純正配線を活かすための変換ハーネス製作〜

RZグレードは、8スピーカーでこんなアンプがトランクに設置されており、この配線がなかなかカオスです。

フロントとリアの2系統出力のナビが前提で、そのままフロント出力でツイーター、スコーカー、ドアスピーカーの3つを鳴らすと合成インピーダンスが下がりすぎてナビ内蔵アンプに過大な負荷が掛かります。
そこで、フロント出力のおこぼれをこのアンプである程度高いインピーダンスで受けてドライブし直すことで、ナビ内蔵アンプの負荷が下がりすぎないようにしているものと思われます。

接続されているコネクタです。
信号線は以下の雰囲気でした。

■大きい方のコネクタ
ナビのフロント出力から(右左で計4本)
ドアスピーカーへ(左右で計4本)
ナビからのアンプのリモート制御(1本)
■小さい方のコネクタ
12V(バッテリー)
GND

調べたピン配置を絵にしてどうするか検討します。

今回の作業の目的は、以下の通りです。

- トランク設置予定のDSPのドアスピーカー出力を純正配線を利用してドアスピーカーに繋ぐ。
- ナビのリモート信号を取り出す。(うまく行けばナビ裏からわざわざ引き回す必要がありません。)

ピンは細いマイナスドライバーを突っ込んで、樹脂の爪を起こして抜きます。

完成です。

■大きいコネクタ
アンプ内蔵DSPからのドアスピーカー出力を繋ぎます。また、ナビからのリモート信号を取り出し、DSPへ繋ぐ予定です。

■小さいコネクタ
オーディオテクニカのUSB DAC用の電源にします。エーモンのリレーを挟んでON/OFF出来るようにします。