失明。

現在、この仔の目は、見えてないとのことです。

お正月明けあたりに気付きました。
なんか、、、
黒目が大きい？？
焦点があってない？？？
と思い、もしかして、、、、、
と、
すぐさま、
かかりつけの獣医に診ていただいたところ、
確定でした。

自分と置き換えて考えてしまい、かなり絶望しました。
バイトなんかやめて、
ずっとこの仔のそばにいよう。。
とか。。ね。
もう、自分のことばっか考えてる場合じゃない！
とか。
ものすごーい、どよんとしました。。

でも、
当のご本人ならぬ、ご本にゃん、
全然困ってる様子がない。

何かにぶつかることもなく、
物と物の細い隙間も悠々と通っていく。
ソファーの上からも、
とんっ　　と降りていく。
誘導なんかしなくても、
これまでどおり、
ご飯の器のところも、トイレも
フツーに行ける。

言われなければ、全く分からないという暮らしぶり。
猫ってすごい。

この仔が、
フツーなんだから、
私もフツーにしなくては、と気を取り直し、
今は、たまに見えてないことを忘れてしまうほど。

ただ、
たまに何もないところでよろけている。
平衡感覚がないんだろうなと感じる。
フツーだけど、
確実に見えてないのだなと。。





この春で満18歳。

私が帰ると、
見えないはずの目で
真っ直ぐこっちを見てくる。
にゃんにゃん鳴いてすりよってくる。

甘えられない仔だったのに、
見えなくなったら、甘えるようになってくれた。
自分が見えてないだけで、みんな見てるんだけど、それがわからないのだろうと思う。

いくつになっても、
見えてなくても、
可愛いと思う気持ちはずっとそのまま。

原因を調べるには、
かなりいろんな検査があるということだけど、原因が分かっても、見えるようにはおそらくならない。

なら、
この仔の負担になるだけの、検査は必要ない。

あとどのぐらい一緒に居られるのか。
毎朝、初めてこの仔に会うと、
今日も元気そうでよかった、と思う。

なんだか、
このことを言わずに、にゃんこネタをアップするのも、と
告白してみました。。

この仔は、
大丈夫らしい。。




たまに、
ご飯前ににゃんこ同士ぶつかる。

シャーとか言って、
怒ってます。。
説明したいけど、
分からないだろうしね。。。

こんなに
同じ猫と長い年数暮らしたことがない。

いつかくる別れが
ほんとに怖い。。。

ではでは。。