明治生命館(丸の内) 2024/1/8

皆様いつもご覧頂きありがとうございます(○･v･)



東京メトロ千代田線の二重橋前駅出口を上がると
皇居の正面の位置に重厚な建築様式の明治生命館が現れます！




クルマで行くと日比谷通りの馬場先門交差点になります！


馬場先門の名前は３代将軍家光が寛永１２年に、
朝鮮人の曲馬を門内の馬場で見たことから朝鮮馬場と呼ばれ、それがいつのまにか馬場先と呼ばれるようになった為といわれています(･∀･)/　


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明治生命館の竣工は1934（昭和9）年になります。
設計、建設に至るすべてを日本人が担った最新鋭の
近代ビルでした！


以前ご紹介させて頂いた三井本館に負けず劣らない外観です！

https://minkara.carview.co.jp/userid/1845399/car/3513806/5200906/photo.aspx


古典主義様式の同じオフィスビルの最高峰と言われていて
高く評価され、1997年(平成9)に昭和期の建造物としては
初めて国の重要文化財に指定されました。


意匠設計は東京美術学校（現 東京藝術大学）教授であった岡田信一郎(1883〜1932)になります(○･v･)



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竣工の5年後。1939年に第二次世界大戦が勃発します。
東京も大空襲により焼野原となりましたが、丸の内周辺は空爆を免れました。

そして明治生命館は終戦後、アメリカ極東空軍司令部（FEAF）として使用するため1956（昭和31）年までGHQ（連合国軍最高司令官総司令部）に接収されることとなりました。


ちなみに…
館内2階は無料で見学ができます(･∀･)/　


そこにある会議室には30人ほどが着席できそうな大きなテーブルが据えられています。

この部屋こそが、終戦後FEAFとしての接収期間中
米・英・中・ソの4か国代表による対日理事会の会場となった歴史的な部屋なのです(○･v･)

連合国軍最高司令官マッカーサーもこの部屋には何度も足を運んだといいます。


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ところで、丸の内のビル群は見た目が独特です(･∀･)/　


空中権という言葉を聞いたことはありますでしょうか？


丸の内界隈の多数のビルがおよそ30mほどの低層ビルの上に
融合するように超高層ビルが伸びています。

昭和戦前のビルは最高でも8階、31メートル高までに制限されていました！

しかし近年は都市計画特区に指定されることで
丸の内でも超高層建築が建てられるようになっています。

つまり歴史的建築物を保存することにより、
本来建てることができる空中容積分を隣接するエリアなどに移転することが可能となりました。

建物の耐震補強などの費用も捻出できるようになったことで
歴史的建物の保存と超高層化が進んだのです(○･v･)

明治生命館も隣接する土地に、丸の内マイプラザという
30階建てのオフィスビルを建設したことで保存が可能となったのです！

丸の内ではこの空中権手法で、東京駅赤レンガ駅舎、東京中央郵便局、日本工業俱楽部会館、明治生命館などが保存されている他、丸ビル、新丸ビルなども低層と高層ビルの融合を意識した作りになっています＼(^o^)／

https://minkara.carview.co.jp/userid/1845399/car/3513806/5197674/photo.aspx

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本日も長文に最後までお付き合い頂きまして
ありがとうございました━━ヽ(*´∀`*)ﾉ━━☆

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