三代目インプレッサ(GRB)の競技の種のスペックCのようにスペアタイアをやめてパンク修理剤を積んでおります。そのせいでトランクスペースの床が低くなってリアシート背面を倒して荷室を作る際に段差ができます。この段差じゃ車中泊の時に寝にくいし大型犬のケージを置いたら傾いて中のお犬様が車酔いしてしまいますよ。
それと、この車を種にWRXやBRZを作るならぜひ、後ろ脚のショックアブソーバーをもっと容量のあるものに作り直してしてくださいよ。マニアの乗る車なんだから荷室に少々、突起があったっていいじゃないですか。富士重工の技術者は好き物が多いんだから簡単にできるでしょ?開発目標のゴルフのGTIや仇のランサーエボリューションはそこんところしっかりやってますよ。
といったわけでございまして、全体的に燃費の数字は諦めて現代風によくまとまった乗る人の安全と快適性、奇をてらわないまじめな造りのクルマでした。
野中「四本さん、この車を一言でいうと、どういうクルマでしょうか?」
四本「男性を紹介された女性の決まり文句、」
「いい人だね。」
野中さんも言ったことあるでしょ?ブツブツ・・・・・。
さてみなさん、
10月30日(日)は、
いつもの所に愛車(N700A)で向井千秋。
リスナーのみりんださんと合流。←当日は上記のメガネを着用してましたw
んで、南港の痛コス見学に行きました。
例年に比べて参加車が少なかったです。
南港を後にした我々は、
あ~
おいしいヨキソバが、
食べたいんじゃ~って事で、
九条のチングにチェックイン。
豚油かす焼きそば大のロールを二人でシェア。
んで、
今だラ!サ!!の推しメンが決まらない みりさんは喜子(左)の性格のルビィ(右)の見た目の、理亜ちゃんが覚醒するとかイミワカンナイ事言ってましたw
「この子たちバカぁ?」
みりさんには、たくさんのお土産をいただいて帰路に着きました。
「みりさん、お疲れさまでした。」